佐鳥賢(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
佐鳥賢(さとり けん)とは、『ワールドトリガー』に登場するA級隊員の1人である。ボーダー本部所属のA級5位嵐山隊の狙撃手(スナイパー)を務める。嵐山隊は広報部としても活動し、メディアにも顔を出す。嵐山隊で防衛任務をこなしながら、メディア対応、さらに新入隊員の指導を行う。ツインスナイプの使い手であり実力は狙撃手の中でも上位に入る。性格は明るくお調子者で、女子にモテたいと思っているが、同じ嵐山隊の木虎藍(きとら あい)からは少し馬鹿にされている。
佐鳥賢の概要
佐鳥賢(さとり けん)とは、『ワールドトリガー』に登場するA級隊員の1人である。近界民(ネイバー)という異次元の侵略者による攻撃から世界を守る機関として作られた”界境防衛機関”通称ボーダーに所属する戦闘員だ。佐鳥はボーダー本部所属のA級5位嵐山隊の狙撃手(スナイパー)を務める。嵐山隊は広報部としても活動し、メディアにも顔を出す。佐鳥はA級隊員として嵐山隊で防衛任務をこなしながら、嵐山隊のメンバーと共にメディア対応、さらに新入隊員の指導を行うなど忙しく活動している。口癖は「オレのツイン狙撃(スナイプ)見た?」であり、狙撃銃を2つ持ち、2つ同時に狙撃して相手を攻撃する。狙撃手としても珍しい狙撃銃の使い方をする人物だ。佐鳥は新人育成も任せられるだけあって実力は狙撃手の中でも上位に入る。
アフトクラトルの大規模侵攻では、狙撃手として活躍し、遠征選抜試験では試験を受ける隊員の評価をする側に回っている。
佐鳥賢のプロフィール・人物像
性別:男
年齢:16歳
誕生日:7月1日
身長:171cm
血液型:0型
星座:つるぎ座
職業:高校生
好きなもの:女の子、ハンバーガー
所属:ボーダー本部A級嵐山隊
ポジション:狙撃手(スナイパー)
CV:根本幸多
佐鳥は明るめの無造作ヘアーを両脇に振り分けた髪型をしており、細めの目が特徴的でイケメン枠ではなく、ギャグ要員として扱われている。そのため、実力はあるのに同じ隊の年下の木虎藍(きとら あい)からは「しっかりしてください」とたしなめられることも。性格は明るく、誰とでも仲良くでき、年上年下関係なく慕われている。女の子好きでお調子者なため、周りからぞんざいに扱われることも多く、比較的出番が多い嵐山隊の一員でありながら何かと理由を付けてハブられるという不遇ポジションだ。学級写真の日に学校を欠席してしまった生徒のような顔窓扱いを2度も受けており、人気投票結果発表の際にも作者コメントで「安定の顔窓」と言われてしまった。
佐鳥賢のトリガー
イーグレッド
主に狙撃手が使用する狙撃銃型のトリガーで高い汎用性を誇るスナイパーライフルのベースモデル。射程距離が非常に長く、精密な狙撃が可能だ。欠点がなくバランスの取れた性能を持ち、ランク戦でよく使われるオールラウンドタイプ。扱いやすく、初心者から上級者まで幅広く使用されている。トリオン能力が高いほど射程が伸びるという特性を持つ。佐鳥はツイン狙撃として、両手に1丁ずつイーグレットを持ち、スコープを覗かずに狙撃するため、メイントリガー、サブトリガーの両方にセットされている。
威力:B
射程:S
弾速:A
速射:C
軽さ:C
シールド
出し入れ・変形が自由自在の盾のトリガーである。イメージした場所にイメージした形でシールドを作り出すことが可能だ。仲間を守るために仲間にシールドを出すこともできるし、小さく細かいシールドを多数出すこともできる。シールドを広げることもでき、防御能力は落ちるが、防御範囲を広げることも可能である。
バッグワーム
微量のトリオンを消費することでレーダーに映らなくなる隠密(ステルス)トリガーである。肉眼では見ることが出来るが、狙撃手にとっては無くてはならないトリガーで、狙撃手は最初から最後まで使用することが多い。戦術によっては奇襲に使えるため、攻撃手(アタッカー)、銃手(ガンナー)、射手(シューター)も使用する。
