PUNK-01 正／シャカ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

PUNK-01 正（シャカ）の概要

PUNK-01 正（シャカ）とは、海賊を題材にした尾田栄一郎が描く少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物である。世界一の頭脳を持つ天才科学者Dr.ベガパンクの造り出した6人の分身「猫（サテライト）」の内の一人だ。

ベガパンクは、自身の頭脳をいかんなく発揮するためには、自分が一人だけでは足りないという結論に行き着いた。そこで、自分を「本体（ステラ）」とし、自分のコピー・分身である「猫（サテライト）」を造り出す。「猫（サテライト）」達が、それぞれがそれぞれの役割を果たすことで研究・開発の効率が上がった。
ベガパンクの「猫（サテライト）」は、PUNK-01からPUNK-06までがおり、「正（シャカ）」は1人目のPUNK-01に当たる。「正（シャカ）」以外の「猫（サテライト）」は、それぞれ「悪（リリス）」、「想（エジソン）」、「知（ピタゴラス）」、「暴（アトラス）」、「欲（ヨーク）」という。「正（シャカ）」は、「猫（サテライト）」6人のリーダー的存在で、一番の常識人。自分達は「本体（ステラ）」の分身であり、自分達の命を差し置いても「本体（ステラ）」を守るべきだという考えを持っている。

何者かに誘拐され失踪したベガパンク「本体（ステラ）」を探し出したところ、背後から「欲（ヨーク）」に撃ち抜かれた。生死は不明である。

PUNK-01 正（シャカ）のプロフィール・人物像

本名：PUNK-01 正（シャカ）
所属：海軍特殊科学班（SSG）

CV：阪口周平

「01」と描かれたフルフェイスのマスクを被っており、素顔は不明。体型から推測するに、性別は男性だと思われる。冷静沈着で、6人の「猫（サテライト）」の中で一番の常識人である。「本体（ステラ）」の良き相談相手にもなっており、自分の命を差し置いても「本体（ステラ）」を一番に守るべきだと考えている。

PUNK-01 正（シャカ）の来歴・活躍

未来島エッグヘッド編

ワノ国を出港した主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わら海賊団は、次の島である未来島エッグヘッド近海の航海中に散り散りになってしまった。剣士のロロノア・ゾロ、航海士のナミ、狙撃手のウソップ、考古学者のニコ・ロビン、船大工のフランキー／カティ・フラム、音楽家のブルックは、船が難破していたところを、Dr.ベガパンクの分身「猫（サテライト）」の一人、PUNK-02の「悪（リリス）」に救われる。「悪（リリス）」は研究費の足しにしようと、麦わら海賊団から金品を強奪しようとした。それを制したのが、PUNK-01「正（シャカ）」だ。「正（シャカ）」は冷静に状況を分析し、「悪（リリス）」に麦わら海賊団をエッグヘッドに案内するように言う。

「正（シャカ）」は、麦わら海賊団をエッグヘッドに招き入れたが、完全にナミ達を信用しているワケではなかった。立場上ベガパンクは海軍で、ナミ達が海賊だからだ。「正（シャカ）」はロビンに自分が研究した”空白の100年”の研究をしていること、オハラが滅びた理由の考察を聞かせる。ロビンは自分の故郷・オハラの考古学者達の遺志は受け継がれていることを聞き、嬉しくて涙した。「正（シャカ）」はそれと同時に”空白の100年”を研究していたことがバレて自分達が命を狙われていることを麦わら海賊団に伝える。別の場所では、ベガパンクの「本体（ステラ）」がルフィに既に交渉しており、ルフィはベガパンクを島から連れ出すことを引き受けていた。「正（シャカ）」は、麦わら海賊団の面々と行動をするようになる。

そんな中、ベガパンクの「本体（ステラ）」がエッグヘッド島内で失踪した。自分達が知らないところで、誰か知らない人物が暗躍していることを感じた「正（シャカ）」は、「本体（ステラ）」を探しに行く。そして今はもう使われていない研究施設に「本体（ステラ）」が囚われているのを発見した。「正（シャカ）」は、「本体（ステラ）」の無事に安堵して駆け寄る。その瞬間、「正（シャカ）」は背後から頭を撃ち抜かれて倒れた。「正（シャカ）」を撃ったのは、自分と同じ「猫（サテライト）」の一人、PUNK-06の「欲（ヨーク）」だった。その後、「正（シャカ）」はそのまま死亡したことが判明した。

