ブラッククローバー（ブラクロ）の金色の夜明けまとめ

一等上級魔法騎士の副団長。傲慢な性格で、非常時には民を犠牲にすることも厭わない。団長に目をかけられているユノのことは嫌っている。兄は黒の暴牛のフィンラルだが、その兄も出来が悪いと見下している。一方で人に好かれる兄に対してコンプレックスを持っている面もある。スペード王国との戦いからは、副団長から降格している。
空間を削り取る攻撃的な「空間魔法」の使い手で、通常の防御魔法では防ぐことができない。

ユノ・グリンベリオール

アスタと同じ教会で育った幼馴染。アスタのライバルでもあり、彼の言葉がユノを奮い立たせることもしばしばある。魔導書の授与式では幸運が宿るとされる四つ葉のクローバーを授与され、魔法騎士団の入団試験ではすべての団から入団を望まれた。ユノはその中から魔法帝への道が一番近いであろう金色の夜明けを選んだ。悪魔が巣くうスペード王国との戦いの前には副団長に就任した。
実はスペード王国のグリンベリオール家に生まれた王子である。
魔法属性は「風」と「星」。風はユノの中に眠るリヒトとテティアの子供の魔法であり、彼本来の魔法は星である。

団員

アレクドラ・サンドラー

四等上級魔法騎士。任務中に死にかけたところをウィリアム・ヴァンジャンスに助けられて以来、彼に心酔している。そのため、下民でありながら団長に特別視されているユノに嫉妬している。プライドが高く、失態を犯した団員に容赦のない言葉を浴びせたことで、アスタと交戦したこともあった。
魔法属性は「砂」。大量の砂で敵を押しつぶしたり、砂の巨人を創り出したりすることができる。

クラウス・リュネット

眼鏡をかけた生真面目な三等中級魔法騎士。ユノの先輩だが、下民出身の彼やアスタを見下していた。しかし過去の遺物が眠る「魔宮」探索の任務を経て、2人を認めるようになる。特に無茶をしたアスタに対してはやや過保護になる。
「鋼魔法」の使い手で、硬さを活かした武器や壁を創り出す。

ミモザ・ヴァーミリオン

王族二大巨塔であるヴァーミリオン家出身の魔法騎士。他の団員と異なり他者を見下すことはないが、天然であり、時に悪気なく失礼なことを口にする。しかし魔法のコントロールが苦手なノエルや、下民のアスタの良いところに気づく優しさを持ち合わせる。「魔宮」探索の後から、アスタのことが気になり始める。
「植物魔法」の使い手で、回復魔法やサポート系のエキスパート。攻撃魔法は覚えていなかったが、アスタと並んで戦えるようになると決意してからは覚え始める。

シレン・ティウム

一等中級魔法騎士。寡黙な大男で、セリフがあまりない。スペード王国の魔導士が襲来した時に殺害される。
魔法属性は「岩石」。

ハモン・カーセウス

笑みを絶やさない太った二等中級魔法騎士。スペード王国の悪魔憑き魔導士により殺害される。
魔法属性は「硝子」。

レトゥア・ベクレル

女性の魔法騎士。スペード王国が襲来してきたときにはユノ、クラウス共々致命傷を負う。しかし団長の魔法によって一命をとりとめる。
魔法属性は「羅針盤」。