ペイン天道(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ
ペイン天道(ペインてんどう)とは『NARUTO-ナルト-』の登場人物で、橙色の髪と鼻に6つ、耳に7つ付けた黒いピアスが特徴の男性。犯罪組織「暁」のリーダーを務め、最強の瞳術と呼ばれる「輪廻眼(りんねがん)」を持つ。ペインは輪廻眼を持つ6人の忍の総称で、天道はメイン個体として活動する。その正体は暁の初代リーダー・弥彦(やひこ)の遺体から作られた死体傀儡であり、彼の意志を継いだ長門(ながと)が操っている。
完成したペイン天道は他のペインと共に半蔵の居城を襲撃し、半蔵の一族や部下、関係者を全て殺害する。死んだはずの弥彦が現れたことに半蔵は驚くが、彼がペイン天道になっているとは気づかず、そのまま殺され雨隠れの実権はペインへと移る。半蔵とその関係者が滅亡したことで里内で起きていたクーデターは収束し、ペインは里の人々から神と呼ばれ熱狂的に支持される様になる。しかし、ペインは里の人々の前には姿を見せず、伝令などは小南が神の使いとして行っていた。
新生「暁」の始動
暁は新たに長門をリーダーとして活動を再開する。ただし「暁のリーダーは永遠に弥彦である」という長門の意志から、表向きの活動は全てペイン天道が行う。うちは一族固有の瞳術「写輪眼(しゃりんがん)」を持つ仮面の男・うちはマダラの助言もあり、暁の目的は”禁術兵器を作成、拡散し、使用時に生じる犠牲や恐怖で戦争を無くす事”へと変わった。禁術兵器を作成する為には強力なチャクラを持つ尾獣が必要となり、ペインと小南は高い実力を持つS級犯罪者や抜け忍を暁に引き入れ、尾獣狩りを行う。犯罪者集団へと様変わりした暁は、世界中から恐れられる様になった。
自来也との戦い
暁のリーダーが雨隠れの里に潜んでいると知った自来也は、1人で雨隠れに潜入し調査を進めていく。一方のペイン天道と小南も侵入者を始末する為に行動を開始し、その正体がかつて師事していた自来也だと知るが、「今更未練もない」と切り捨てた。ペインと対峙した自来也は輪廻眼を見て長門だと見抜くが、口寄せの術を使うペイン畜生道の姿で現れた為、長門の面影を感じられず違和感を覚えていた。更に他のペインが合流し、弥彦の姿をしたペイン天道が現れたことで自来也はますます混乱する。そして、当初長門だと思っていた畜生道の額に傷跡を発見し、畜生道がかつて戦ったふうま一族の男であることに気付く。そこからペインの正体が死体傀儡で、操っている長門はその場に存在しないと確信するがペインの一斉攻撃を受け、死亡した。自来也の抹殺には成功したものの、彼と共に戦った蝦蟇仙人・フカサクには逃げられてしまった。
木ノ葉襲撃
暁による尾獣狩りは進み、八尾と九尾を残すのみとなった。ペインと小南は九尾を持つ木ノ葉隠れの里の忍・うずまきナルトを狙って木ノ葉を襲撃する。初めにペイン畜生道1人を里に侵入させ、口寄せの術を使いペイン六道と小南を里内部に口寄せ。破壊活動とナルトの捜索を各所で開始し、木ノ葉隠れの里は一気に戦場となった。尋問、諜報系の能力を持たないペイン天道は無差別に人々を襲い情報収集を行う。そこへ”写輪眼のカカシ”として他里でも有名な木ノ葉の上忍・はたけカカシが現れ、彼との戦闘になる。「神羅天征(しんらてんせい)」や「万象天引(ばんしょうてんいん)」の術の特性を見抜かれたものの終始圧倒し、カカシとその援護に現れた部隊を戦闘不能に追い込んだ。その後五代目火影・綱手(つなで)の元へ向かい対話する。暁の目的を話し、兵器を作る為に九尾を持つナルトを引き渡す様に要求するが、綱手は断固として応じなかった。その時、他のペインが得た情報で、ナルトが現在木ノ葉を離れてガマの隠れ里・妙木山に居る事を知る。木ノ葉近辺に潜んでいた長門は他のペインを撤退させて、全ての力をペイン天道へ集中する。そしてペイン天道はフルパワーで「神羅天征」を発動し、木ノ葉隠れの里を一瞬で壊滅させた。
