絶対可憐チルドレン(絶チル)のネタバレ解説・考察まとめ

『絶対可憐チルドレン』とは2005年より椎名高志が『週刊少年サンデー』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。超能力者が年々増え続けている現代世界を舞台に、政府の特務機関に所属し、最強の超能力を持つ3人の少女達ザ・チルドレンと、指揮官で普通人の天才ある皆本が様々な事件や災害から人々を守るサイキックアクション漫画である。物語にはチルドレン達の小学生編、中学生編、高校生編があり、チルドレンの成長や皆本とのラブコメディーも展開された。2021年まで連載は続き、根強い人気を有している。

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蕾見不二子(つぼみ ふじこ)

CV:ゆかな

バベル本部の最新部で長年眠っていた美女。複合能力者で高超度の念動、瞬間移動、接触感応能力を持つ。その能力はバベルメンバーの中で最強の部類に入り、兵部とも互角に戦っていた。
元々は日本帝国陸軍超能特務部隊に所属しており、兵部の姉的な存在であった。大戦終結後、陸軍上層部に命を狙われるものの、生き延びる。そして超能力者の居場所を作る為にバベル創設に尽力した。その際、普通人を排除しようとする兵部と対立し、袂を分つ。バベル創設後は管理官として、影の支配者的立ち位置になる。能力で若者の体細胞をトレースし、無理矢理若さを保っていた。その為、齢83歳を超えても若い女性の姿で活動している。それでも肉体的に限界を迎えつつあり、普段はバベル最深部にて眠りに就いていた。兵部の脱獄やブラックファントムの出現に伴い、目覚めて活動を再開した。現在の兵部とは敵対しているものの、内心では以前の様に彼の事を弟として大切に思っている。
キス魔であり、若い人を見つけると誰彼構わずキスしてしまう。実はこの時に若い細胞をトレースしており、彼女にとっては重要な行為であった。
性格はかなり我儘であり、バベルの幹部達は手を焼いていた。陸軍超能特務部隊時代の兵部も、彼女の我儘に振り回されている。

桐壺帝三(きりつぼ たいぞう)

CV:小杉十郎太

バベルの局長を務める中年男性。初登場時53歳。普通人でありながら、超能力者への偏見の無い良識者。だがチルドレンに対して度を超えた過保護な一面を持つ。何かとチルドレンの為に、国家予算や特務部隊を無駄遣いする為、周囲は呆れていた。それでも超能力者を兵器として運用したがる政府の圧力に耐えていたり、超能力者を差別する法案に反対したりと、実務面ではそれなりに活躍している。

尚、若い頃はかなりの美形であった。

柏木朧(かしわぎ おぼろ)

CV:浅野真澄

局長秘書官を務める一尉の美女。かなりの美貌と美しい肉体を持つ普通人。主に桐壺の暴走を抑える役割をこなす。また怪力の持ち主でもあり、巨漢を抑え込める。事務方としても非常に優秀であるものの、上司の桐壺の奇行に頭を悩ませていた。

チルドレンの良き理解者であり、信頼されていた。皆本が不在時には、チルドレンの面倒を見る事もあった。

ブラックファントム壊滅後、蕾見の後釜としてバベル内で頭角を表し始める。

三橋姫子(みはし ひめこ)

バベル予知課所属、超度4の予知能力者。新たに弱い精神感応能力が覚醒し、複合能力者となる。だがその影響で予知システムにエラーを生じさせてしまった為、二軍落ちしてしまう。そこへ偶然兵部と接触し、彼の干渉がきっかけで能力が上昇し力のコントロールを身に付けた。以降は一軍に復帰し、再びエースとして活躍する。

常磐奈津子(ときわ なつこ)

CV:中尾衣里

バベルのトップエスパーチームの1つ「ザ・ダブルフェイス」に所属する若い女性。超度5の透視能力をベースとした複合能力者で、初登場時は20歳である。遠隔透視能力もあり、遠方の異変を察知する事もできる。

主にバベルの受付嬢として働きつつ、バベルへの侵入者を能力で透視して防いでいる。内務的役割を担うものの、状況によっては他チームの援護に現場へ出動していた。

野分ほたる(のわき ほたる)

CV:佐藤利奈

バベルのトップエスパーチームの1つ「ザ・ダブルフェイス」に所属する若い女性。超度5の精神感応能力者で、初登場時は20歳である。遠隔透視能力もあり、遠方の異変を察知する事もできる。

主にバベルの受付嬢として働きつつ、バベルへの侵入者を能力で透視して防いでいる。内務的役割を担うものの、状況によっては他チームの援護に現場へ出動していた。

谷崎一郎(たにざき いちろう)

CV:家中宏

ワイルド・キャットことナオミの担当現場運用主任を務めている中年男性。階級は一尉で初登場時36歳。ヘビースモーカーであり、自称、外見はダンディな普通人の美中年。
ナオミが12歳の時、その能力を見出して教育する。彼の育成手腕は確かなもので、ナオミは順調に超度を上げていった。だが谷崎は裏で、彼女を理想の女性に育て上げ、花嫁にしようと画策していた。最終的にナオミに激しく拒絶された事により計画は失敗する。だがその後も諦める事なく、彼女へアプローチを仕掛け、その度に手酷く殴られて失敗していた。

変態的な一面を持つものの、その育成能力が認められ、後にリトル・マイスの育成を任される。またナオミに対しては変態的な一面を持つものの、エスパーと普通人の共存を強く望む良識者。

梅枝ナオミ(うめがえ ナオミ)

CV:藤村歩

バベルの特命エスパーで、コードネーム「ワイルド・キャット」を持つ少女。超度6の念動能力者であり、単独で任務をこなす。緑色のリボンやベレー帽が特徴的な可憐な少女。初登場時は16歳でバベルに縁がある二条女子高等学校に通学していた。中学生編では大学に進学する。

幼少期より担当指揮官の谷崎に育てられてきた。登場初期は心優しく、可憐でやや天然ボケの性格であった。また当初のコードネームは「キティ・キャット」である。スランプ気味だった所チルドレンとの交流により、谷崎への拒絶心を自覚する。以降は吹っ切れて、セクハラ紛いの言動をする谷崎に対して容赦無い鉄拳制裁を浴びせる様になった。若干二重人格気味になり、ワイルドな一面を見せる様になった事から「ワイルド・キャット」のコードネームを貰う。

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