第2世代K-POPアイドルまとめ

K-POPアイドルの概要

K-POPとは、韓国のダンスグループである。日本では大衆音楽全般をJ-POPと呼ぶのに対し、韓国の一般的な大衆音楽は「カヨ（歌謡）」と呼ばれ、ダンス要素のあるK-POPとは区別されている。1990年代にK-POP文化が始まり、2000年に入るとインターネットの普及も相まって、日本や中国など東南アジアを中心とする韓流ブームの火付け役となった。

第2世代とは

第2世代K-POPとは、2005年～2012年頃にデビューし活躍した韓国のアイドルグループのことである。K-POP草創期の第1世代に比べると、練習生制度の確立によりダンスやボーカルにおいてスキルの高い「アーティスト型アイドル」が誕生した世代と言われている。SM Entertainment、YG Entertainment、JYP Entertainmentといった、いわゆる3大事務所の力が強かった。またソーシャルメディアやストリーミングサービスが普及し始め、国外へのアプローチが盛んになった。特に日本は海外進出のかなめとして重要視され、通訳がいなくても問題なくコミュニケーションができるほど日本語が堪能なアイドルも多い。

第2世代K-POPの女性アイドルグループ

Wonder Girls（ワンダーガールズ）

デビュー日：2007年2月10日
所属事務所：JYP Entertainment

2001年、テレビ番組『超特急 日曜日万歳』の中で選抜されたソネを軸としたガールズグループを作る構想があった。その後オーディションを通してメンバーが集められ、イェウン、ソネ、ソンミ、ヒョナ、ソヒの5人組でデビュー。デビューするやいなや交通事故に遭ったり、健康上の理由で脱退したヒョナに代わってユビンが加入したりと、しばらく苦しい時期が続いた。2007年、1stアルバム『The Wonder Years』のタイトル曲「Tell Me」が大ヒット。以降は大人気グループとして、北米や日本でも活動した。

Wonder Girls（ワンダーガールズ）の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

2007年に韓国でデビューしたガールズアイドルグループ。
レトロなダンスナンバー『Tell Me』が爆発的な大ヒットとなり「国民の妹」という愛称がつけられて、その後に訪れる韓国のアイドルブームの火付け役となった。
韓国を代表する人気グループとして活躍し、2017年1月26日に公式サイトで解散が発表された。

KARA（カラ）

デビュー日：2007年3月29日
所属事務所：DSPmedia

同事務所所属の先輩で第1世代の人気ガールズグループだった「Fin.K.L」の後に続くべく、パク・ギュリ、ハン・スンヨン、チョン・ニコル、ソンヒの4人でデビュー。2008年にソンヒが脱退すると、公開オーディションを通じてク・ハラとカン・ジヨンが加入した。デビュー当時はキュートなコンセプトだったが、スポーティーでセクシーなコンセプトに転換した楽曲「Mr.」が大ヒットする。日本においては「少女時代」に並ぶK-POPブームの火付け役として知られ、2011年には年末の『紅白歌合戦』に出演。2016年には事実上グループが解散した。2019年にはク・ハラが自殺し、後任としてホ・ヨンジが加入。2022年に再結成してファンを喜ばせた。

KARA（カラ）の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]

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2007年に韓国で結成されたガールズアイドルグループ。
2010年に日本デビューし、紅白歌合戦に出演するなど、韓国発アイドルの中でも知名度が高い。
「ヒップダンス」「ペンギンダンス」と名付けられた独特なダンスが話題となり、注目を集めた。
何度かのメンバー脱退と加入を経て2016年オリジナルメンバーが脱退したことにより活動が休止された。

少女時代（しょうじょじだい）

デビュー日：2007年8月1日
所属事務所：SM Entertainment

練習生の中から選抜されたテヨン、ジェシカ、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナ、ティファニー、スヨン、ソヒョンで結成。2009年リリースの「Gee」で人気が爆発し、以降K-POPのトップアイドルとしてブームをけん引してきた。日本でも人気が高く、「KARA」と並ぶ知名度を誇る。2015年にジェシカが脱退し、2017年にはSM Entertainmentとの専属契約満了によって活動が中断されていたが、テヨン、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナの5人が「少女時代-Oh! GG」としてユニット活動を継続。2022年には8人で活動を再開した。

少女時代（Girls' Generation）の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]

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2007年韓国で結成された女性アイドルグループ。
2010年日本デビューし紅白歌合戦に出場するなど、数ある韓国発のアイドルグループの中でも知名度が高い。表現力に優れた歌唱力と、抜群のスタイルから繰り出されるクオリティーの高いダンスでファンを魅了し続けている。
結成当時9人だったメンバーだが、4名が脱退している。

2NE1（トゥーエニーワン）

デビュー日：2009年5月15日
所属事務所：YG Entertainment

3大事務所の中でもヒップホップ色の強いYG Entertainment初のガールズグループとして、CL、ダラ、ミンジ、ボムの4人でデビュー。グループ名には「21世紀の新しい進化」という意味が込められている。デビュー前の2009年3月27日には、事務所の先輩グループ「BIGBANG」とのコラボ曲「Lollipop」をリリース。デビュー前からメディア露出をしていたため、デビューシングル「Fire」のミュージックビデオは公開から1日で100万回再生を突破した。デビュー直後からトップアイドルとして走り続けていたが、2014年にボムの大麻密輸疑惑が発覚。2016年にグループは解散したが、2022年にCLがソロ歌手として出演したアメリカの音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」にメンバーたちがサプライズ登場した。

2NE1（韓国アイドル）の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]

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2009年韓国で「女性版BIGBANG」として結成された4人組のアイドルグループ。
ヒップホップ、レゲエ、ハウス、R&Bなどのクラブミュージックを主体にし、これまでのアイドルとは異なった魅力で多くのファンを獲得した。
活躍の場を韓国、日本、アメリカへと広げ、これからの活躍が期待される中、2016年解散が発表された。

4Minute（フォーミニット）

デビュー日：2009年6月15日
所属事務所：CUBE Entertainment

メンバーはジヒョン、ガユン、ジユン、ヒョナ、ソヒョンの5人。ヒョナは以前JYP Entertainmentのガールズグループ「Wonder Girls」としてデビューしていたため、再デビューに注目が集まった。デビュー曲「Hot Issue」や2ndシングルタイトル曲「Muzik」が続々と音楽チャート1位にランクイン。日本、台湾、香港、タイなどでも活動した。グループ名には「4分間で魅力を披露する」、「瞬間にベストを尽くす」という2つの意味が込められている。2016年にグループが解散し、ヒョナはソロとして活動を始めた。