チエコスポーツ店長/ヒゲ店長(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

チエコスポーツ店長/ヒゲ店長とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、神奈川県内にあるスポーツグッズ販売店「チエコスポーツ」の店長。
学生の頃は選手として活躍し、卒業後はインターハイの神奈川県予選決勝リーグを欠かさず観戦するなど、根っからのバスケ愛好家。卒業し、スポーツグッズ販売店の店長となってからは、バスケットシューズの収集を趣味とするようになった。主人公桜木花道がバスケットシューズを求めて来店した際、タダ同然の値段で自慢のコレクションを譲ることとなってしまう。

チエコスポーツ店長/ヒゲ店長(SLAM DUNK)の概要

チエコスポーツ店長/ヒゲ店長とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、神奈川県内にあるスポーツグッズ販売店「チエコスポーツ」の店長。
学生の頃はバスケットボール(以下バスケ)の選手として活躍し、卒業後はスポーツグッズ販売店の店長として働く。バスケのインターハイ神奈川県予選決勝リーグを毎年欠かさず観戦するなど、根っからのバスケ愛好家である。

主人公桜木花道(さくらぎ はなみち)がバスケットシューズ(以下バッシュ)を求めて来店した際、自分のコレクションした数々の品を自慢した末、「それをくれ」と言い出した彼の押しの強さに負けてタダ同然の値段で譲ることとなってしまう。
「あれだけ強引な性格なら、アイツは選手としてきっと大成する」と自分を慰めていたが、後にその花道が湘北高校の選手として決勝リーグで活躍するのを見て一気にファンになる。その後再び店にやってきた花道に、「全国大会でもがんばってほしい」とのエールを込めて取って置きのバッシュを譲る。

チエコスポーツ店長/ヒゲ店長(SLAM DUNK)のプロフィール・人物像

職業:スポーツグッズ販売店「チエコスポーツ」店長

CV:梅津秀行、掛川裕彦

作中では「店長」、「ヒゲ店長」としか呼ばれておらず、本名は不明。17年前は高校生だったと語っているので、年齢は33~35歳。
神奈川県にあるスポーツグッズ販売店「チエコスポーツ」の店長を務める人物。かつては箕輪高校のバスケ部の選手として活躍し、当時の海南高校と神奈川県予選の決勝戦で戦いあと一歩で敗退するなど、かなりの実力を持っていた。

現在もバスケを愛好し、インターハイ神奈川県予選の決勝リーグを毎年欠かさず観戦している。バッシュの収集を趣味にしており、エア・ジョーダンVIやエア・ジョーダンIなどの高価なバッシュを所有していた。これらの品は店に飾っていたが、あくまでスポーツグッズとしての価値を認めるからこそ集めたもので、投資目的で購入したいという者には絶対に売ろうとしなかった。

チエコスポーツ店長/ヒゲ店長(SLAM DUNK)の来歴・活躍

選手からスポーツグッズ販売店の店長へ

自分の高校時代について語る店長。

神奈川県の箕輪高校のバスケ部に所属し、選手として活躍。インターハイの神奈川予選決勝まで勝ち進むも、そこで海南高校に惜敗し、全国大会出場の夢を果たせぬまま引退する。
その後スポーツグッズ販売店「チエコスポーツ」の店長となり、スポーツを志す若者たちを見守るようになる。バスケへの情熱も持ち続け、毎年インターハイ神奈川県予選の決勝リーグの試合を観戦するようになり、同時にバッシュの収集を趣味にするようになった。

全国を目指す少年との出会い

決勝リーグの観客席で、後の湘北高校主将赤木剛憲と出会う店長。

物語開始の2年前も、いつものようにインターハイ神奈川県予選の決勝リーグを観戦。海南高校が圧倒的な力で相手校を捻じ伏せる様を眺め、今年も彼らを倒せる者は現れなかったと感嘆する。
しかしこれを聞いていた隣の席の学生が、「いつか自分たちが海南高校を倒して全国制覇してみせる」と豪語。観客席にいるということは今年のインターハイであっさり敗れたチームであるはずで、できるわけがないと指摘すると、その学生は怒り出して一緒にいた友人と共に去ってしまう。

