モーガン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

コビー

CV：土井美加

コビーは以前、女海賊アルビダの海賊船で雑用として働かされていた一般人だった。その後ルフィとの出会いを機に紆余曲折を経てあこがれだった海軍に入隊。海軍本部の大佐で、ヘルメッポと同じく海軍本部秘密特殊部隊「SWORD」の隊員を兼任している。

ルフィとともにシェルズタウンを訪れたコビーは、夢にまで見た海兵になれると喜んでいたものの、その町はモーガンが取り仕切る悪政と蛮行がはびこっていた。シェルズタウンの町民にとって海軍は恐怖の代名詞である事を知ったコビーはショックを受ける。ルフィは、支部に捕らえられていたゾロを仲間にしようと、処刑される彼を救うために支部で大暴れする。
コビーもルフィに協力し、ルフィがゾロの刀を探しに行っている間は、磔にされているゾロの縄を解こうとしていた。終盤には、モーガンの息子ヘルメッポに拳銃を向けられ人質にされたものの、勇気を振り絞り、彼にモーガンを止めるように進言した。結果、モーガンとヘルメッポはルフィたちによって倒され、町民や配下の海兵たちは恐怖政治から解放された。
その後、コビーはヘルメッポと共に海軍第153支部の雑用として勤務することになる。そして海軍本部中将のガープがモーガンの身柄を預かりに来たが、モーガンは隙を突いてガープを斧手で切り付け、ヘルメッポを人質に逃走してしまう。ガープの副官ボガードは即座に、モーガンを人質もろとも砲撃するように指示するが、コビーは友人であるヘルメッポを救うため身を挺して阻止した。両手に持った拳銃で威嚇しながら砲口の前に仁王立ちし、居眠りから目覚めたガープが拳骨で大砲を破壊したことで事なきを得た。ヘルメッポは無事、モーガンと決別しコビーたちの元に帰還。コビーや支部の海兵たちは全員で土下座し、モーガンを取り逃がした失態をガープに謝罪した。その後ガープから「2人を預かる」と告げられ、コビーとヘルメッポは共に海軍本部に栄転することとなった。

コビー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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コビーとは、尾田英一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場するピンク色の髪と丸眼鏡が特徴の海軍本部に所属する軍人。海賊団で雑用をしていたが、主人公モンキー・D・ルフィとの出会いをきっかけに海軍へ入ることを決意した。ルフィの祖父であり海軍本部中将であるモンキー・D・ガープの手ほどきもあり、海軍本部大佐まで駆け上がっている。見聞色の覇気を開花させ、トラファルガー・ローが首謀者とされるロッキーポート事件で市民を守った英雄であり、その事件の功績がきっかけで有名となった。

モンキー・D・ルフィ

CV：田中真弓

『ONE PIECE』の主人公。「ひとつなぎの大秘宝」を見つけて海賊王になる事を夢見る青年で、海賊麦わらの一味の船長。幼い頃に超人系悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べたことで、体のあらゆる部位が自在に伸縮するゴム人間になった。

故郷である東の海フーシャ村を出発し、海賊王を目指して航海を始める。しかしいきなり渦潮に巻き込まれ遭難し、偶然流れ着いたゴート村でアルビダ海賊団と遭遇。そこで雑用として働かされていたコビーと出会う。コビーの海軍に入るという夢を聞き、雑用としてコビーをこき使っていた金棒のアルビダを倒して解放させた。その後はアルビダ海賊団から譲り受けた小舟で再出発し、海軍第153支部のあるシェルズタウンに辿り着く。ここで捕らえられていた賞金稼ぎのロロノア・ゾロと出会ったルフィは、支部指令官であるモーガンの息子ヘルメッポが、ゾロとの約束を無視して処刑しようとしている事を知る。そこでルフィは、助けることを条件に自身の仲間に入るようゾロに要求し、ゾロがヘルメッポに奪われた刀を探して基地内を暴れ回る。結果、町に恐怖政治を行っていたモーガンを倒し、ゾロは最初の仲間に加わった。

モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ルフィとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物であり、主人公。左目の下にある傷と麦わら帽子がトレードマーク。「麦わらのルフィ」という異名を持つ。悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、全身が伸び縮みするゴム人間である。
海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの財宝（ワンピース）」を手に入れて海賊王になるという夢を叶えるために17歳で海に出た。そして愉快な仲間達と共に大海原を冒険するのだった。

ロロノア・ゾロ

CV：中井和哉

海賊麦わらの一味の1人で、船長ルフィにとっての初めての仲間でもある。3本の刀を振るう独自の剣術「三刀流」の剣士で、海賊狩りのゾロという異名を持つ。

ゾロは、元々東の海で賞金稼ぎをしていた。ある日シェルズタウンで放し飼いにされた狼が、町の少女リカに襲い掛かろうとしていた場面に出くわし、とっさにその狼を切り捨てた。
しかしその狼は、シェルズタウンを取り仕切る海軍大佐モーガンの息子、ヘルメッポのものだった。ヘルメッポの怒りを買ったゾロは海兵らに包囲され、ヘルメッポから「1カ月飲まず食わずで過ごしたら開放する」という約束をする。そしてゾロは、海軍第153支部に野ざらしで拘束されることとなった。ゾロに救われたリカは、たびたびおにぎりを届けようと基地を訪れたが、ヘルメッポとの約束を守ろうとするゾロはそれを拒んだ。この噂を聞きつけたルフィは、ゾロを仲間にしようと現れた。しかしゾロは「海賊は外道だ」「悪党の仲間になる気はない」と拒否する。その後、ルフィから、ヘルメッポが約束を守らず自分を処刑をしようとしているという事実を聞かされたゾロ。押収された刀と引き換えに仲間に入る事を要求してきたルフィに対し、ゾロは同意を示す。その後はルフィと共闘し、モーガンらを打ち倒した。

