霜月コウ三郎（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

CV：石塚運昇（19 ～ 221話、『エピソードオブ東の海』）→ 乃村健次（1030話～）

霜月コウ三郎の息子。くいなという娘がいる。東の海のシモツキ村で剣道場を開いており、子供達に剣術を教えている。麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロも幼い頃からその剣道場で剣の腕を磨いており、コウシロウはゾロの剣の師匠に当たる。いつもニコニコとした笑顔を携えており、性格は穏やか。そのため子供達から多少なめられているような場面も見られる。ゾロが海賊になった時は驚いていたが、ゾロの性格をよく知っているため心配はしておらず純粋にゾロを応援している。ただゾロがコウシロウの剣道場出身であることを聞きつけた子供から「三刀流」を教えてほしいと言われた際には少し困っていた。

コウ三郎とコウシロウが直接絡んでいるところは登場していないが、コウ三郎の葬式でくいなと一緒に悲しんでいる姿がゾロの回想で描かれた。

霜月コウシロウ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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霜月コウシロウ（しもつき コウシロウ）とは、集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。東の海（イーストブルー）にあるシモツキ村で「一心道場」という剣道場の師範をしている。穏やかな人柄であり、いつも優しそうに笑っている。麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロの剣の師匠であり、ゾロの幼馴染のくいなの父親。ゾロがシモツキ村を出て海賊になったことには驚いていたが、ゾロの表情から自身の剣道を貫いている様子を読み取り、純粋にゾロを応援している。

霜月くいな（しもつき くいな）

CV：豊嶋真千子

霜月コウ三郎の孫娘。父はコウ三郎の息子・コウシロウ。ゾロの幼馴染で、共にコウシロウの道場で剣術の鍛錬に励んでいた。11歳の頃、当時女だてら道場一の強さを持っており、9歳だったゾロもくいなには全戦全敗している。自身が女性であることにコンプレックスを抱いており、成長するに連れて男性より弱くなってしまうことを嘆いていた。しかしゾロにその考えを否定され、励まされたことで前向きになり、ゾロと「どちらが早く世界一の剣豪になるか競争する」という約束をする。その矢先不慮の事故で亡くなってしまい、ゾロはコウシロウからくいなの形見である刀「和道一文字」を譲り受けた。この「和道一文字」は霜月コウ三郎の作品である。

コウ三郎とくいなが直接絡んでいるところは登場していないが、コウ三郎の葬式でコウシロウと一緒に悲しんでいる姿がゾロの回想で描かれた。

霜月くいな（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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霜月くいな（しもつき くいな）とは、集英社の発刊する『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロの幼なじみでライバルだった。父・コウシロウが開いている剣道場で子供ながらに一番の腕を持っており、ゾロが生涯ただ一人勝てなかった相手。ゾロとどちらが早く世界一の大剣豪になるかを競う約束をした矢先、不慮の事故で11歳でこの世を他界した。それをきっかけにゾロは「世界一の大剣豪になる」という夢を持つようになる。

ロロノア・ゾロ

CV：中井和哉

主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の剣士。霜月コウ三郎の作ったシモツキ村出身。コウ三郎の息子・コウシロウが開く道場で剣術を習っており、コウ三郎の孫娘・くいなの幼馴染でもある。くいなに挑んでは負けを繰り返しているゾロを見てコウ三郎は自分の作った”ナマクラ”を二本譲り、刀や剣士の本質を語った。ゾロはコウ三郎の名前も正体も知らず、「村のジジー」と呼んでおり、くいなとの血縁関係については、コウ三郎の葬式でくいなが泣いているのを見て知った。

ロロノア・ゾロ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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ロロノア・ゾロとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団の剣士。三本の刀を操る三刀流剣技の使い手。「世界一の大剣豪になる」という夢を持っており、戦闘では積極的に強敵と戦う。黒い手ぬぐい、左目の傷、腹巻き、左耳の三連ピアスが特徴。最初に麦わら海賊団に加入したメンバーであり、副船長と度々間違われるが、公式では副船長という設定は明言されていない。武装色の覇気に優れ、ワノ国では覇王色の覇気にも目覚めた。

霜月コウ三郎の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「いいか刀は”人斬り包丁”！！人を殺す為に生まれる！！刀鍛冶はより多くの命を奪える様にそれを作る！！」

霜月コウ三郎はある日剣術の鍛錬をしている幼き日のロロノア・ゾロに刀を二本譲った。ゾロは金がないと言ったが、本人曰くその二本の刀は”ナマクラ”であるため金はいらないという。ゾロは真剣が手に入ったことが嬉しかったのか、その刃を見て目を輝かせていた。そんなゾロにコウ三郎は、「いいか刀は”人斬り包丁”！！人を殺す為に生まれる！！刀鍛冶はより多くの命を奪える様にそれを作る！！」と刀の怖さを教える。剣術を習う子供からすれば真剣は憧れであろうからゾロが喜ぶのもわかるが、刀は本来怖いものであることをきちんと知る必要がある。刀を”人斬り包丁”と表現し、険しい表情でそれを語ったコウ三郎を見て、幼少期のゾロは少し怯んでいた。

「名刀は人間を見てる。己に見合った剣士を選ぶ…！！」

ロロノア・ゾロは鬼ヶ島での百獣海賊団のキングとの戦闘中、ゾロは持ち主の覇気を吸い上げて力に変えるという性質を持つ「閻魔」をうまく制御できずにキングに押されていた。そこでゾロは唐突に霜月コウ三郎の「名刀は人間を見てる。己に見合った剣士を選ぶ…！！」という言葉を思い出した。そして「閻魔」が昔自分が「村のジジー」と呼んでいたコウ三郎の作品であることも同時に理解する。ゾロは巡り巡って自分のことを見定めるためにコウ三郎がやってきたのだと確信した。そして「閻魔」と向き合い、見事に扱ってキングを倒すのだった。

霜月コウ三郎の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

昔は名のある海賊だった

ワノ国を違法出国した後、霜月コウ三郎は海賊を生業にしていた可能性が高い。

ゾロの子供時代に同じ道場の子供達が「この村 昔 海賊が作ったって。ウチのばあちゃんが言ってた」と話しており、またゾロがコウ三郎に「昔サムライだったのか？」と聞くと「今に海軍が押し寄せて来るぞ」と言って話を終わらせている。”海軍が押し寄せる”ということからそれなりに名の知れた海賊だったことがうかがえる。