82年生まれ、キム・ジヨン(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『82年生まれ、キム・ジヨン』とは、2019年に韓国で公開されたヒューマンドラマ系映画作品。韓国では、公開初登場1位を獲得。1982年生まれの主婦ジヨンの学生時代から結婚、育児を通した日々の生活の中で女性であるが故に受ける差別や生きづらさが描かれている。優しい夫と愛娘と幸せな結婚生活を送っているはずが、ジヨンが感じる違和感が気づかないうちに心を蝕んでいく。ジヨンの心情に多くの女性が共感し、大ヒットした。原作は韓国で130万部を発行、日本でもベストセラーとなった。
『82年生まれ、キム・ジヨン』の概要
『82年生まれ、キム・ジヨン』とは、2019年に10月に韓国で公開されたヒューマンドラマ系映画作品。公開後、韓国では初登場1位を獲得した。チョ・ナムジュによる同名タイトルの原作は韓国で130万部を発行、政治家やタレントがSNSで紹介するなど話題となり、日本でもベストセラーとなった。監督は春風映画社の創設者でもあるキム・ドヨンが務め、本作が彼女にとっての長編映画監督デビュー作となる。チョン・ユミが主人公の妻キム・ジヨンを演じ、ジヨンの夫をコン・ユが演じた。
1982年生まれのキム・ジヨンは、33歳の専業主婦。3歳年上の夫のデヒョンと1歳の娘のアヨンと3人で韓国のソウル郊外に住んでいる。ジヨンという名前は、韓国で1982年に生まれた女性の名前で最も多い名前。名前の通り、平凡な専業主婦のジヨンは、育児に追われながら家事をこなしている。夫のデヒョンは優しいが、嫁姑問題や、社会からの疎外感に虚しさを感じていた。子どもの頃から、女であること、主婦であること、母であることで様々な差別や女性軽視を受けてきたことがジヨンの心を徐々に蝕んでいく。傷ついていくジヨンの変化に誰も気づかなかったが、デヒョンがジヨンが時折、まるで他人のような素振りをみせたことで違和感に気付き始める。正月、夫の実家で親族が集まると当然のように、食事の用意などを嫁であるジヨンがこなさなければならなかった。嫁であるが故に感じる息苦しさに、我慢がしきれなくなったジヨンの態度が突然、急変したことでジヨンの異変に周囲が気づき始めた。男尊女卑の考えがまだ根強い韓国で、女性が抱えているジレンマをジヨンを通して垣間見ることができ、働く女性や結婚を控えた20~30代の女性を中心に多くの共感を得ている。
『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじ・ストーリー
妻ジヨンの異変にとまどう夫デヒョン
黙々と家事をこなしたジヨンは、マンションのベランダで夕焼けをみながらひとり、外を眺めていた。娘のアヨンのママと呼ぶ声に我に帰るとにこりとほほ笑んだ。その頃、ジヨンの夫のデヒョンは、ひとりで精神科に来ていた。デヒョンは最近、妻の様子がおかしいと医師に相談する。本人が来なければ、診断ができないと医師に言われるが、デヒョンは妻に様子がおかしいことを告げられないでいた。ジヨンは時々、まるで別人になったような状態になり、元に戻ってもその間のことを覚えていない。デヒョンは神妙な面持ちでジヨンの様子を撮った動画をスマホで医師に見せた。
公園にアヨンをベビーカーに乗せて散歩に来たジヨンは公園のベンチに座って一息ついている。公園で休憩をしている会社員たちの内の男が、ジヨンにわざと聞こえるように「いい身分だ」、「女は楽でいい」と、これ見よがしに愚痴を吐いた。自分のことを言われていることを察したジヨンはいたたまれなくなり、黙ってその場を離れた。
帰宅したジヨンはぐずるアヨンをあやしながら、お風呂にいれている。そこへデヒョンが帰ってくる。アヨンのお風呂の世話をデヒョンに任せたものの、結局は、お風呂からあがったアヨンを抱きながら夕食の支度を続けるジヨン。食事中、手首にサポーターを巻いているジヨンに大丈夫かとデヒョンが尋ねると、病院で「家電に家事を任せているのに痛むわけがないと言われた」と、ジヨンは愚痴をこぼす。デヒョンは「機械が発達しても人間の仕事は減らない」と労った。ジヨンは、最近、ささいなことで腹が立つから自分はおかしいのではと言うと、「人の痛みを否定するほうが変だ。」と、妻の様子がおかしいと感じているデヒョンは、また労うと視線を落とした。ジヨンの様子が気になるデヒョンは本当は、ジヨンを休ませるつもりだが、自分が疲れているから正月には実家に帰省せず旅行をしないかと提案した。しかし、ジヨンに「あなたは実家でも十分に休める。」「帰省するのが大変でも我慢しろ。」と言われてきたし、アヨンの妊娠中は臨月でも帰省したから今さらだと一喝されてしまう。それに帰省しないと夫の実家に責められるのは自分であると口調を荒げるジヨンに、デヒョンは言葉を失った。
