絶対可憐チルドレン

絶対可憐チルドレン

『絶対可憐チルドレン』とは、椎名高志による日本の漫画作品。略して「絶チル」と呼ばれている。週刊少年サンデーにて2004年から2021年にわたって連載された。単行本は全63巻ある。本編は小学生編、中学生編、高校生編からなる。中学生編終了した際、1度休載してから高校生編が始まった。また、単行本の累計発行部数はは600万部を突破している。
物語は、エスパーである明石薫、野上葵、三宮志穂が、日本の特務機関「B.A.B.E.L(バベル)」に属し、チーム「ザ・チルドレン」を指揮する皆本光一とともに難題を解決していく内容である。彼らに敵対するものとして、兵部京介が率いる犯罪組織「P.A.N.D.R.A(パンドラ)」がいる。パンドラは超能力を悪用し事件を起こし、超能力のない人達との戦争を起こそうとしている。また、パンドラと対峙するものとして「黒い幽霊(ブラックファントム)」がいる。ブラックファントムは、エスパーを支配し利用しようとしている普通の人による武装組織である。
彼女らの超能力は、明石薫が念能力者(サイコキノ)、野上葵が瞬間移動能力者(テレポーター)、三宮志穂が接触感応能力者(サイコメトラー)である。

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絶対可憐チルドレンのレビュー・評価・感想

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絶対可憐チルドレンとは念動能力者の明石薫、瞬間移動能力者の野上葵、接触感応能力者の三宮志穂の3人で構成されるチームのザ・チルドレンとその指揮官・皆本光一がメインの漫画です。
3人は数字が大きくなるほど強くなり、7段階ある能力超度のレベル7です。
明石薫は手を使わずにものを動かしたり、自身を含む人を移動させることが出来る能力です。
予知により20歳頃に破壊の女王「クイーン・オブ・カタストロフィー」と呼ばれる超能力者達の王に君臨する事になります。
そしてB.A.B.E.L.と呼ばれる政府機関に所属していましたが、パンドラに籍を入れました。
野上葵は光速の女神「ライトスピード・ゴッデス」とよばれて、薫を志穂と共に支えています。
三宮志穂は禁断の女帝「アンタッチャブル・エンプレス」と呼ばれて、葵と主に薫を支えています。
指揮官の皆本光一は幼少期は高知能だった為に、コメリカの特別教育プログラムへ進学しました。研究員としてB.A.B.E.L.に入局しましたが、幼少期の特別待遇のつらさや寂しさを感じる子供たちの良き理解者となるとザ・チルドレンの指揮官に選ばれました。
小学生の時に3人と皆本は出会い、成長していくうちに薫は皆本に対し恋心を抱くのでした。
少しもどかしいですが、薫の一途な想いを応援したくもなる作品です。

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わがまま、最強エスパー少女たち世界の命運その手の中に

超能力支援研究所B.A.B.E.L.(バベル)のチーム「ザ・チルドレン」では、人の話を聞かず力で言うことを聞かせるなど、わがまま放題の問題児(まだ10歳の女の子たち)が働いています。
超能力が存在する地球で、明石薫は世界一のレベル7の力を持つサイコキネシス(念動力者)、野上葵はテレポーター(瞬間移動能力者)、三宮紫穂はサイコメトリー(接触感応能力者)です。
B.A.B.E.L.指揮官の天才皆本光一に出会い、変わっていく彼女たちが、「エスパーとノーマルとの戦争を将来主導する」と予知されます。皆本が、「わがまま放題の彼女たちを導き、世界を平和にできるのか」という物語です。
「ザ・チルドレン」と皆本の関係が世界を左右するところが見所です。
未来の世界で「破壊の女王」と呼ばれた明石薫は、エスパーとノーマルの中心人物になります。
「最悪で覆せない」と言われている未来を変えるためには、皆本との信頼が鍵になるのですが、彼女たちが強力過ぎるため、周囲から恐れられ学校にも行けず、わがままになりました。
任務や私生活を通し、変わっていった彼女たちと皆本との信頼が構築されながら、エスパーとノーマルや愛されなかったエスパー、エスパー同士の絆などを受け入れ考えました。
恐れられていた力を認められた彼女たちは、1人の男性として皆本を好きになりました。最悪の未来の予知に深く関わってくる、幼い恋心から変わる恋愛が必見です。