東城歩(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
東城歩(とうじょう あゆむ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、柳生一門屈指の剣士集団「柳生四天王」の筆頭。
柳生家の現当主の娘である九兵衛が幼い頃から仕え、その成長を見守ってきた。九兵衛は柳生家のお家事情から男として育てられており、東城も普段はこの方針に従っているが、内心では「九兵衛は女性として生きた方が幸せなのではないか」と考えている。このため折りに触れて九兵衛の中の女性としての意識を刺激しようとしているが、趣味的な方法ばかりで彼女をドン引きさせている。
東城歩(銀魂)の概要
東城歩(とうじょう あゆむ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、柳生(やぎゅう)一門屈指の剣士集団「柳生四天王」の筆頭。
柳生家の現当主の娘である九兵衛に、彼女が幼い頃から仕え、その成長を見守ってきた。九兵衛は柳生家のお家事情から男として育てられており、東城も普段はこの方針に従っているが、内心では「九兵衛は女性として生きた方が幸せなのではないか」と考えている。
その九兵衛が「この子と結婚する」と言って幼馴染の志村妙(しむら たえ)娘を柳生の屋敷に連れてきた際は、これを取り戻そうとする彼女の弟たちと交戦。「自分1人ででもあんな連中を蹴散らすのはワケ無い」と豪語していたが腐った卵を食べたせいで腹を壊し、実力の半分も出せないままあっさりと敗れ去った。
この時妙の弟をサポートするために一緒にやってきた坂田銀時(さかた ぎんとき)とはその後も交流を重ね、「2人の気持ち次第だが、これほどの男なら九兵衛の相手としても悪くないのでは」と考えたのか、九兵衛が彼と関わる際はやたらと張り切っている。
東城歩(銀魂)のプロフィール・人物像
身長:178cm
体重:66kg
誕生日:1月14日
CV:遊佐浩二
柳生一門としての自負が強く、その名に泥を塗るような行為は仲間であっても許さない冷酷な人物。一方で一度認めた相手には朗らかに接し、冷静な反面底抜けにおちゃらけた二面性のある性格をしている。
剣士としての実力は高く、作中屈指の実力者である九兵衛も一目置いている。しかし真面目な戦闘シーンはほとんどなく、ギャグ的に倒されるか他のキャラクターに出番を奪われることが多い。
真面目なようでいてかなりの女好きで、ソープランドをよく利用している。お務めする側(=性行為をされる側)として吉原にも通っており、性的にはかなり奔放。
家の事情から男として育てられている九兵衛に対し、普段はその方針に逆らわないよう接しているものの、内心では「九兵衛は女性として生きた方が幸せなのではないか」と考えている。このため折りに触れて九兵衛の中の女性としての意識を刺激しようとしているが、その方法が「かわいい服を着せる」といった趣味的なものばかりで彼女をドン引きさせている。
東城歩(銀魂)の来歴・活躍
九兵衛の世話係
将軍家の剣術指南役として名高い柳生家に仕え、その剣術を学ぶ。やがて北大路斎(きたおおじ いつき)、西野掴(にしの つかむ)、南戸粋(みなみと すい)ら柳生一門屈指の高弟たちと共に「柳生四天王」と呼ばれるようになり、その筆頭として腕を振るう。
この頃、柳生家の現当主が娘を儲けるも、直後に妻を失ってしまう。当主は「妻への愛を裏切りたくない、妻の家に娘を奪われたくない」との想いから、後妻をもらうことを拒んだ上で「自分の子は男であり、柳生家の跡取りである」と宣言。娘に九兵衛という男子名を与え、柳生家の中にいる者たちにも彼女を男子扱いすることを徹底させる。
九兵衛の世話係を命じられた東城は、柳生家の決定に唯々諾々と従うも、内心では「九兵衛は女性として生きた方が幸せなのではないか」との想いも抱く。九兵衛が将来どのような道を選ぶにしても、それを後悔しないよう配慮し、「幼い頃の九兵衛のかわいい姿を映像に記録する」という距離感の無い親戚じみた行為を重ねていった。
柳生家の嫁取り合戦
年頃になった九兵衛は、幼馴染の志村妙(しむら たえ)という娘を強引に柳生の屋敷に連れ込み、「この子と結婚する」と言い出す。「いくらなんでも女と女が結婚していいのか、できるのか」と柳生一門が密かに頭を抱える中、東城は「それが九兵衛の望むことなら」と何も言わずに従う。しかしこの時、妙の弟が「姉を返せ」と言って兄貴分の坂田銀時(さかた ぎんとき)らと共に屋敷に乗り込み、九兵衛と柳生四天王がこれを迎え撃つこととなる。
