本好きの下剋上(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』とは、香月美夜が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。「TOブックス」より書籍版が発売され、その後、漫画化・アニメ化された。シリーズ累計発行部数850万部を突破する人気作品である。本が大好きな主人公が、マインとして異世界に転生してしまう。その世界でマインは本を入手することができず、自分の手で本を作るために奮闘する。マインが成長していく姿や、家族を大切にする姿が丁寧に描かれており、読者の心を打つ。

CV:折笠富美子
ギュンターの妻で、マイン、トゥーリ、カミルの母親。
染色工房で働いており、裁縫が得意。
マインが領主の養女ローゼマインになってからは、ルネッサンスの称号を与えられ、ローゼマインお抱え染色職人となった。

トゥーリ

CV:中島愛
ギュンターとエーファの娘で、マインとカミルの姉。
明るく面倒見の良い性格で、働く両親に変わってマインの世話を任されることが多かった。
洗礼式後は針子見習いとして働くが、貴族になったローゼマインとの繋がりを得るため、ギルベルタ商会のコリンナの下で髪飾り職人になった。
最終的に家族でアレキサンドリアへ移住し、ルッツと婚約する。

カミル

CV:日野まり
ギュンターとエーファの息子で、マインとトゥーリの弟。
マインが神殿の巫女見習いの時に生まれた。
ルッツを兄のように慕い、洗礼式後はプランタン商会で見習いをする。

グーテンベルク・商人

ルッツ

CV:田村睦心
マインやトゥーリの幼馴染。ずっとマインと共に行動していたため、家族以外で唯一マインの体調管理ができるようになった。
男ばかりの4人兄弟の末っ子のため、兄たちに搾取されてばかりの幼少期を送っていた。そのため、家を出て遠くの街へ行く旅商人に憧れていた。オットーの紹介でベンノと出会ってからは、ギルベルタ商会で働く。仕事も優秀で、ベンノやマルクからも認められている。
最終的には家族と離れてアレキサンドリアへ移住し、トゥーリと婚約した。

ベンノ

CV:子安武人
ギルベルタ商会の主人。
両親を早くに亡くし、商会を引き継いだが、幼い妹のコリンナを育てなければならなかったため、必死に働いた。その結果、エーレンフェストで最も成長している商会になった。
商人として非常に優れた手腕の持ち主で、「お金は取れるうちに、取れるところから、取れるだけ取っておく」がモットー。
マインと関わりを持つようになってからは、振り回され、大量の仕事に追われ、頭を抱える日々を送る。
ローゼマインの作った本を売り出し始めると、服飾関係を扱うギルベルタ商会とは別にプランタン商会を立ち上げる。

マルク

CV:前野智昭
ギルベルタ商会の従業員で、ベンノの腹心の部下。
ベンノが商会を継ぐ以前から働いており、若くして商会を継ぐことになったベンノを支えた。

フリーダ

CV:内田彩
グスタフの孫。
マインと同じ身食いだが、貴族と繋がりのあったグスタフの働きかけにより、ダームエルの兄・ヘンリックと契約する。資金援助と成人後に愛妾になることを条件に、魔術具を与えられている。愛妾になってからは、貴族街に自分の店を出す予定。
ローゼマインがベンノと共にイタリアンレストランの開店を進めていると、共同出資者として参加する。その後、ローゼマインに振り回されて多忙なベンノに代わって、実質的な経営者も担うようになる。

ヨハン

CV:高橋孝治
鍛治職人。
こだわりが強く、注文の際に事細かに質問するため、パトロンが見つからなかった。マインにパトロンになってくれるよう頼み込み、そのための課題として金属活字を作った。金属活字に感激したマインからグーテンベルクの称号を授けられる。

ハイディ

9bty_0603_2011
9bty_0603_2011
@9bty_0603_2011

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