イゾウ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

イゾウの関連人物・キャラクター

菊の丞（きくのじょう）／お菊（おきく）

CV：伊瀬茉莉也

イゾウの実弟。年齢は22歳（20年後の未来に飛んでいるため、本来年を重ねていれば42歳）で、イゾウの3つ下ということになる。赤鞘九人男の一人で、「残雪の菊の丞」という異名を持つ。おでんの子モモの助と共に20年後のワノ国に飛び、外海へ仲間探しに出るモモの助や錦えもんと別れて、一人ワノ国に残って情報収集に励んでいた。潜伏時の名前はお菊である。黒い髪をした長身の美しい女性に見えるが、性別は男。本人曰く、「心は女」とのことであり、お香セラピーなど女性らしい趣味を持っている。

幼い頃に父親が罪人になったことで一家離散。兄・イゾウと共に拙い舞踊を人々に披露して日銭を稼ぐ辛い幼少期を過ごした。その後イゾウと共に無理やりおでんの家臣となる。イゾウがおでんについて白ひげ海賊団の船に乗った日から離れ離れになり、カイドウの居城・鬼ヶ島での討ち入りの際に実に30年ぶりに再会した。離れている間も兄のことを思っており、再会した時は涙を流して嬉しそうな表情を浮かべていた。鬼ヶ島での決戦で重症だったところをイゾウに助けられ延命。しかしそれがイゾウとの最後の別れになるのだった。

菊の丞／お菊（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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菊の丞／お菊とは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、光月おでんの家臣団「赤鞘九人男」の一人である。一見女性にしか見えないが、かつては「ワノ国一の美青年剣士」として知られた男性であり、「白ひげ海賊団」に所属していたイゾウは実の兄である。錦えもんらと共にトキの能力によって20年後の未来へタイムスリップしており、情報収集の為「お菊」として、錦えもんの妻「お鶴」が営む茶屋で働いていた。

光月おでん（こうづき おでん）

CV：石丸博也

ワノ国を治める将軍家の人間。オロチ達がワノ国を乗っ取らなければ将軍の座に就いていた男。豪快な性格をしており、その破天荒さに一度は実父であり当時将軍だった光月スキヤキから絶縁を言い渡されている。おでんが絶縁されている間にイゾウと菊の丞が無理やり押しかけてきておでんの家臣となった。おでんは久里を治めて立派な大名になるが、白ひげ海賊団やロジャー海賊団と共におでんが旅をしている間に、ワノ国はオロチ達に乗っ取られてしまう。おでんはオロチやカイドウを討ち取ろうと赤鞘九人男達と戦いを挑むが、敗北。公開処刑されてしまった。

イゾウは、こっそりと城を抜け出して白ひげ海賊団の船に乗ろうとしていたおでんの行動を読みおでんを追いかけ、共に白ひげ海賊団の船に乗船。長い年月を海賊としておでんと共に過ごした。おでんがロジャー海賊団に移動する際、イゾウは白ひげへの義理立てと白ひげ海賊団への愛着からおでんと共に行かず白ひげ海賊団に残った。おでんは「お互い海賊なんだから自由にやろう」とイゾウを快く許した。そしてこれがおでんとの最後の会話になる。おでんがワノ国に戻った後もイゾウは国に戻ることなく、海賊を続け、おでんが死んだことは数年経ってから知った。イゾウの中にあるおでんを敬愛する心は消えることなく残り続け、いつかおでんの敵を討つための戦いがあれば馳せ参じると決めていた。

光月おでん（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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光月おでんと（こうづき おでん）とは、『ONE PIECE』の登場人物。新世界・ワノ国の統治者で「歴史の本文（ポーネグリフ）」を作った光月家の人間である。破天荒すぎるゆえに民の多くに嫌われているが、その大きすぎる器に惹かれている者がそれよりも多い。四皇"白ひげ"ことエドワード・ニューゲートの白ひげ海賊団、海賊王ゴール・D・ロジャーのロジャー海賊団に在籍。ロジャーと共に偉大なる航路の最果ての島・ラフテルに到達し、世界の全てを知った。物語開始時点では故人。「ワノ国を開国せよ」という言葉を遺している。