ナルトとの戦い
妙木山から戻ってきたナルトは、破壊された木ノ葉隠れの里とペインの姿を見て怒りを露わにする。力を一気に消費して動けないペイン天道の代わりに他のペインでナルトと戦うが、妙木山で仙術の力を身に付けたナルトに天道以外は全て倒されてしまった。しかし時間稼ぎが出来た為、力を取り戻したペイン天道は反対に仙術チャクラを消費しきったナルトを捕まえる。ナルトは「何でこんなことをしたのか?」と問い、ペイン天道は「平和を生み出し、正義を成す事だ」と答える。里や自来也の復讐に燃えるナルトを正義とするならば、かつて国を荒らされ両親を奪った木ノ葉に復讐するペインもまた正義であり、正義が憎しみの連鎖を生んでしまう。その連鎖を断ち切る為、尾獣を使用した強力な兵器を作り、恐怖で戦争を抑止し平和を生み出す事が自身の願いだとナルトへ話した。そのままナルトを完全に拘束し、連れて行こうとするが彼を助けようと割って入って来た日向ヒナタ(ひゅうがヒナタ)によって止められてしまう。しかし、ペイン天道は「神羅天征」で彼女を吹き飛ばし、黒い金属棒で彼女を刺す。ナルトは激高して九尾の力を解放し、自身の意識を飛ばしてペイン天道を攻撃する。「神羅天征」を耐え、逆に吹き飛ばされたペイン天道は戦いをやめ、長門本体の近くへ向かい、捕縛用の「地爆天星(ちばくてんせい)」をフルパワーで使用し、遂にナルトを捕獲する。
捕らわれたナルトは九尾の力を完全に解放しようとするが、九尾と共に彼の中に封印されていた四代目火影・波風ミナト(なみかぜミナト)の助けもあり意識を取り戻す。「地爆天星」から抜け出したナルトとペイン天道は最後の戦いに挑む。しかし長門本体も力を消耗しきっており、ナルトの連続攻撃によってペイン天道は倒された。その後、ナルトは長門と直接対話し、自来也の意志を継いで必ず平和を掴み取ると宣言する。長門も彼を信じる事に決め、最期に木ノ葉襲撃で亡くなった人々を生き返らせる「外道・輪廻天生の術(げどう・りんねてんせいのじゅつ)」を使用し、亡くなった。ペイン天道の体は弥彦の遺体でもある為、長門の遺体と共に小南が雨隠れの里へ持ち帰り、供養した。
ペイン天道の関連人物・キャラクター
長門(ながと)
誕生日:9月19日
年齢:35歳
身長:175.5cm
体重:40.1kg
血液型:A型
性格:純粋、弱気
好きな食べ物:焼き魚、鍋物
嫌いな食べ物:特になし
趣味:忍術の修行
CV:森田順平/前野智昭(幼少時代)
ペイン六道を操る雨隠れの里の忍で、三大瞳術の1つ「輪廻眼」を持つ。輪廻眼を長時間使用した影響で肉体は衰弱し、自力で動く事は出来ない為、普段はペイン六道を自身の身代わりとして行動させている。ペイン六道の中でも天道は大切な仲間の弥彦を素体に作ったものであり、メイン個体として使用する。
弥彦(やひこ)
誕生日:2月20日
身長:176.5cm
体重:57.2kg
血液型:O型
性格:仲間想い、積極的
趣味:魚釣り
CV:堀内賢雄/羽多野渉(幼少時代)
ペイン天道の素体となった人物で、長門と同じく雨隠れの里の忍。武力に頼らない平和を目指す組織・暁を立ち上げリーダーとして活動していたが、雨隠れの里長・半蔵(はんぞう)の裏切りで死亡する。弥彦の死をきっかけに長門は輪廻眼の力を覚醒させ、身動きの取れなくなった自身の代わりにペイン六道を操る様になる。また、暁のリーダーは長門が引き継いだが「暁のリーダーは弥彦である」という考え方から、ペイン天道が表向きのリーダーとして暁の会合に参加している。ナルトとの戦闘後、ペイン天道は元の弥彦の姿に戻され、小南によって雨隠れの里へ連れ帰られた。
