スキップとローファーの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『スキップとローファー』とは、田舎から上京してきた少女・岩倉美津未の高校生活を描いた高松美咲による漫画作品。石川県の田舎町で育った岩倉美津未は、中学卒業を機に東京の進学校に入学する。入学してからの人生設計を完璧に持っていた美津未だが、入学初日に電車を間違えて早くも挫けそうになってしまう。美津未が様々なタイプのクラスメイトと出会い、共に過ごしていく様子を描いている。今を生きる高校生たちの等身大な姿が描かれており、友情や恋を通して成長していく中で生まれた名言が数多く登場する。
「???関係なくない?志摩くんからもらうからうれしいんだよ」
聡介と共に動物園を訪れた美津未はお土産売り場で「志摩くんは弟くんに買わないの?」と尋ねる。すると聡介は美津未の後押しでペンギンのキーホルダーを購入した。その後、聡介はふと弟が動物園に来たことがあることを思い出して美津未にキーホルダーをあげようとする。「弟来たことあるっぽい」と聡介が言うと、美津未は「???関係なくない?志摩くんからもらうからうれしいんだよ」と答えた。それを受けた聡介は「そうだね」と納得したように笑顔を見せる。プレゼントは中身ではなく気持ちが大切だと思っている美津未は、聡介の後押しをした。
「私はね 志摩くん 多少ド派手に転ぶことが多い人間だけど その分 起き上がるのもむちゃくちゃ得意なんだから」
文化祭の準備に追い込まれ、クラスメイトの女子から陰口を言われてしまった美津未。落ち込んだ美津未は聡介に話を聞いてもらい、「ありがとね 志摩くん もう大丈夫になった!教室 戻ろ」と明るく言う。そこで聡介が「保健室とか寄らなくて大丈夫?」と尋ねると、美津未は「私はね 志摩くん 多少ド派手に転ぶことが多い人間だけど その分 起き上がるのもむちゃくちゃ得意なんだから」と返した。美津未の底抜けの明るさが見えるセリフである。
「空回って 失敗して だけど 大切な場所 大切なもの 大切な人たちができました」
文化祭の全日程を終えた美津未は、明日の片付けのための打ち合わせに急ぐ。そこで美津未がふと窓を見ると、そこには綺麗な夕焼けが広がっているのだった。美津未は夕焼けを見ながら心の中で「空回って 失敗して だけど 大切な場所 大切なもの 大切な人たちができました」と呟く。都会の東京に来て、新しいクラスメイトたちと友情を築き上げてきた美津未。美津未は地元の他にもう一つの大切な居場所をつくった。
「私 恋じゃなくても 志摩くんが男の子でも女の子でも 小学生でもおじいちゃんでも この人好きだな~って思ったと思う だから 友達になりたいの」
聡介とお試しで付き合い始め、ピクニックデートをした美津未。美津未はそこで「私たち友達に戻れる?」と聡介に聞いた。そして自分と聡介の「好き」の種類が違うことを述べ、「私 恋じゃなくても 志摩くんが男の子でも女の子でも 小学生でもおじいちゃんでも この人好きだな~って思ったと思う だから 友達になりたいの」と聡介に別れを告げた。常に周囲から「イケメン」という記号的な見られ方をしてきた聡介にとって、内面を見てくれる美津未のこの発言は救いのようなものである。また、美津未の見た目で人を判断しない性格がよく表れている。
志摩聡介の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「そんなこの世の終わりみたいな...たかが入学式じゃん?」
乗る電車を間違えた美津未に声を掛け、一緒に学校に行くことになった聡介。美津未は入学式に遅刻したことで、電車の中で落ち込んでいた。そんな美津未に対して聡介は、「そんなこの世の終わりみたいな...たかが入学式じゃん?」と軽く言う。真面目な美津未は学校生活を重要視しているが、聡介にとって入学式は取るに足らない行事なのだ。
「向いてないって分かってる方法に固執するのって それこそ時間の浪費じゃん」
美津未は計画したスケジュールを続けることに不安を抱いていた。すると聡介が「みつみちゃんはみつみちゃんのやり方でいいんじゃない?」と美津未に言う。さらに「向いてないって分かってる方法に固執するのって それこそ時間の浪費じゃん」と屈託のない笑顔で美津未に言い放った。聡介は美津未から「つめっ...た 志摩くん冷た正論~...!」と驚かれてしまう。聡介の無自覚に核心を突く部分がよく表れている。
「茶化さなくてもいいよ 立派な目標じゃん」
聡介は美津未に対して、「なんで上京してまで官僚目指してるの?」と尋ねる。すると美津未は地元の過疎が深刻なことを話し、全国各地の問題の根本的な対策をしたいと述べた。そして、「私は奇跡的に生まれた町の神童だからね!」と美津未が冗談めかして笑うと、聡介は「茶化さなくてもいいよ 立派な目標じゃん」と真剣な表情で答えた。人の夢を真剣に受け止めることのできる聡介は優しさに溢れている。
「迷うようなことは 結局大したことじゃなかったんだって思うようにしてるよ 譲れないほど大事なものって そんなにたくさんないでしょ」
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目次 - Contents
- 『スキップとローファー』の概要
- 岩倉美津未の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「幼なじみが親友だなんてステキです」
- 担任めがけて吐いた美津未
- 「土地の記憶は人の記憶だと思います なので わたしはきっとこの場所を好きになります」
- 「ホントは 志摩君が来ないとつまんないから来てよって 言いたかっただけなんだ...」
- 「ほやのきゃ!?」
- 「努力は自信になります だけど 努力がいつか報われるって信じることは すごくすごく怖いってことです」
- 「ふたりで行かない?」
- 「???関係なくない?志摩くんからもらうからうれしいんだよ」
- 「私はね 志摩くん 多少ド派手に転ぶことが多い人間だけど その分 起き上がるのもむちゃくちゃ得意なんだから」
- 「空回って 失敗して だけど 大切な場所 大切なもの 大切な人たちができました」
- 「私 恋じゃなくても 志摩くんが男の子でも女の子でも 小学生でもおじいちゃんでも この人好きだな~って思ったと思う だから 友達になりたいの」
- 志摩聡介の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「そんなこの世の終わりみたいな...たかが入学式じゃん?」
- 「向いてないって分かってる方法に固執するのって それこそ時間の浪費じゃん」
- 「茶化さなくてもいいよ 立派な目標じゃん」
- 「迷うようなことは 結局大したことじゃなかったんだって思うようにしてるよ 譲れないほど大事なものって そんなにたくさんないでしょ」
- 「大丈夫な時は ほっといたって大丈夫だし ダメな時は 何言ったってダメじゃん」
- 「オレ 女の子とこんなふうにちゃんと友達になるの初めてかも」
- 「オレも今日パンダなんだよ パンダ袖~」
- 「ためらいなくまっすぐ進んでいけるきみのほうが ずっとまぶしくて 遠いよ」
- 「楽しいというより 母さんが喜ぶからやってた」
- 「極端な話 好きな食べ物とかもポンと思い浮かばないんだよな オレ 周りが望んでることならわかるのに」
- 「付き合ってみる?」
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- 「知らん知らん 本人にきけないことは俺にもきくなっ」
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- 「あたし ずうっと こうやって肩の力抜いて話せる友達が欲しかったんだ」
- 「ヨークシャーテリア」
- 「ホントは 自分で持てるものは自分で持ちたい派なんだ あたし」
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- 「でも お前がそうやって人間関係のこと口に出しただけでも事件だと思うぞオレは...」
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