スキップとローファーの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『スキップとローファー』とは、田舎から上京してきた少女・岩倉美津未の高校生活を描いた高松美咲による漫画作品。石川県の田舎町で育った岩倉美津未は、中学卒業を機に東京の進学校に入学する。入学してからの人生設計を完璧に持っていた美津未だが、入学初日に電車を間違えて早くも挫けそうになってしまう。美津未が様々なタイプのクラスメイトと出会い、共に過ごしていく様子を描いている。今を生きる高校生たちの等身大な姿が描かれており、友情や恋を通して成長していく中で生まれた名言が数多く登場する。
聡介はどの部活動に所属するか決めかねていた美津未から、「志摩くんは 選択にすごく迷ったときどうする?」と尋ねられる。聡介は「部活のこと?みつみちゃんそんなに悩んでるの?」と聞き返して少し考える素振りをみせた。そして、「迷うようなことは 結局大したことじゃなかったんだって思うようにしてるよ 譲れないほど大事なものって そんなにたくさんないでしょ」と返答する。聡介の冷めた目線で物事を見る部分が垣間見えたセリフである。
「大丈夫な時は ほっといたって大丈夫だし ダメな時は 何言ったってダメじゃん」
学校生活への取り組みの価値観が合わず、美津未と気まずくなってしまった聡介は友人の福永玖里寿(ふくながくりす)に心境を吐露する。悩んでいる聡介を見た玖里寿は、「でも聡介にしたら珍しくね?そのテのこと受け流すのなんてすげー得意でしょ」と聡介に言った。そして抱えている気持ちは本人に伝えた方が良いという旨のアドバイスを聡介にすると、聡介は「大丈夫な時は ほっといたって大丈夫だし ダメな時は 何言ったってダメじゃん」と呟く。突き放すような言い方をする聡介は、相手に本音をぶつけることを避けている。
「オレ 女の子とこんなふうにちゃんと友達になるの初めてかも」
聡介は学校をずる休みしたことが原因で真面目な美津未と気まずくなってしまう。その後、仲直りをするために互いに謝ると、聡介は笑いを堪えきれないのだった。その様子を見た美津未は「え!?なんかおかしかった!?」と反応する。すると聡介は「オレ 女の子とこんなふうにちゃんと友達になるの初めてかも」とはにかんだ。聡介は爽やかな容姿の持ち主であるため、女の子と関わっても友情ではなく恋愛感情を向けられてきたことが分かる。そのため、普通の友達のように喧嘩して仲直りすることができる美津未の存在は聡介にとって嬉しいのだ。
「オレも今日パンダなんだよ パンダ袖~」
美津未と動物園に行くことになった聡介は、待ち合わせのタイミングで美津未がパンダのヘアピンを付けているのを見つける。すると聡介は、「オレも今日パンダなんだよ パンダ袖~」と今日の服装を紹介した。美津未の影響を受けてほんわかした聡介の様子が見えた瞬間である。
「ためらいなくまっすぐ進んでいけるきみのほうが ずっとまぶしくて 遠いよ」
聡介に地元のお土産を渡した美津未は、これから待っている文化祭が楽しみなことを聡介に語る。ひとしきりわくわくした気持ちを話した後、美津未は「でもこんなにはしゃいじゃ 学級代表としての威厳が損なわれるよね 志摩くんみたいな大人の余裕を持たないと」と聡介に言う。それを受けた聡介は「買いかぶりすぎだよ」と笑い、「ためらいなくまっすぐ進んでいけるきみのほうが ずっとまぶしくて 遠いよ」と心の中で呟いた。聡介はありのままで生きる美津未にうらやましさを抱いている。
「楽しいというより 母さんが喜ぶからやってた」
文化祭の出し物で演劇をすることになった聡介。聡介はその劇でクラスメイトたちに推薦され、主役を演じることになる。その後聡介は美津未から過去に演劇をやっていた理由を聞かれ、「楽しいというより 母さんが喜ぶからやってた」と答えた。聡介は幼少期から大人の顔色を伺って生きてきたことが分かる。
「極端な話 好きな食べ物とかもポンと思い浮かばないんだよな オレ 周りが望んでることならわかるのに」
文化祭の劇を演じることも最後となった聡介たち。一同で円陣を組み、「最後だよ 気合い入れてがんばろーっ」と言い合う。そこで聡介は舞台上で考え込み、「極端な話 好きな食べ物とかもポンと思い浮かばないんだよな オレ 周りが望んでることならわかるのに」と心の中で呟く。聡介は自分を演じることで、本当の自分が分からなくなってしまっている。
「付き合ってみる?」
聡介への好意を自覚した美津未は、ついに「私は志摩くんのそういうとこ 好きだなー...」と口走る。それを受けた聡介は戸惑いを見せた後、「付き合ってみる?」と美津未に聞いた。すると美津未は聡介の言ったことにぽかんとした表情を見せて固まってしまう。今まで大切な友達の関係だった美津未と聡介。聡介のこの一言で2人の関係が大きく変わった。
