碧棺左馬刻（ヒプノシスマイク）の徹底解説まとめ

Scarface

ヨコハマの街並みを背景にし、全体的にほの暗さとメンバーの色気を感じさせる曲である。MAD TRIGGER CREWの危険な雰囲気を窺わせるMVだ。

燐火

【The Block Party - HOODs-】内で、ラップにこだわらない音楽フェスという設定での左馬刻のソロ曲だ。MV内では、左馬刻の人生のような辛い境遇の歌詞を、儚さを感じるような優しい声で歌いあげている。

碧棺左馬刻の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「妹の前で、弱い所を見せんじゃねぇよ。お前は、兄貴だろうが」

ヨコハマの街を左馬刻が歩いていると、強盗事件に遭遇する。強盗は女性を人質としているが、女性の兄が代わりに人質になると交渉していた。しかし強盗から受け入れてもらえず、兄は殴られたり蹴られたりと暴行され泣いてしまう。その姿を見た左馬刻は「妹の前で、弱い所を見せんじゃねぇよ。お前は、兄貴だろうが」と言い、強盗と対峙した。ヒプノシスマイクを使い強盗を倒し、兄弟を助けたあと「…妹を大事にしろよ」と左馬刻は伝えて去っていく。左馬刻の兄としての矜持が分かるセリフだ。

「男が泣くのは家族が死んだ時だけで十分だ」

一郎が空却と仲違いしたため傷ついて泣いているときに左馬刻が伝えたセリフだ。中王区のMad Comic Dialogueを解散させようとする思惑により、簓と空却は洗脳されてチームを抜ける。空却をマブダチだと思っていた一郎は、裏切られた悲しみで泣きじゃくった。それを慰めようと左馬刻が「男がなく理由としてダチと喧嘩したからってのは不十分じゃねぇか？」「男が泣くのは家族が死んだ時だけで十分だ」と伝える。左馬刻は虐待をしていた父親を母親が刺した過去があり、そこから滅多なことでは泣かない決意を持っていた。左馬刻の男としてのポリシーが分かるセリフである。

「おめえらがいなかったらあんなにやれていなかった。だからなんつーか…サンキューな」

第一回ディビジョンラップバトル決勝戦翌日、左馬刻は銃兎と理鶯を部屋へ呼び出す。左馬刻は「朝早くから呼び出して悪かったな」と謝罪し、プロ並みだと自負する腕前のコーヒーを振る舞った。機嫌のいい左馬刻に、決勝戦で負けたため八つ当たりされると覚悟していた銃兎は狼狽え、理由を聞く。左馬刻は「おめえらがいなかったらあんなにやれていなかった。だからなんつーか…サンキューな」と2人へ感謝を示した。決勝戦で惜しくも負けたが、仲間に当たるわけではなく感謝の気持ちを込めてコーヒーを振る舞った姿はリーダーとしての懐の深さをみせている。普段の粗暴な言動とは違う、仲間への思いを感じさせる面を見せたセリフだ。

碧棺左馬刻の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

簓と組んだ漫才コンビ「サササマ」では激しいツッコミを披露

左馬刻と簓は一度だけ漫才コンビを組んだことがある。それは彼らが出会ってから間もない頃、簓は漫才の相方になって欲しいと左馬刻にお願いしていた。毎回拒否された簓はなんとか組んでもらえるように考え、一人っ子なのに妹を励ますために漫才をしてほしいと左馬刻に嘘をつく。その時点での簓は、左馬刻が妹という存在をとても大切にしていることを知らなかったのだ。
妹のため、という言葉に左馬刻は乗り気となり、彼らは漫才コンビ「サササマ」を組む。簓は嘘の妹役を用意し、簓のボケへ左馬刻は殴り飛ばすツッコミをする、激しい漫才を披露した。しかし簓の妹ではないとばれてしまい、左馬刻を怒らせて漫才コンビは解消となる。

一郎を可愛がっていた左馬刻

仲違いするまでの間、左馬刻は一郎を可愛がっている様子が多くあった。Mad Comic DialogueやThe Dirty Dawgのころには一郎を弟と一緒に食事に誘ったり、仕事に協力したりと世話をしている姿が見られる。また一郎が住んでいるビルは、左馬刻の紹介で格安で住まわせてもらったものだ。
仲違いしたあとは一郎のことを「クソ偽善者の一郎くん」や「このダボがぁ！」と嫌っている。しかし、昔は一郎を気に入って左馬刻がよく面倒を見ていたのだった。

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