進め!電波少年のネタバレ解説・考察まとめ

『進め!電波少年』とは、1992年から1998年まで日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組である。出演者はMCの松村邦洋と松本明子の2人。スタジオではセットを組まず、クロマキー合成を用い、出演者の顔が横に伸びるなどの斬新な手法がとられた。番組内容は無名タレントを起用した体験取材で構成されている。主なものは、日本や海外の政治家や著名人などにアポなしで突撃する、「アポなしロケ」や、海外を貧乏旅行する「ヒッチハイク」などである。斬新な内容から高視聴率もたびたび獲得した、伝説のバラエティ番組である。

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鮫肌文殊(さめはだもんじゅ)

鮫肌文殊(さめはだもんじゅ)

構成。

おちまさと

おちまさと

構成。

『進め!電波少年』の企画

松村邦洋の本名を変えたい!

OA画面

1992年に開催されたバルセロナオリンピックにちなんで、松村邦洋の本名を「松村バルセロナ」に改名する企画。
松村の実家に行き、改名したいと父親に確認したところ、了承された。改名を家庭裁判所に申請したが、許可が下りなかった。

イラン人AD募集

OA画面

イラン人が仕事がなく上野で違法テレホンカードを売っていたので、ADの仕事を提供しようという企画。
1人がADとして採用された。

ジャイアント馬場さんに番組の感想を聞きたい!

G馬場(ジャイアントばば)

MCの2人がG馬場に番組の感想を聞きたいので、電話でG馬場に電話で感想を言ってもらう企画。
放送中に次々と電話がかかってきたが、G馬場からではなく、全員視聴者によるニセモノのG馬場であった。

抗議の電話を受けたい!

『進め!電波少年』にかかってきた抗議の電話に、松村が直接謝罪に行く企画。
『進め!電波少年』は内容が過激なことから、抗議の電話がひんぱんにかかってきていた。スタッフは抗議の電話をしてきた人に、念のためといって住所と名前を聞き出す。この住所あてに松村が行き、抗議をした人に直接土下座をして謝罪をした。松村の土下座での謝罪の状況を放送することになった。この放送後、『進め!電波少年』に抗議をすると松村が謝罪に来てしまうので『進め!電波少年』あての抗議の電話がなくなったといわれている。

48時間テレビ

1992年8月に行われた『24時間テレビ』に対抗して、電波少年が独自の「48時間テレビ」を行った。
結果として、翌年に行われた『24時間テレビ16「愛の歌声は地球を救う」』に松本と松村がチャリティーパーソナリティ(お手伝い)として参加することになった。

ゆくバウくるバウ!受験生108バウ

OA画面

受験生の合格祈願をこめて、葛西臨海公園で、大みそかに除夜の鐘とともに松村のギャグ「バウバウ」を受験生とともに叫ぶ企画。
会場の葛西臨海公園には受験生が1万人も集結。受験生たちは松村とともに合格を願い、除夜の鐘と同じ数だけ松村のギャグ、バウバウを108回叫んだ。会場にはお守り500、豚汁500杯、余興のカラオケ大会の機材が用意されていたが、スタッフの目論見よりも多くの受験生が集まったため、中止せざるを得なかった。

松本明子の『NHK紅白歌合戦』に出たい!

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@susulock0

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