ロロノア・ゾロ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ロロノア・ゾロとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の剣士。三本の刀を操る三刀流剣技の使い手。「世界一の大剣豪になる」という夢を持っており、戦闘では積極的に強敵と戦う。黒い手ぬぐい、左目の傷、腹巻き、左耳の三連ピアスが特徴。最初に麦わら海賊団に加入したメンバーであり、副船長と度々間違われるが、公式では副船長という設定は明言されていない。武装色の覇気に優れ、ワノ国では覇王色の覇気にも目覚めた。

クロ

CV：橋本晃一

元クロネコ海賊団船長で、東の海でも有数の強豪として知られていた海賊。腕だけではなく計略を練って事を進める頭脳派な海賊で、百計のクロの異名も持つ。
100mを4秒台で走り切るという驚くべき俊足の持ち主。それに加えて一切の音を立てずに移動できる「抜き足」という移動術を使う。無音かつ高速で移動できるクロにかかれば、例え腕利きの暗殺者を50人そろえたとしても、気配を悟られる間もなく全滅に追い込めるという。

実際、以前モーガンが指揮していた部隊も、クロたった1人によりモーガンを残して全員壊滅させられてしまった。モーガンも右手と顎を失い瀕死の状態だったが、そんな状況でも命乞いせず「殺すなら殺せ」と啖呵を切ったことでクロがモーガンを気に入った。クロは、世間ではモーガンにより逮捕されて死んだとされていた。しかし実際は部下のジャンゴがモーガンに「クロを捕らえた」という催眠術をかけ、同じように催眠術をかけられた偽物のクロを捕らえ処刑させたので、本人は生き延びていた。

モンキー・D・ガープ

CV：中博史

世界の均衡を司る三大勢力のひとつ、海軍本部に所属する軍人で階級は中将。かつてはロジャー海賊団や四皇をはじめとする、生きた伝説と言える大海賊を相手に激戦を繰り広げ、その数々の功績から「海軍の英雄」と称賛されている。主人公ルフィの祖父であり、革命家モンキー・D・ドラゴンの父でもある。

当初は本編に先駆けて「コビメッポ奮闘日記」で登場した。本編で東の海シェルズタウンにある海軍支部司令官モーガン大佐の蛮行がルフィたちによって解決された後、囚人として捕らえられたモーガンは、本部にこれまでの数々の問題行動が報告された。ガープの部隊はモーガンの身柄を引き取るために東の海に赴き、現地支部の船と連携して海上での引き渡しを行うところだった。しかしガープは、うっかり立ち眠りをしてしまった隙を突かれ、モーガンに斧手で切り付けられてしまった。モーガンはそのまま息子であるヘルメッポを人質に小舟を使って逃走。
副官であるボガードは部下たちに小舟を撃沈するように指示するものの、ヘルメッポを友達だと慕うコビーが砲口の前に立ちはだかり阻止しようとした。ガープもこれに同調したのか、起き上がりざまに大砲そのものを拳骨で破壊。結局モーガンを取り逃がしてしまい、彼への攻撃を邪魔したコビーと、父と決別して戻ってきたヘルメッポ、そして支部の海兵たちはガープに謝罪した。しかしガープは彼らに制裁は与えず、むしろコビーとヘルメッポの行動に関心する。そして当時雑用だった彼らを自らが引き抜き、そのまま本部に戻った。その後は2人を徹底的に鍛え上げ、後のウオーターセブン編の頃にはそれぞれ曹長、軍曹まで昇格させるほどの実力を授けた。

モンキー・D・ガープ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ガープとは『ONE PIECE』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィの祖父で海軍本部中将。過去の数々の功績から、「海軍の英雄」と呼ばれている。頂上戦争以降は一線を退き、後進の育成にまい進している。ルフィ同様、豪快で自由で明るい性格の持ち主。本人は海軍所属であるが、その親族は海軍の敵が多い。息子のドラゴンは革命軍、孫のルフィとエースは海賊である。海賊に対しては同情の余地なしとしているが、家族に対しては愛情深く海兵という立場との間でせめぎ合う場面もある。

モーガンの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「お前が殴る価値もないウスラバカ息子だったからだよ！！！」

ルフィに殴られたヘルメッポは、すぐさまモーガンの元にチクりに行った。しかしモーガンはその際初めてヘルメッポに手を挙げ「お前が殴る価値もないウスラバカ息子だったからだよ！！！」と言い放った。ヘルメッポはモーガンに愛されていると思っていたが、モーガンとっては箸にも棒にもかからないため放っておいただけだった。ヘルメッポを殴ったのも親の愛情からではなく、自分の偉さが汚されることが許せなかっただけだった。自分の地位を振りかざし、相手が息子であれ容赦がない独裁者であることが表されている場面。

「偉い人間がやることはすべて正しい」