夫の実家で豹変するジヨン
正月にデヒョンの実家に帰るとジヨンはデヒョンの母親と一緒に、テーブルいっぱいに広げられた料理の下ごしらえを手伝うのに忙しい。いつもなら家事を手伝ってくれるデヒョンも実母の手前か、手を出せないでいた。デヒョンは手作りではなく、出来合いの総菜でもいいだろうとジヨンを気づかい、母親に訴えるが、手料理をふるまって何が悪いのかと反論されてしまう。夫と義母の空気が悪くなり、ジヨンは複雑だ。台所に汚れた皿などをみつけたデヒョンは、皿洗いをしようと台所に立つ。夫が洗い物をしようとするので慌ててジヨンはデヒョンをとめるが、義母に嫌味を言われてしまう。
翌朝、まだ暗いのに目を覚ましたジヨンは慌てて飛び起きた。すでに台所で朝食の準備をしている義母に詫びるジヨンに、義母は無言で野菜をいれたボウルを差し出した。そして思い出したようにプレゼントがあると言うと、義母はジヨンに銀行の粗品のエプロンを渡す。自分の好みではないエプロンにジヨンは複雑な表情を浮かべた。早々に帰宅の準備をしたデヒョンは、早く帰ろうとジヨンを気づかうがタイミング悪く夫の姉チョン夫婦が子どもを連れて帰省してきてしまった。帰るタイミングを失ってしまったジヨンは、ため息をつく。家族が揃い、談笑しあう義母たちの笑い声を聞きながら、ジヨンの表情はどんどんと暗くなっていく。追い打ちをかけるように、娘のチョンに夫の実家に挨拶に行って来たことを気づかった義母は、ジヨンに料理や果物を持ってくるように言いつけた。腰に手を当て、ジヨンはうつむくと義母から今朝、プレゼントされたエプロンをはずすと豹変した。義母に向かって、「奥様」と声をかけるジヨンに驚き、集まっていたみんなが一斉にジヨンを振り返る。ジヨンを実家に帰してくださいと言うジヨンは、まるでジヨンの母ミスクのようだ。固い口調のジヨンは、実家に帰れないジヨンが可哀想だ、娘に会いたいと、訴えかけた。その様子にデヒョンは焦り、ジヨンは具合が悪いようだと告げてあわててアヨンを抱き上げると実家を後にした。
記憶がないジヨン
デヒョンの実家から帰宅する車の中。後部座席で眠るジヨンを心配そうにバックミラーからみつめるデヒョン。目を覚ましたジヨンは何も覚えている様子がない。休憩で立ち寄ったサービスエリアから姉のチョンに電話で事情を話すデヒョンは、ジヨンの具合が悪いこと、母にジヨンに電話をかけさせないようにして欲しいと頼んだ。デヒョンたちは、そのままジヨンの実家に向かったが、ジヨンは実家につくと眠ってしまう。ジヨンの家族にもてなしをされながらデヒョンはジヨンが気になってしようがない。眠っていたジヨンは、子どもの頃の夢をみていた。夢の中で、実母が義母に嫌味を言われている夢だった。
夫の実家から帰宅した時のことを何も覚えていないジヨンは、義母が帰宅時に料理を持たせてくれなかったことを不思議に思っている。デヒョンは、ジヨンに自分が料理を断ったと言い訳をするが、納得がいかないジヨンは、デヒョンに最近、物忘れがひどいことを話した。デヒョンは、同僚の奥さんが産後うつになったから治療が必要だと思うと、遠回しに病院に行くことをジヨンにも勧めるがジヨンは大丈夫だと言う。それでも時々、夕方にうつになるとジヨンが言うとデヒョンは精神科に行くよう勧めた。自分が病気に見えるのかと、ジヨンはデヒョンに苦笑いをする。デヒョンは会社に行く前に、ジヨンを強く抱きしめるがジヨンには、突然の夫の行動が理解できずにいた。
女性の社会進出の難しさ
就職していた頃を思い出すジヨン。同僚の男性は昇進できたのに、ジヨンだけではなく女性は誰も昇進していない。会議に出たジヨンは、女性のキムチーム長が男性社員から、昇進しても子育てに失敗しては意味がない、男だったらよかったなどと露骨に男女差別を受けている姿を見て、居心地の悪さを感じていた。会議の後、キムチーム長に呼ばれたジヨンは、仕事をぶりを褒められる。思い切って昇進できなかった理由を尋ねるジヨンは、キムチーム長から長く取り組む企画は女性には不利だからと言われていたことを思い出していた。ある日、元同僚のヘスが家に遊びに来ると、キムチーム長が独立して起業したことを聞かされる。ジヨンは、働いている彼女たちに嫉妬を感じていた。偶然、町でパート募集の貼り紙を見たジヨンは、デヒョンに働きに出たいことを話すが、病のことがありデヒョンに反対されてしまう。