殺し合いをするわけではなく、体に巻き付けた小皿を割られた者から失格していくという形で争うこととなったが、東条は小皿を割られて戻ってきた南戸を自ら粛清。「あんな連中は自分だけで蹴散らしてみせる」と絶対的な自信を覗かせる。
しかし、直前に食べた卵が腐っていたため、戦闘を放棄してトイレに駆け込む。このトイレには他にも妙の弟の仲間たちが腹痛を抱えたまま籠っていたが、全ての個室でトイレットペーパーが切れているという状況にあった。「先に外に出ればいくらでも不意打ちできるが、尻を拭くものがなければ出られない」と狂乱する一行は、互いに余裕があるように振る舞いつつ心理戦を繰り広げ、東城は最終的に「たまたまあった紙やすりか、九兵衛の写真のどちらかで尻を拭く」ことを強いられる。
悩みに悩んだ末、九兵衛の写真で尻を拭いた東城が個室を出ると、同じタイミングで紙やすりで尻を拭いた妙の弟の協力者である近藤勲(こんどう いさお)と対面。「主君である柳生家の娘の写真で尻を拭いた」罪悪感を抱える東城は、ろくに実力も発揮できないまま「愛する妙のために紙やすりで尻を拭いた」近藤に敗れる。
この柳生家の嫁取り合戦は、最終的に東城たち柳生側が敗北。これを経て九兵衛は「自分は男でもあり、女でもある」と意識を改革し、柳生一門の剣士たちは敗北を悔しがる一方で彼女の変化を歓迎する。
東城もその1人だったが、彼は同時に柳生一門相手に並みならぬ力量を見せつけた銀時に注目し、「2人の気持ち次第だから無理にくっつけようという気はないが、これほどの男なら九兵衛の相手として申し分ないのでは」と考え始める。
九兵衛の成長と柳生四天王の活躍
その後も九兵衛は妙や銀時と交流し、柳生家の中で過ごしていた頃と比べて様々な意味で成長していく。東城はこれを喜び、「成長記録」として撮影しようとするも、その都度九兵衛に気味悪がられて成敗されることを繰り返す。
銀時のことは相変わらず“九兵衛のパトーナー候補”として注目。「複数の女に同時に手を出したことにして、ちゃらんぽらんな銀時に灸を据えよう」という話が盛り上がった際は、妙に協力を要請されて戸惑う九兵衛を積極的に焚きつけ、“酔っ払った銀時が九兵衛とむりやり関係を持った”風を装い彼の反応を楽しんでいる。
銀時はその後も様々な敵と戦い、ついには宇宙規模の秘密結社「天導衆」(てんどうしゅう)と激突。彼が暮らすかぶき町に宇宙人の軍勢が押し寄せ窮地に陥った際は、柳生一門の一員として助っ人に駆け付けた。
東城歩(銀魂)の関連人物・キャラクター
柳生九兵衛(やぎゅう きゅうべえ)
柳生家の現当主の娘。お家事情から男として育てられ、「自分は男なのか、女なのか」との悩みを抱えるようになる。
東城は幼い頃から九兵衛に仕えており、彼女が女性としての幸せをつかむことを望んでいる。このため嫁取り合戦以降は女性らしい事柄に興味を持たせようと様々に取り計らっているが、その方法が「かわいい服を着せる」という趣味的なものであるため九兵衛からはドン引きされている。
柳生九兵衛(銀魂)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、代々続く名門剣術道場柳生家の跡取りです。
表向きは息子となっていますが実は女性で、志村新八の姉・妙に恋愛感情を抱いています。神速の剣の使い手と言われ、堅物で真面目なキャラ。しかしその生真面目さが時にとんでもなく天然だったりします。
北大路斎(きたおおじ いつき)
柳生四天王の一員。冷静かつ冷徹、理路整然とした戦術が持ち味。
北大路斎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
北大路斎(きたおおじ いつき)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、柳生一門屈指の剣士集団「柳生四天王」の1人。
冷静かつ冷徹、理路整然とした戦術が持ち味。トマトが苦手で、これを克服するため料理にトマトケチャップをたっぷりかけて食べることで己を鍛えている。柳生家当主の娘である柳生九兵衛が「自分の嫁にする」と言って幼馴染の娘を屋敷に連れ込み、その弟と仲間たちが奪還しようと殴り込んできた時は、敵方の土方十四郎と対戦。柳生の剣の強さを見せつけるも、最終的には敗北した。
西野掴(にしの つかむ)
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