PUNK-01 正（シャカ）の関連人物・キャラクター

Dr.ベガパンク

CV：安原義人

世界一の頭脳を持つ天才科学者。研究分野は多岐にわたり、過去平和賞を受賞したこともある。悪魔の実「ノミノミの実」の能力者。無限大の情報をその頭脳に記憶することができる。ただし、記憶したデータ量が大きくなるのに比例して脳みその大きさも物理的に大きくなっていく。一時は頭が大きくなりすぎて巨人族ほどの大きさになっていたという。何かと不便だったのか、あまりに大きくなりすぎた脳みそを切除し、「パンクレコーズ」という保管庫にしている。「パンクレコーズ」内の情報はアンテナを介してアクセスすることが可能。

自分のありあまる才能を十全に発揮するには1人分の体では足らないと考え、「猫の手も借りたい」という言葉に着想を得て6人の自分の分身「猫（サテライト）」を造り出した。いわば、「正（シャカ）」の生みの親である。

Dr.ベガパンク（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

Dr.ベガパンクとは、海賊を題材とした尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する天才科学者で、海軍特殊科学班「SSG」に所属している。500年先を行くと言われる天才的な頭脳と、悪魔の実「ノミノミの実」の能力で無限大に知識（データ）を記憶できる脳ミソを持っている。作中に登場する革新的な技術や兵器は、ほぼベガパンクの開発したもの。その発想は、、麦わら海賊団の船大工、フランキーにも多大な影響を与えている。人々の幸せを願う人格者であるが、その技術などは悪用されることも多い。

欲（ヨーク）

CV：田村睦心

Dr.ベガパンクが造り出した分身「猫（サテライト）」の一人。PUNK-06に当たる。そばかすが特徴の大柄な女性で、他の「猫（サテライト）」達の食欲や睡眠などの生理的欲求を果たすための役割を持っている。深く考えることが苦手でマイペースであり、「猫（サテライト）」の中では最も無害と考えられていたが、「天竜人（世界貴族）になりたい」という願望があり、そのために邪魔なベガパンクを捕らえ、「正（シャカ）」の頭を銃で撃ち抜いた。

PUNK-06 欲／ヨーク（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

PUNK-06 欲（ヨーク）とは、少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の登場人物である。世界一の頭脳を持つ天才科学者Dr.ベガパンクの造り出した6人の分身”猫（サテライト）”の内の一人だ。複数いるベガパンクの”欲”を満たすための存在で、他のベガパンクが「お腹が空いた」、「トイレに行きたい」と思った時に代わりにそれを実行する。本来”猫（サテライト）”は、ベガパンクの”本体（ステラ）”のために動くが、”欲（ヨーク）”はみんなを裏切り、天竜人（世界貴族）になろうと画策する。

PUNK-01 正／シャカの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「バカな…我々もベガパンクですよ？同じ事を考えました！！」

ベガパンクの分身である「猫（サテライト）」の1人「欲（ヨーク）」が自分達を裏切っていたことが判明した。しかし「本体（ステラ）」はそれにより死を覚悟し、「―私は死ぬがただでは死なん！！！」と決意を固める。「本体（ステラ）」は事情を知る「正（シャカ）」と「知（ピタゴラス）」に巻き込んでしまったことを詫びた。しかし「正（シャカ）」と「知（ピタゴラス）」もまたベガパンクである。2人は「本体（ステラ）」と同じく覚悟を決めており、「バカな…我々もベガパンクですよ？同じ事を考えました！！」と自分達の意志を示した。

PUNK-01 正（シャカ）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

名前の由来は釈迦如来

ベガパンクの「猫（サテライト）」の一人、PUNK-01「正（シャカ）」の名前の由来は、歴史上に実在した仏陀であり、仏教の開祖と言われる「釈迦如来（しゃかにょらい）」だと考えられている。