白ひげ／エドワード・ニューゲート

CV：有本欽隆（151話 ～ 567話）→大友龍三郎（962話 ～ ）

四皇の一角に名を連ねる大海賊。懸賞金は50億4600万ベリー。海賊王ゴール・D・ロジャーのライバルだった男で、生ける伝説としてその強さや名前を世界中に轟かせていた。自分の部下達を「息子」と呼び、部下達のほうは白ひげを「オヤジ」と呼び慕っていた。エースが海軍に捕まって公開処刑されることになり、奪還のため当時海軍本部のあったマリンフォードに進軍。その時に戦死した。

ワノ国に漂着したことがきっかけとなり、おでんを船に乗せることになる。同行してきたイゾウも船に乗せた。イゾウは始めおでんに辛い仕打ちをする白ひげに憎しみを抱いていたが、長い間共に過ごす内に白ひげ海賊団に愛着が湧き、白ひげのことも「オヤジ」と呼び慕うようになっていくのだった。

白ひげ／エドワード・ニューゲート（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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白ひげ（本名：エドワード・ニューゲート）とは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。
海賊王ゴール・D・ロジャーと渡り合った大海賊。新世界に皇帝のように君臨する4人の海賊四皇の1人。悪魔の実「グラグラの実」の能力者で「世界最強の男」と称されていた。
ロジャー、エース、おでんといった重要人物と大きく関わっている。マリンフォード頂上戦争の戦いで死亡した。

イゾウの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「菊…！立派な”侍”になったな…！！」

オロチとカイドウを倒すための討ち入りの日、イゾウはネコマムシと共に鬼ヶ島に駆けつけた。そこで弟である菊の丞と30年ぶりに再会を果たす（菊の丞のほうは20年時を超えているので10年ぶり）。離れている間もお互いを愛し、気にかけていたようで、立派になった菊の丞を見たイゾウは、「菊…！立派な”侍”になったな…！！」と嬉しそうに声をかけた。菊の丞のほうはイゾウの姿を見るだけで嬉しそうに涙を流しており、イゾウと菊の丞、二人の兄弟愛が見える名場面である。

イゾウの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

名前の由来は岡田以蔵

イゾウの名前の由来は、幕末を駆け抜けた土佐の藩士・岡田以蔵（おかだ いぞう）だと言われている。幕末の四大人斬りの一人と言われており、後世「人斬り以蔵」という異名で恐れられた。

またイゾウが刀から銃に武器を持ち替え、二丁拳銃を使うようになったのは、岡田以蔵と縁の深い坂本龍馬から由来していると言われている。

赤鞘九人男の真の9人目

光月おでんの忠臣・赤鞘九人男は、錦えもん、傳ジロー（狂死郎）、菊の丞（お菊）、河松、アシュラ童子（酒天丸）、雷ぞう、イヌアラシ、ネコマムシ、そしてカン十郎の9人である。しかしカン十郎の本名は黒炭カン十郎であり、黒炭オロチのスパイであることが判明する。これは光月トキの辞世の句に合わない。

トキは死の間際に「月は夜明けを知らぬ君 叶わばその一念は 二十年（はたとせ）を編む月夜に九つの影を落とし まばゆき夜明けを知る君と成る」と詩を詠った。この句をオロチは「20年後の月夜に九人の侍が化けて出る」と読み解き、9人の侍が自分の首を取りに来ると怯えていた。この9人は赤鞘九人男と考えられるが、カン十郎の裏切りが発覚し、赤鞘九人男は8人になってしまう。読者の間では、抜けたカン十郎の代わりの9人目こそがイゾウであると言われている。