妻が働くことを快く思っていないから反対されたと勘違いしているジヨンは、デヒョンに腹を立てていた。その夜、うたた寝をしていたデヒョンが目を覚ますと、ひとりでビールを飲んでいるジヨンがいた。デヒョンが話しかけると、ジヨンの口調がおかしい。ジヨンは、亡くなってしまった先輩のスンヨンになっていた。愕然とするデヒョン。しかし朝になると、ジヨンはビールを飲んだことすら覚えていなかった。自分の様子がおかしいと感じたジヨンは、デヒョンに勧められようやく病院へと足を運んだ。ジヨンは病院で診察を待つ合間に、母ミスクに電話した。しかし、ミスクは仕事中で忙しそうだ。ほとんど話もできずに電話を切られてしまう。診察室にはいると、検査を勧められたジヨンは検査代の高さに驚き、検査を受けずに帰ってきてしまった。
小説家になるのが夢だったジヨン
かつての同僚のヘスからジヨンに電話がかかってきた。会社で女性トイレが隠し撮りされていたのだ。トイレすら行きづらい職場に、落胆するヘスたちと別れたジヨンはバス停で学生の頃を思い出していた。ジヨンの父ヨンスは末っ子の弟ジソクをかわいがり、姉のウニョンやジヨンはいつも不満に思っていた。ヨンスは男のジソクには甘く、女のジヨン達には、女だからと我慢を強いていた。ジヨンが高校生の頃、通学バスで同年代の男子に付け狙われた時も、ヨンスに「ジヨンにも隙があるからだ」と言われたことが忘れられなかった。
ジヨンの行動は、日に日におかしくなっていく。ある夜、窓の前に立ちすくしているジヨンを見たデヒョンは、「ジヨンだよな」と確認をするかのように問いかけると、ジヨンを抱きしめた。正月のジヨンの様子を気にしていたデヒョンの母が、デヒョンを訪ねて来た。ジヨンのことをようやくデヒョンは、母に告白した。状況を知ったデヒョンの母は、ジヨンに電話だけすると会わずに帰っていった。
母ミスクの誕生日に実家に帰ったジヨンはうたた寝をしてまた幼い頃の夢を見ていた。母ミスクは貧しい家計を助けるために一生懸命働いていた。ミスクは実は教師になりたかったと幼いジヨンに話すが、教師になれなかったのは自分のせいのように当時のジヨンは幼心に感じていたという夢だ。目を覚ますと、ミスクがアヨンを抱いていた。ジヨンが実家で休んでいる頃、デヒョンは会社でセクシャルハラスメントについて講義を受けていた。同僚たちが、女性の扱いに困ると愚痴をこぼしているのをデヒョンは複雑な思いで聞き流していた。ジヨンは実家で、姉と弟とアルバムを見ながら思い出話をして久しぶりにくつろいでいた。実家からの帰り道、姉と弟と車に乗ったジヨンは、家庭の事情で姉は教師になったこと、自分は小説家になる夢を諦めたことを話しながら人生に折り合いをつけなくてはと、寂し気に車の外を眺めた。
病と向き合い、夢を叶えたジヨン
ある日、ジヨンは仕事を辞めて独立し、会社を立ち上げた元女上司のキムに連絡をとった。ジヨンの実力を覚えていたキムは、仕事を一緒にやろうとジヨンを誘う。また働けることになりジヨンは嬉しくてたまらなかった。ジヨンは子供を見てもらえるシッターを募集するが、なかなかみつからない。前向きになり明るくなった妻を喜んだデヒョンは、自分が育児休暇を取ると提案してくれた。これでようやく働けると喜んでいたジヨンだが、デヒョンの母から夫に育児休暇を取らせて夫の将来を潰す気かと激怒されてしまう。ジヨンは、働くことができなくなってしまい、失望する。嫁の病気のこと、息子が育児休暇を取るかもしないことに腹を立てたデヒョンの母は、ジヨンの母にジヨンの病気のことを話してしまう。全く知らなかったミスクは、ジヨンの病気を心配し、ジヨンの元に飛んでいく。ミスクは、娘が可哀想だと嘆き、ジヨンを抱きしめた。ミスクは自分が引っ越してきてアヨンの面倒をみるから、安心して働きなさい、とジヨンをなぐさめた。そんな母の姿に、ジヨンはミスクが、また自分を押し殺して、娘のために犠牲になろうとしていると感じた。するとジヨンの様子がまた変わった。ジヨンの祖母であるミスクの母になりきり、自分を犠牲にして無理しなくていいと話しだした。ジヨンの病状を目の当たりにしたミスクは、ジヨンを憐れみ、泣きながら強く彼女を抱きしめた。
デヒョンはジヨンに自身の病気の事を打ち明けようと決心した。信じられない表情のジヨンに、ジヨンの姿を動画で見せるデヒョン。ジヨンは自分の様子を見て、その事実に驚くしかなかった。改めて精神科を受診することにしたジヨン。ジヨンは完治するための努力をしようと決心した。ジヨンは改めて、会社に誘ってくれたキムの元を訪れて、やっぱり仕事はできないと断りの返事をした。残念がるキムに「また病気が良くなったら連絡します」とジヨンは伝えた。