小南(こなん)
誕生日:2月20日
年齢:35歳
身長:169.4cm
体重:45.3kg
血液型:O型
性格:冷静沈着、優しい
好きな食べ物:焼き魚
嫌いな食べ物:唐揚げ
趣味:折り紙、押し花
CV:田中敦子/峯香織(幼少時代)
雨隠れの里のくノ一で、ペイン天道とバディを組んで活動している。里では人前に出ないペインに代わって情報伝達を行っており、人々からは「天使様」と呼ばれ慕われている。弥彦の亡骸を素体に作ったペイン天道は大切に思っており、ナルトとの戦闘後、遺体を回収し雨隠れの里の地下に長門の遺体と共に安置している。
うずまきナルト
誕生日:10月10日
星座:てんびん座
身長:145cm(12歳時)→147cm(13歳時)→166cm(16・17歳時)→180cm(19歳以降)
体重:40kg(12〜13歳時)→50.9kg(16・17歳時)
血液型:B型
性格:負けず嫌い、目立ちたがり
好きな食べ物:一楽のラーメン、おしるこ
嫌いな食べ物:生野菜
戦ってみたい相手:うちはサスケ、三代目火影
好きな言葉:味噌チャーシュー大盛りなると付
趣味:イタズラ、花の水やり
CV:竹内順子
『NARUTO-ナルト-』の主人公で、体内に強力なチャクラを持つ尾獣・九尾を封印されている。ペイン天道が目的とする兵器を作る為に彼の九尾は必要不可欠であり、その命を狙われている。暁に対抗する為、ナルトも自来也の元で修行を積み次々と暁のメンバーを撃破。最終的にリーダーのペインが直接彼と戦うことになる。一時はペイン天道の地爆天星で捕獲まで追い込むが、ナルトの諦めないど根性が更なる力を生み、ペイン六道は全員彼に敗れた。
自来也(じらいや)
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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ
ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。
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目次 - Contents
- ペイン天道の概要
- ペイン天道のプロフィール・人物像
- ペイン天道の能力
- 輪廻眼(りんねがん)
- ペイン天道の術・必殺技
- 神羅天征(しんらてんせい)
- 万象天引(ばんしょうてんいん)
- 地爆天星(ちばくてんせい)
- 真・地爆天星(しん・ちばくてんせい)
- ペイン天道の来歴・活躍
- ペインの誕生
- 雨隠れの里を掌握
- 新生「暁」の始動
- 自来也との戦い
- 木ノ葉襲撃
- ナルトとの戦い
- ペイン天道の関連人物・キャラクター
- 長門(ながと)
- 弥彦(やひこ)
- 小南(こなん)
- うずまきナルト
- 自来也(じらいや)
- ペイン天道の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ペイン六道…ここに見参」
- 「驕るな」
- 「戦いとは双方に死を傷を痛みを伴うものだ」
- 木ノ葉隠れの里を壊滅させるペイン天道
- ペイン天道の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 最も頑丈に作られたペイン
- ペイン天道単独でのグッズ化
- ナルト戦で作画崩壊