迎井司の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「知らん知らん 本人にきけないことは俺にもきくなっ」
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目次 - Contents
- 『スキップとローファー』の概要
- 岩倉美津未の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「幼なじみが親友だなんてステキです」
- 担任めがけて吐いた美津未
- 「土地の記憶は人の記憶だと思います なので わたしはきっとこの場所を好きになります」
- 「ホントは 志摩君が来ないとつまんないから来てよって 言いたかっただけなんだ...」
- 「ほやのきゃ!?」
- 「努力は自信になります だけど 努力がいつか報われるって信じることは すごくすごく怖いってことです」
- 「ふたりで行かない?」
- 「???関係なくない?志摩くんからもらうからうれしいんだよ」
- 「私はね 志摩くん 多少ド派手に転ぶことが多い人間だけど その分 起き上がるのもむちゃくちゃ得意なんだから」
- 「空回って 失敗して だけど 大切な場所 大切なもの 大切な人たちができました」
- 「私 恋じゃなくても 志摩くんが男の子でも女の子でも 小学生でもおじいちゃんでも この人好きだな~って思ったと思う だから 友達になりたいの」
- 志摩聡介の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「そんなこの世の終わりみたいな...たかが入学式じゃん?」
- 「向いてないって分かってる方法に固執するのって それこそ時間の浪費じゃん」
- 「茶化さなくてもいいよ 立派な目標じゃん」
- 「迷うようなことは 結局大したことじゃなかったんだって思うようにしてるよ 譲れないほど大事なものって そんなにたくさんないでしょ」
- 「大丈夫な時は ほっといたって大丈夫だし ダメな時は 何言ったってダメじゃん」
- 「オレ 女の子とこんなふうにちゃんと友達になるの初めてかも」
- 「オレも今日パンダなんだよ パンダ袖~」
- 「ためらいなくまっすぐ進んでいけるきみのほうが ずっとまぶしくて 遠いよ」
- 「楽しいというより 母さんが喜ぶからやってた」
- 「極端な話 好きな食べ物とかもポンと思い浮かばないんだよな オレ 周りが望んでることならわかるのに」
- 「付き合ってみる?」
- 迎井司の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「知らん知らん 本人にきけないことは俺にもきくなっ」
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- 「...まぁ いいか たまにこんな日があっても...」
- 「どの時間が自分にとっていいことにつながるか なんて 分かるのはずっと先のことだものね だから やっぱりあなたが選ぶってことが一番大事だと思って」
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- 「きっとこういうところだ 私がムカつく奴の名前をふたつ覚えている間に 岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだろう」
- 「誰でもうらやましがる男の子連れたら 自分も何かになれると思ってるのは私」
- 聡介に告白するミカ
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- 「居心地悪くないの? 明らかに志摩と仲良くなるためのダシにされてんじゃん 意味わかる程度の方言聞き返してバカにしたり 気づいてるよね? 帰りたくなったら言いなよ あたしも抜けたっていいし」
- 「あたし ずうっと こうやって肩の力抜いて話せる友達が欲しかったんだ」
- 「ヨークシャーテリア」
- 「ホントは 自分で持てるものは自分で持ちたい派なんだ あたし」
- 福永玖里寿の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「でも お前がそうやって人間関係のこと口に出しただけでも事件だと思うぞオレは...」
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- 「あなたのおばが生物学的には男ということは伝えておいてね びっくりされるとヘコむから」
- 「恥ずかしいとこあるくらいがかわいいわよ」
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