ルパン三世VSキャッツ・アイ（アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

CV：沢城みゆき

たびたびルパンと行動を共にする絶世の美女。並外れた才覚と金銭欲の持ち主で、大抵の場合ルパンと協力するのは彼を利用してお宝を手に入れるためだが、ルパンは「ルックスがいい」というだけで彼女にベタ惚れしている。
本作でもしたたかに立ち回り、時には敵、時には味方として活躍。ルパンが在り処を突き止めていたファーデンの隠し倉庫で大量の財宝や美術品を手に入れ、特に傷を負うことも無く来生3姉妹の脱出を手助けするなど、一番美味しいところを持っていった。

銭形幸一（ぜにがた こういち）

CV：山寺宏一

ICPOの刑事。出向前は山形県警で警部をしていたため、「銭形警部」と呼ばれることが多い。ルパンの逮捕に人生を捧げているが、常にあと一歩で出し抜かれて逃げられている。刑事としては非常に優秀で、ついでのように難事件を解決することもしばしば。
本作でもその行動力と直観力で「ルパン一味とキャッツ・アイはファーデンに関わっている」と見抜き、思わぬ形で彼らをフォロー。本命であるルパンたちには逃げられるも、ファーデンに公的にトドメを刺すという大手柄を挙げた。

来生泪（きすぎ るい）

CV：深見梨加

来生3姉妹の長女にして、怪盗キャッツ・アイの一員。姉妹の中ではもっとも精神的に成熟しており、リーダーとして全体の指揮を執ることが多い。
本作では泥棒としての年季でも武器の質でも上回るルパン一味を相手に後手に回ることが多いものの、彼らが敵ではないことを知ると協力していく方向に方針転換するなど、年長者らしい決断力を見せた。

来生瞳（きすぎ ひとみ）

CV：戸田恵子

来生3姉妹の次女にして、怪盗キャッツ・アイの一員。姉妹の中でも特に身体能力に秀でており、直接潜入する役を担当することが多い。
キャッツ・アイの逮捕に血道を上げる俊夫とは高校の頃から交際しており、今も相思相愛の間柄。捕まるわけにもいかないが、キャッツ・アイを逃がしてばかりで肩身の狭い思いをしている俊夫のことを心配している。このため、本作で彼がいつの間にか銭形と大手柄を挙げていたことにはやや呆れつつも喜んでいた。

来生愛（きすぎ あい）

CV：坂本千夏

来生3姉妹の三女にして、怪盗キャッツ・アイの一員。3姉妹の中ではもっとも年下で、言動にもやや幼さが残っている。
本作ではルパンと交流して彼から泥棒としての心得を教わるなど、『キャッツ・アイ』側の主人公的立場のキャラクターとして活躍する。

内海俊夫（うつみ としお）

CV：安原義人

キャッツ・アイの逮捕に血道を上げる熱血新人刑事。瞳とは高校の頃から交際しており、パートナーとして深く信頼し大切にしているが、彼女が自分の追うキャッツ・アイであることはまったく気付いていない。
本作では「銭形に憧れている」という設定が追加され、彼の得意技である“手錠投げ”を披露している。その銭形からは「熱海（あたみ）」と名前を間違えられ、場合によっては違法捜査も辞さないすさまじい行動力に終始振り回されるも、彼の相棒としてファーデン壊滅に大きく貢献。珍しく大手柄を挙げた。

ハインリッヒ・ベルガー

CV：銀河万丈（変声機使用時）／菅生隆之（地声）

本作オリジナルキャラクター。ハインツの知己で、来生3姉妹に接触して「花束の少女」が3連作の作品であることを教える。彼女たちと共にこの回収に臨み、裏方として活躍する。
しかしその実態はファーデンの現在のボスであり、ハインツを利用して今の地位と財を築き上げた狡猾な小悪党。自身の地位をさらに万全のものとするため、フォルトゥナの石を用いた組織伝来の儀式を執り行うべく暗躍していた。

デニス・キルヒマン

CV：東地宏樹

本作オリジナルキャラクター。ファーデンの戦闘部隊のトップで、ベルガーの指示に従い「花束の少女」の回収やルパンたちの追撃など様々な任務に従事する。普段それをあまり表にすることはないが、ファーデンからフォルトゥナの石が盗まれたことをきっかけに父を失っているため、実行犯であるルパンのことを強く憎んでいる。
しかしフォルトゥナの石の盗難を主謀したのが次なるボスの座を狙ったベルガーであることを知り、彼に反旗を翻す。歴戦の兵士らしく理詰めかつ冷徹に物事を考えるタイプで、傷ついたルパン一味を前にしても「勝てるかどうか分からないし、そもそも今となっては勝つ意味がない」と考えて彼らを見逃す判断を下した。

『ルパン三世VSキャッツ・アイ』の用語