第1世代K-POPアイドルまとめ
第1世代K-POPアイドルとは、1996年から2004年頃までに活躍したアイドルグループである。K-POP文化の幕開けの時代となり、その後の世代に続くK-POPアイドルの基礎が作られた。元祖K-POPアイドルは「ソテジワアイドゥル」と言われ、その解散後にデビューした「H.O.T.」が第1世代の始まりである。
S.E.S.（エスイーエス）
デビュー日：1997年11月28日
所属事務所：SM Entertainment
K-POPアイドルとして成功した初のガールズグループとして知られる。メンバーはパダ、ユジン、シューの3人で、シューは在日コリアンとして14歳まで神奈川県横浜市で暮らしていたため母語は日本語。K-POPアイドルの日本進出第1号として、『週刊少年マガジン』に掲載されたり日本のバラエティ番組に出演したりした。2002年に解散し、それぞれミュージカルや俳優として活動。2016年に再結成し、デビュー20周年記念コンサートのチケットはわずか2分で完売したという。
Fin.K.L（フィンクル）
デビュー日：1998年5月12日
所属事務所：DSP Media
イ・ヒョリ、オク・ジュヒョン、イ・ジン、ソン・ユリの4人でデビュー。当初は3人組でデビューする予定だったが、3人組の「S.E.S.」に対抗するためイ・ヒョリを加えて4人組とした。グループ名は「自由を殺すものを終わらせる」という意味の「Fine Killing Liberty」に由来する。アルバムごとにコンセプトを巧みに変化させ、2000年には国民的アイドルの地位を確立させた。2002年にグループ活動を休止してソロ活動が中心になったが、2019年に14年ぶりのベストアルバム『FIN.K.L Best Album』をリリースした。
JEWELRY（ジュエリー）
デビュー日：2001年3月30日
所属事務所：スター帝国
チョン・ユジン、チョン・ウンミ、イ・ジヒョン、チョ・ミナ、パク・チョンア、ソ・イニョンの6人でデビュー。デビュー当初のメンバーは2008年までに全員脱退し、以降はキム・ウンジョン、ハ・ジュヨン、パク・セミ、キム・イェウォンの4人で活動した。2004年にリリースした日本デビュー曲「ココロが止まらない」は、アニメ『モンキーターン』のオープニングテーマに起用される。日本のCMにも出演したが、2005年以降日本での活動は行われなかった。2015年、所属事務所が正式にグループ解散を発表。
Sugar（シュガー）
デビュー日：2001年12月
所属事務所：Starworld
アユミ、ヘスン、ジョンウム、スジンの4人組でデビューし、その後ハリンが加入した。2003年に日本の芸能事務所ホリプロと契約し、本格的に日本でも活動をスタート。セガの2004年度イメージキャラクターとしても活躍した。2006年にグループが解散し、それぞれ俳優に転身。在日コリアンのアユミは、2009年にICONIQの芸名で日本で活動し、2016年には伊藤ゆみに改名している。
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