アヨンを連れてカフェに立ち寄ったジヨン。子連れの女性を嫌がり、嫌味を言う男がジヨンの目に留まる。今までは無言でもめ事を避けていたジヨンだったが、男に詰め寄った。その後、精神病院の先生に状況を話したジヨン。ジヨンは「何も変わらない、でも少しスッキリした」と話した。ジヨンと道を歩くデヒョンは、「私は大丈夫」と笑うジヨンを見て涙ぐんだ。アヨンが少し大きくなると、ジヨンは執筆活動を開始。作品が雑誌に掲載され、夢に見ていた作家になった。ようやく生きづらさから解放され、ジヨンは夢を叶えたのだった。
『82年生まれ、キム・ジヨン』の登場人物・キャラクター
主要人物
キム・ジヨン(演:チョン・ユミ)
日本語吹き替え:有賀由樹子
1982年生まれ。韓国で最も多い名前の平凡な専業主婦であり、3歳の娘を持つ母親。子どもの頃から、女性であることから受ける息苦しさに悩んできた。結婚、出産を経て幸せなはずが、いつも生きづらさを感じており、だんだんと精神的に追い込まれていく。
チョン・デヒョン(演:コン・ユ)
日本語吹き替え:諏訪部順一
ジヨンの夫。妻のジヨンと娘のアヨンを大切にしている優しい夫。ジヨンの心の傷の深さに気付き、自分が悪かったのではないかと後悔しジヨンを支える。
ジヨンの家族
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目次 - Contents
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』の概要
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』のあらすじ・ストーリー
- 妻ジヨンの異変にとまどう夫デヒョン
- 夫の実家で豹変するジヨン
- 記憶がないジヨン
- 女性の社会進出の難しさ
- 小説家になるのが夢だったジヨン
- 病と向き合い、夢を叶えたジヨン
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- キム・ジヨン(演:チョン・ユミ)
- チョン・デヒョン(演:コン・ユ)
- ジヨンの家族
- ミスク(演:キム・ミギョン)
- キム・ウニョン(演・コン・ミンジョン)
- キム・ジソク(演:キム・ソンチョル)
- ヨンス(演:イ・オル)
- ジヨンの母方の祖母(演:イェ・スジョン)
- ジヨンの父方の祖母(演:カン・エシム)
- チョン・アヨン(演:リュ・アヨン)
- デヒョンの家族
- デヒョンの母(演:キム・ミギョン)
- デヒョンの父(演:ソン・ソンチャン)
- チョン・スヒョン(演:ユン・サボン)
- スヒョンの夫(演:チョン・ヒョンシク)
- ジヨンの勤務先
- ヘス(演:イ・ボンリョン)
- キム・ウンシル(演:パク・ソンヨン)
- パク課長(演:イ・ジェイン)
- チョン課長(演:イ・ジュウォン)
- 男性社員(演:イ・スンヨン)
- ビョンシク(演:ウ・ジヒョン)
- ジヨンの関係者
- 高校時代のジヨン(演:パク・セヒョン)
- 12歳のジヨン(演:キム・ハヨン)
- 14歳のウニョン(演:イ・ナユン)
- チェ・ソヨン医師(演:キム・ジョンヨン)
- ヨンホの母親(演:チェ・ヒジン)
- 果物店の娘(演:ウ・ドイム)
- 広告主の男性社員(演:イ・ヘウン)
- スビンの母親(演:キム・グニ)
- 過去のスカーフの女 (演:ヨム・ヘラン)
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』の用語
- 韓国の育児休暇制度
- 韓国の男尊女卑の考え
- 韓国の女性の家事の負担
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ジヨン「正月くらいジヨンを私の元に帰してくださいよ」
- デヒョン「僕がここまで、君を追い詰めた気がして」
- ジヨン「私が、ママ虫?」
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 韓国で発行部数130万部の小説を実写化
- チョン・ユミとコン・ユの3度目の共演作
- リアリティ溢れる日常を映し出した撮影陣
- 『82年生まれ、キム・ジヨン』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:John Ross 「I see the light 」