aespa（エスパ）の徹底解説まとめ

aespa（エスパ）の概要

aespa（エスパ）とは、2020年にデビューした韓国の女性アイドルグループである。韓国人2名、中国人1名、日本人1名で構成されている。グループ名「aespa」は、「Avatar X Experience」を表現した「æ」と、「両面」を意味する「aspect」を掛け合わせた造語である。
「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という独創的なコンセプトが特徴的なグループである。
公式ファンクラブ名はMY（マイ）だ。英語で「私の大切な友達」を意味する「my precious friends」から由来している。aespaにとって「最も大切な存在であること」を表している。
また、メンバーには仮想世界「FLAT（フラット）」において、インターネット上の自分であるアバター「æ（アイ）」がいる。メンバーとæは「SYNK（シンク）」を通じてお互い通じることができるというコンセプトがある。メンバーとaeは、「P.O.S」と呼ばれるシンクホールで、現実世界と仮想世界を行き来する「REKALL（リコール）」を行うこともできる。FLATの向こうには、無定形かつ無限の領域である「KWANGYA（荒野）」が広がっているという設定だ。
そんなaespaは、韓国で絶大な人気を誇ったアイドルグループ「少女時代（しょうじょじだい）」と同じ所属事務所に属している。
デビューしてから初めてリリースしたシングル『Black Mamba（英語版）』のミュージックビデオは、2021年1月にはYouTubeの再生回数1億回を突破し、歴代K-POPグループのデビュー曲の中での最短記録を更新した。
同じ月のSBSの音楽番組『人気歌謡』では、出演なしにもかかわらず、デビュー曲「Black Mamba」で初の売り上げ人気ランキング1位を獲得した。これは、デビューしてから月日がたったアイドルグループでも難しい事である。それをデビュー1年目、番組出演なしで実現した。このことから、aespaの人気がうかがえる。
その人気の影響で、2021年の韓国の大衆音楽授賞式第10回ガオンチャートミュージックアワードと第30回ソウル歌謡大賞にて、新人賞を受賞した。

aespa（エスパ）の活動経歴

デビュー、ファンクラブ設立

aespaは、2020年11月17日にシングル『Black Mamba（英語版）』でデビューした。この曲のミュージックビデオは、20201年1月8日にはYouTubeの再生回数1億回を突破し、歴代K-POPグループのデビュー曲の中での最短記録を更新した人気曲となった。また、デビュー日である2020年11月17日にはVLIVEのチャンネル内に公式ファンクラブ「MY」を設立。

初のテレビ出演

1月20日、韓国の音楽番組「ミュージックバンク」にて、デビュー曲である「Black Mamba」をテレビ初披露した。この時が、aespaの音楽番組に初出演である。

初の1位獲得

2021年1月17日、SBSの音楽番組『人気歌謡』にて、出演なしにもかかわらず、デビュー曲「Black Mamba」で初の売り上げ人気ランキング1位を獲得した。

新人賞受賞

2021年には、韓国の大衆音楽受賞式である第10回ガオンチャートミュージックアワード、第30回ソウル歌謡大賞で、新人賞を受賞した。

2枚目シングルをリリース

2月5日、2枚目のシングル『Forever （약속）（英語版）』をリリースした。これは、同事務所に所属する韓国の歌手であるユ・ヨンジンの楽曲「Forever」をカバーしたものである。

GIVENCYのアンバサダーに抜擢

2月10日に、フランスのファッションブランドである「GIVENCHY（ジバンシー）」の2021年ブランドアンバサダーに就任。K-POPアーティストがGIVENCYのアンバサダーになったのはこれが初である。

3枚目のシングルをリリース

5月17日に3枚目のシングル『Next Level』をリリースした。これは、アメリカのアクション映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のOSTに使用されているA$ton Wyldの楽曲である「Next Level」を編曲したものである。