ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り（映画）のネタバレ解説・考察まとめ
『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』とは、剣と魔法の世界で邪悪な魔法使いの陰謀に挑むアウトローたちの活躍を描いた映画作品。有名テーブルトークRPGの『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』を原作とし、世界観も共有している。
盗賊のエドガン・ダーヴィスは、ペテン師のフォージの裏切りによって投獄されるも、脱獄を果たす。奪われた娘を取り戻そうとするエドガンだったが、フォージは邪悪な魔法使いと結託していて手が出せなかった。魔法封じの兜を求め、エドガンは仲間と共に冒険を繰り広げる。
ゼンク・イェンダー（演：レゲ＝ジャン・ペイジ）
日本語吹き替え：中村悠一
高名なハーパーの戦士。魔法封じの兜を望むエドガンたちの目的を問い質し、彼らに協力する。かつてレッド・ウィザードの儀式によって家族と故郷を滅ぼされたことがある。
「目的地に向けてまっすぐ進む」ことを誓っているらしく、進路上に岩があろうと迂回せず、わざわざ岩の上に登って先に進む奇癖を持つ。
キーラ・ダーヴィス（演：クロエ・コールマン）
日本語吹き替え：逢田梨香子
エドガンの娘。生まれて間もない頃に母を失い、ホルガを母親代わりにして育った。
かつてエドガンからもらった「身につけた者の姿を消すペンダント」を、今も大切にしている。
フォージ・フィッツウィリアム（演：ヒュー・グラント）
日本語吹き替え：森田順平
エドガンがかつて組んでいたペテン師。ソフィーナと組んで彼らを罠に嵌め、領主に成り上がり、命じられるまま全領民を集める大規模な闘技大会を開催する。
エドガンから預かったキーラのことは彼なりに大切にしていたらしく、少なくとも本性を表すまでは彼女からも信頼されていた。
ソフィーナ（演：デイジー・ヘッド）
日本語吹き替え：沢城みゆき
魔法を極め、邪神を信奉し、世界に死と混乱を振り撒くことを使命とするレッド・ウィザードの一員。
何万という人々を1か所に集めた上での生け贄の儀式を行うため、フォージを利用して数年がかりの遠大な計画を進めていく。
『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』の用語
ハーパー
正義と平和と平等のため、あらゆる不当な権力に立ち向かう戦士たちのこと。
エドガンはかつてハーパーの楽士として活動していたが、命懸けの働きを続けても報酬が得られるわけでもなく、「妻子に楽をさせたい」との想いから悪事に手を出すこととなってしまう。
レッド・ウィザード
魔法を極め、邪神を信奉し、世界に死と混乱を振り撒くことを使命とする邪悪な魔法使い。
ドルイド
特定の神ではなく、自然そのものを崇拝する土着信仰の神官。
蘇りの石板
1度だけ死者を蘇生させることができる希少な魔法の道具。
『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
エドガン「聞いたことにだけ答えろ、いいな？」
魔法封じの兜の在り処を探るため、エドガンたちはかつてそれを所有していたという戦士団の墓を暴き、「死者に5つだけ質問することができる」魔法で情報を集めていく。
しかしエドガンはどうでもいいことに質問を費やしてしまい、慌てて「聞いたことにだけ答えろ、いいな？」との言葉を口にする。直後、サイモンが「どうして疑問形にしたの？」と尋ねると、死者は「（エドガンの問いに）分かった。（サイモンの問いに）していない」と言って再び物言わぬ骸と成り果てる。コミカルな演出の多い本作の中でも特に笑うを誘うシーンである。
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目次 - Contents
- 『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』の概要
- 『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』のあらすじ・ストーリー
- エドガンの挫折
- キーラとの再会
- 魔法封じの兜を求める旅
- 蘇った絆
- 『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』の登場人物・キャラクター
- エドガン・ダーヴィス（演：クリス・パイン）
- ホルガ・キルゴア（演：ミシェル・ロドリゲス）
- サイモン・アウマー（演：ジャスティス・スミス）
- ドリック（演：ソフィア・リリス）
- ゼンク・イェンダー（演：レゲ＝ジャン・ペイジ）
- キーラ・ダーヴィス（演：クロエ・コールマン）
- フォージ・フィッツウィリアム（演：ヒュー・グラント）
- ソフィーナ（演：デイジー・ヘッド）
- 『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』の用語
- ハーパー
- レッド・ウィザード
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