佐鳥も移動時や隠密時はバッグワームを使用しているが、ツイン狙撃時はバッグワームが起動できない為、狙撃時だけはバッグワームを外している。
佐鳥賢の必殺技
ツイン狙撃(スナイプ)
ツイン狙撃は佐鳥しかできない技になっている。その理由としては、2つの銃で狙撃するためにはバッグワームを外さなければならないからだ。それは姿を隠して狙撃しなければいけない狙撃手が最も避けないといけないレーダーに映るという事を示す。普段狙撃手は姿を隠すため隠密トリガーであるバッグワームを身に付け移動しながら狙撃、狙撃ポイントを見つけなければならない。そうしなければ相手に狙われる、また狙撃を防がれてしまうからだ。
また2つの銃を同時に打つという事はスコープを覗かずに狙撃をするという事だ。スコープの役目は遠く離れた相手に標準を当てることを意味する。それを覗かないという事は銃口の位置だけで相手に標準を合わせ、狙撃をするというハイレベルなことを行っているという事だ。精密身体操作のサイドエフェクトを持ち走りながらでも狙撃を当てることが出来るA級草壁隊の宇野隼人(うの はやと)でさえ成しえない技だ。
これらのことを理由にツイン狙撃は佐鳥唯一の必殺技となっている。
佐鳥賢の来歴・活躍
初期の嵐山隊
初期の嵐山隊は、隊長に嵐山准(あらしやま じゅん)、オペレーターに綾辻遥(あやつじ はるか)戦闘員として時枝充(ときえだ みつる)、佐鳥、そして柿崎国治(かきざき くにはる)の5人だった。嵐山隊が広報部に抜擢されたのを機に柿崎が脱退。その時佐鳥は、柿崎の脱退を泣いて悲しんでいた。この後、詳細な時期は不明だが木虎藍(きとら あい)が加入する。
黒トリガー(ブラックトリガー)争奪戦
嵐山隊は1巻のネイバー奇襲時に登場しているが、佐鳥の初登場は黒トリガー(ブラックトリガー)争奪戦の時だ。
黒トリガー争奪戦とは、主人公の1人である空閑遊真(くが ゆうま)の持つ黒トリガーを近界民を嫌うボーダーの情報部がA級部隊に黒トリガーを回収してくるように命じた。その時反対した迅悠一(じん ゆういち)と嵐山隊がA級合同部隊と戦う事になる。
ボーダー争奪戦時S級隊員だった迅と嵐山隊が手を組み、A級部隊である太刀川隊・冬島隊・風間隊・三輪隊の合同部隊と対戦。迅VS太刀川慶(たちかわ けい)、風間隊、三輪隊の狙撃手組が対戦し、嵐山隊VS太刀川隊の出水公平(いずみ こうへい)、三輪秀次(みわ しゅうじ)、米屋陽介(よねや ようすけ)の二手に分かれた。二手に分かれた際に、出水が嵐山隊に対してフルアタックの攻撃モーションに入ったのを見て、佐鳥が出水を狙撃する。だが、それは出水が佐鳥を釣る為に見せただけで、実際はフルガードで防御に徹していた。狙撃によって位置が割れてしまった佐鳥が狙われたが、同じ嵐山隊の木虎藍(きとら あい)のカバーによって再び身を隠すことに成功する。その後、嵐山准(あらしやま じゅん)を使った囮作戦では、見事にツインスナイプで出水と三輪の片腕を同時に落とし、チームに貢献し、出水と三輪の自発的ベイルアウトにより勝利した。
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目次 - Contents
- 佐鳥賢の概要
- 佐鳥賢のプロフィール・人物像
- 佐鳥賢のトリガー
- イーグレッド
- シールド
- バッグワーム
- 佐鳥賢の必殺技
- ツイン狙撃(スナイプ)
- 佐鳥賢の来歴・活躍
- 初期の嵐山隊
- 黒トリガー(ブラックトリガー)争奪戦
- 入隊式
- 大規模侵攻
- B級ランク戦
- ガロプラ戦
- 遠征選抜試験
- 佐鳥賢の関連人物・キャラクター
- 通常部隊メンバー
- 嵐山准(あらしやま じゅん)
- 時枝充(ときえだ みつる)
- 木虎藍(きとら あい)
- 綾辻遥(あやつじ はるか)
- その他
- 柿崎国治(かきざき くにはる)
- 佐鳥賢の名言・名セリフ/各シーン・各場面
- 自慢のツイン狙撃(スナイプ)
- 佐鳥賢の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード
- 土下座返し先輩