AKMU（楽童ミュージシャン）の徹底解説まとめ

AKMU（楽童ミュージシャン）の概要

「AKMU」とは、兄のイ・チャンヒョクと妹のイ・スヒョンの実の兄妹2人で活動している兄妹デュオである。楽曲の作詞作曲をチャンヒョクが手がけ、メインボーカルをスヒョンがつとめている。
韓国で生まれ育った2人だが、音楽活動前の5年間は両親の仕事の関係でモンゴルで生活していた。2人は2012年に放送された韓国の人気オーディション番組『K-POPスター2』に参加し、見事優勝。その後、YGエンターテインメントと契約を結び、2014年4月7日、1stフルアルバム『PLAY』で「楽童ミュージシャン（アクドンミュージシャン）」としてデビューした。
ビルボードが選定したランキング「2014年 21歳以下の人気アーティスト21人」では、アジアの歌手として唯一ランクインを果たした。そして、2019年に活動名を「AKMU」に変更。「AKMU」とは「Akdong Musician」の略であり、ハングル読みでは「アンミュ」日本語読みでは「アクミュ」と読む。
デビュー後、2人はそれぞれソロとしても活動しており、他のアーティストへの楽曲提供やコラボ曲をリリースしている。2023年の9月からは約4ヶ月間、KBS音楽番組『THE SEASONS-AKMUのオナルオバム』で番組初の兄妹MCを務めた。

AKMU（楽童ミュージシャン）の活動経歴

デビュー前

「AKMU」の2人は音楽活動を始める前の5年間、両親の仕事の関係でモンゴルで生活していた。デビューのきっかけとなったのは、2012年に放送された韓国の人気オーディション番組『K-POPスター2』である。第1ラウンドからJYPエンターテインメントのパク・ジニョンをはじめとする審査員たちから高い評価を受けた。その後もオーディションを勝ち進み、優勝を果たした。

1stフルアルバム『PLAY』でデビュー

オーディション終了後、2人は韓国の芸能プロダクションであるYGエンターテインメントと契約した。そして、2014年4月7日、1stフルアルバム『PLAY』で「楽童ミュージシャン」としてデビュー。アルバムに収録されている11曲全ての作詞作曲を兄のチャンヒョクが担当した。タイトル曲「200%」は、MelOnやMnetをはじめとする9つの主な韓国の音楽配信サイトで1位にランクインを果たし、華やかなデビューにふさわしい好成績を収めた。

活動名を「AKMU」に変更

2019年、活動名を「楽童ミュージシャン」から「AKMU」に変更した。変更した理由について2人は「楽童ミュージシャンの『童』は子供という意味。もう子供ではないと思いAKMUに変えた」と出演したラジオ番組で語った。

AKMU（楽童ミュージシャン）のメンバー

イ・チャンヒョク

本名：イ・チャンヒョク
生年月日：1996年9月12日
血液型：B型

「AKMU」の楽曲の作詞作曲を手掛けている兄のチャンヒョク。
デビューのきっかけとなった『K-POPスター2』では審査員全員から絶賛されるほどの音楽能力を披露した。「ヒット曲製造機」とも呼ばれている彼は、IUや「TREASURE」など他のアーティストへの楽曲提供も行い、確かなプロデュース能力を証明している。
2017年9月に海兵隊へ入隊し、2019年5月に除隊。除隊後には『水を得た魚』で小説家デビューを果たす。そして2022年10月17日、デビュー後初のソロアルバム『ERROR』を発売。2024年1月1日にはソロ曲「1兆」を発売した。彼だけが持つ独創的な音楽の世界観で多くの人を魅了している。

イ・スヒョン

本名：イ・スヒョン
生年月日：1999年5月4日
血液型：B型

透き通るような歌声と高い歌唱力でAKMUのメインボーカルをつとめている妹のスヒョン。
自身のYouTubeチャンネルでは、美容整形を一度もしたことがないということや過食性障害を患った時期があったことなどを打ち明けている。
ソロ活動としては、ドラマや映画などのOST（挿入歌）に参加し、2020年10月16日に初となるソロ曲「ALIEN」を発売。韓国のバラエティ番組に出演したり、リアリティ番組のスタジオMCを務めるなど、幅広いジャンルで活躍している。

AKMU（楽童ミュージシャン）のディスコグラフィー

アルバム

PLAY

【収録曲】
1. Give Love
2. 200%
3. Melted
4. On the Subway
5. Hair Part
6. Artificial Grass
7. Don't Hate Me
8. Little Star
9. Anyway
10. Idea
11. Galaxy

2014年4月7日リリースの1stアルバム。タイトル曲は「Melted」と「200%」。オーディションが終わった1年後にリリースされた『PLAY』というアルバム名には「遊び心溢れた彼らの音楽を再生する」という意味が込められている。