本好きの下剋上(ラノベ・漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』とは、香月美夜が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。「TOブックス」より書籍版が発売され、その後、漫画化・アニメ化された。シリーズ累計発行部数850万部を突破する人気作品である。本が大好きな主人公が、マインとして異世界に転生してしまう。その世界でマインは本を入手することができず、自分の手で本を作るために奮闘する。マインが成長していく姿や、家族を大切にする姿が丁寧に描かれており、読者の心を打つ。

中級貴族出身の文官見習い。
エルヴィーラの執筆した恋愛物語が大好きで、自身も恋愛物語を執筆したいと考えている。
実家がヴェローニカ派のため、粛清の際に処刑を回避するには名捧げをしなくてはならなくなる。そして、名捧げの相手としてエルヴィーラを指名した。

ニコラウス

カルステッドとトルデリーデの息子。
ヴェローニカ派の粛清でトルデリーデが捕縛されてからは、孤児院に入り、青色神官見習いになった。

貴族院

ヒルシュール

CV:渡辺明乃
貴族院でエーレンフェストの寮監を務める教師。エーレンフェストの出身で、優秀さを買われて中央へ移動した。
研究に没頭すると他のことには目を向けなくなる。フェルディナンドの師匠。ヴェローニカに迫害されるフェルディナンドを庇護していた。

ルーフェン

CV:山下誠一郎
貴族院でダンケルフェルガーの寮監を務める教師。
ディッターが大好きで、ローゼマインに勝負を申し込んだり、騎士コースの授業を受けさせようとする。

フラウレルム

CV:渡辺明乃
貴族院でアーレンスバッハの寮監を務める教師。
ローゼマインやエーレンフェストを疎ましく思っており、度々理不尽な難癖をつけてきたり、嫌がらせをしてくる。「んまぁ!」が口癖。

ソランジュ

貴族院の図書館司書を務める教師。
中級貴族のため、図書館を運営するためのすべての魔術具に魔力を注ぐことはできなかった。
ローゼマインが開く本好きのお茶会を毎年楽しみにしている。

シュバルツ/ヴァイス

左がシュバルツ、右がヴァイス

CV:本渡楓(シュバルツ)、石見舞菜香(ヴァイス)
過去の王族が作り出した魔術具。ウサギのような見た目をしている。黒いのがシュバルツ、白いのがヴァイス。
魔力を注ぐ余裕がなく、図書館で長年放置されていた。図書館に感動したローゼマインが祝福の魔力を溢れさせたところ、動き出した。
新しい主人が新しい服を贈る決まりになっている。貴重な魔術具であるため、服に防衛のための魔術も施されている。

王族

アナスタージウス

CV:山下誠一郎
ユルゲンシュミットの第2王子。ローゼマインの貴族院入学時、最高学年に所属していた。貴族院を管理する王族として、ローゼマインが問題を起こすたびに呼び出され、振り回される。
エグランティーヌと結婚することを望んでいたが、彼女と結婚すればジギスヴァルトと王位を争うことになると思い、諦めていた。ローゼマインの後押しのおかげでエグランティーヌと話をし、王位につかないと宣言した上で結婚する。

エグランティーヌ

CV:井上喜久子
クラッセンブルクの領主候補生。ローゼマインの貴族院入学時、最高学年に所属していた。
政変で王位争いの末に亡くなった第3王子の娘で、祖父であるアウブ・クラッセンブルクの養子になった。アナスタージウスやジギスヴァルトとは従兄弟関係。そのため、作中では最も王族の血が濃く、エグランティーヌと結婚した者が次の王位につくとさえ言われていた。彼女自身は、自分の結婚で政変を再来させてしまうのではないかと憂慮し、ローゼマインに神殿入りすることを相談していた。その後、ローゼマインの後押しでアナスタージウスと結ばれ、幸せを手にした。
最終的には、ローゼマインからグルトリスハイトを授けられ、王位につく。

9bty_0603_2011
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@9bty_0603_2011

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