彼こそは後に湘北高校の主将となる赤木剛憲(あかぎ たけのり)であり、2年後にその言葉を実現させる寸前まで海南高校を追い込むこととなった。

大物見参

唖然としている内に押し切られ、店長は花道に30円でバッシュを売ることとなってしまう。

赤木との出会いから2年後、湘北高校のバスケ部に所属する1年生の桜木花道(さくらぎ はなみち)が、同級生で剛憲の妹である赤木晴子(はるこ)と共にチエコスポーツを来店。花道は「一目惚れした晴子にカッコいいところを見せたい」という一心でバスケ部に入った破天荒な少年で、抜群の身体能力を持ってはいたが技術的にも知識的にも素人同然という状態だった。
バスケ専門のシューズがあることすら知らずに練習していたが、晴子からその存在を教えられて、2人で良いものがないか探しに来たのである。

長身で見るからに屈強な体格をした花道のことを一目で気に入った店長は、バッシュのことを何も知らない彼に、自慢のコレクションを紹介。特にエア・ジョーダンVIというレア物について熱心に語った結果、花道から「これいいな、くれ」と迫られる。
バッシュの価値をまったく理解していなかった花道は、たまたまポケットに入っていた30円を渡して「何を言ってるんだこの男は」、「このバッシュがどれくらい価値があるか分かってるのか」と硬直している店長からエア・ジョーダンVIを(本人の認識では)購入する。タダ同然でエア・ジョーダンVIを奪われた店長は、「あれだけ強引な性格なら、アイツはきっとすごい選手になる」とヤケクソ気味に花道を賞賛しつつ自信を慰める。

未来の大器へのはなむけ

花道の活躍を見た店長は、彼に自慢の逸品をプレゼントする。

エア・ジョーダンVIをタダ同然で譲ることとなった店長だったが、その後インターハイ神奈川県予選の決勝リーグでの花道の八面六臂の活躍を見て、彼を「迷惑な客」ではなく「新たなバスケのスターになりうる若者」だと認識し、エア・ジョーダンVIを譲ったのが彼で良かったと考えるようになる。
その花道は、猛練習と激しい試合でエア・ジョーダンVIを履き潰してしまい、新しいバッシュを求めて晴子と共にチエコスポーツを来店。自慢の一品を早くも使い潰したと聞いて頭を抱えるが、見所のある若者を応援するつもりで取って置きのエア・ジョーダンIを紹介する。

花道はエア・ジョーダンIを気に入るも、「タダでもらうのはさすがに悪い」と考え、ポケットの中に入っていた100円玉を店長に渡す。相変わらずの花道の勘違いと押しの強さに苦笑しつつ、店長は「全国大会での活躍にも期待している」と言って彼を送り出す。

チエコスポーツ店長/ヒゲ店長(SLAM DUNK)の関連人物・キャラクター

赤木剛憲(あかぎ たけのり)

湘北高校バスケ部の主将。全国クラスの実力を持つ選手で、全国制覇が夢であると周囲に常々語っている。
2年前のインターハイ神奈川県予選決勝リーグの観客席で出会い、「海南高校を倒せる学校は当面現れないだろう」という店長の言葉に「必ず自分たちがそれを成してみせる」と言い返す。この時のことを店長は覚えており、3年生になった赤木がその言葉をあと一歩で実現させるところまで海南高校を追い詰めた際は拍手喝采を送っていた。

renote.net

桜木花道(さくらぎ はなみち)

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牧紳一(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

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牧紳一(まき しんいち)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、「神奈川の王者」の異名で知られる海南大学附属高校バスケットボール部の主将。 貪欲に勝利を求め、「怪物」とも称される神奈川最強のプレイヤー。コートの中ではそのカリスマとリーダーシップを発揮して王者のごとく振る舞うが、試合を離れれば意外と面倒見の良いところを発揮する。趣味はサーフィンで、肌が浅黒いのはそれが理由。老け顔であることを気にしており、作中でそれを指摘された時はムキになって反論していた。

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宮城カオル(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

宮城カオル(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

宮城カオル(みやぎ カオル)とは、『THE FIRST SLAM DUNK』(ザ・ファーストスラムダンク)の登場人物で、同作の主人公である宮城リョータの母親。 沖縄で家族と共に暮らしていたが、夫に先立たれ、その心痛から完全に立ち直れない中で海難事故により長男も失う。相次ぐ家族の死を受け止められず、逃げるように神奈川へと引っ越した。兄のことを決して忘れまいとするリョータを疎ましく感じるも、母としての愛情も持ち続け、バスケに熱中する彼を距離を置きながらも見守り続けた。

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