『BLEACH』破面(アランカル)の帰刃(レスレクシオン)解説まとめ【ブリーチ】

名作少年漫画『BLEACH』のエピソード『破面(アランカル)篇』に登場する破面たちの必殺技、「帰刃(レスレクシオン)」について、解説・紹介する。仮面を外して死神の力を手に入れようとする虚(ホロウ)である破面たちの能力にも触れている。

被面(アランカル)

仮面を外し、死神の能力を手に入れんとする虚の一団。虚の面を剥ぐ事で生まれる。それぞれにナンバーを持ち、11番以降は誕生順。1番から10番(あるいは0番から9番)までの破面を特に「十刃(エスパーダ)」と呼ぶ。十刃は従属官(フラシオン)をしたがえている。従属官は何人でも従えられ、一人も取らないこともできる。

帰刃(レスレクシオン)

破面の「刀剣解放」の正式名称。解放により斬魄刀や自分自身に能力が付加される死神のそれとは異なり、帰刃する事により破面としての肉体に虚本来の肉体と攻撃能力を回帰させ、破面の【真の姿】と【能力】を解放し、戦闘能力は数倍に上がる。
また、死神の【卍解】にあたる「刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダ・エターパ)」という現十刃でウルキオラしか解放する事が出来ない二段階目の刀剣解放がある。

十刃(エスパーダ)

「数字持ち」の中から選抜された、特に優れた殺戮能力を持つ十体の成体破面。殺戮能力が高い順に1から10(ヤミー解放後は0から9)のナンバーを与えられ、体のどこかに自分の数字の刻印がある。

コヨーテ・スターク

コヨーテ・スターク

破面・No.1(アランカル・プリメーラ)
第1十刃(プリメーラ・エスパーダ)
司る死の形:孤独
【帰刃】
群狼
【綴り】
Los Lobos
【解号】
蹴散らせ「群狼」
【技名】
無限装弾虚閃
魂の同胞
コルミージョ

下顎骨のような仮面の名残を首飾りのように着けた黒髪の男性。手袋のような物をはめている左手の甲に『1』の刻印があり、胸部に虚の孔がある。常に気だるげで寝起きが悪く、戦闘や非常時においても消極的な態度を見せる怠慢な性格。その性格から争いを好まず、「出来れば皆が戦っている中で、戦っているフリだけでもして事を過ごしたい」という発言をし、相手の京楽から共感を得ている。

リリネット・ジンジャーバック

リリネット・ジンジャーバック

破面・No.1(アランカル・プリメーラ)
第1十刃(プリメーラ・エスパーダ)
【帰刃】
群狼
スタークの従属官。頭部と顔の左半分を覆うように仮面の名残がある少女。明るくボーイッシュな性格。一見がさつだが、敵である京楽を気遣うなど心根は非常に優しい模様。スタークのことは呼び捨てでタメ口をきいている。
厳密には従属官ではなく、通常なら斬魄刀となるべき虚の破面化現象において、あえて刀ではなく人型をとっているため、正確には第1十刃である。開放前は刀身が湾曲した形の刀を武器とし、折れた角のような部分から取り出す。なお、リリネット自身の戦闘能力は高くはない。

バラガン・ルイゼンバーン

バラガン・ルイゼンバーン

破面・No.2(アランカル・セグンダ)
第2十刃(セグンダ・エスパーダ)
司る死の形:老い
【帰刃】
髑髏大帝
【綴り】
Arrogante
【解号】
朽ちろ「髑髏大帝」
【技名】
死の息吹
滅亡の斧

王冠のような仮面の名残を着け、右目付近や左頬などに傷がある。大帝の二つ名を持つ豪胆な態度の老人。「虚圏の神」を自称し、さらに、かつての「虚圏の王」であるため、従属官達との間には絶対的な上下関係が存在し、陛下と呼ばれている。『2』の刻印の箇所は不明で、胸の中央に虚の孔がある。他の十刃は帰刃しても解放前の姿の面影を残しているのに対し、バラガンだけはまったく似ても似つかない姿に変わる。

ティア・ハリベル

ティア・ハリベル

破面・No.3(アランカル・トレス)
第3十刃(トレス・エスパーダ)
司る死の形:犠牲
【帰刃】
皇鮫后
【綴り】
Tiburón
【解号】
討て「皇鮫后」
【技名】
蒼剣砲
波蒼砲
トライデント
灼海流
断瀑
戦雫

現十刃の紅一点。金髪・褐色肌の女で睫毛が特徴的。顔の下半分は服で隠れているが、ファスナーを外すとマスク状の仮面の名残があり、それが、胸上部まで伸びているが、口元の仮面の下は特に変わった口など無く、至って普通である事が解放後で分かる。ファスナーを外した時の右乳房の内側に『3』の刻印があり、下腹部(子宮に値する部位)に虚の孔がある。従属官は皆女性。

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク

ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク

前代 破面・No.3(アランカル・トレス)
第3十刃(トレス・エスパーダ)
司る死の形:不明
【帰刃】
羚騎士
【綴り】
Gamuza
【解号】
謳え「羚騎士」
【技名】
翠の射槍

背中に『3』の刻印がされている。実力はノイトラ(当時No.8)を圧倒するほどであったが、他方で、戦いを好まぬ性格でもあった。数年前に、ノイトラとザエルアポロの策略により背後から頭を割られ(顔と仮面の傷はそのときのもの)、自身の従属官だったドンドチャッカ、ペッシェと共に虚夜宮の外に放り出された。その際、傷から霊圧が流れ出して幼女の姿になってしまい、同時に記憶喪失となる。

ウルキオラ・シファー

ウルキオラ・シファー

破面・No.4(アランカル・クアトロ)
第4十刃(クアトロ・エスパーダ)
司る死の形:虚無
【帰刃】
黒翼大魔
【綴り】
Murciélago
【解号】
鎖せ「黒翼大魔」
【技名】
フルゴール
ルス・デ・ラ・ルナ
刀剣解放第二階層
ラティーゴ
雷霆の槍

角が生えた仮面の名残を左頭部に被った、痩身で真っ白な肌をした黒髪の男。左胸に「4」の刻印がある。孔が喉元に開いていて、緑の両眼の下に、垂直に伸びた緑色の線状の仮面紋があるのが特徴。コート状の破面死覇装を着ている。霊圧は薄緑色をしている。全ての破面の中で唯一肉体の殆ど(脳と臓器以外)を超速再生する事が出来る能力を持つ。

ノイトラ・ジルガ

ノイトラ・ジルガ

破面・No.5(アランカル・クイント)
第5十刃(クイント・エスパーダ)
司る死の形:絶望
【帰刃】
聖哭螳螂
【綴り】
Santa Teresa
【解号】
祈れ「聖哭螳螂」

襟の後ろが大きく丸く伸びている長身で長い黒髪の男。左目の眼帯の下に仮面の名残を残し、そこに虚の孔が開いているために隻眼。舌に『5』の刻印がある。他人を見下したような話し方をするほか、自身を十刃最強と自負し、己の力に絶対的な自信を持っている。鋼皮の硬度に関しても歴代全十刃中最高であり、実際に斬撃を受けても傷一つ付かず、凄まじい霊圧硬度を誇る。未完成の崩玉により誕生した破面である。

グリムジョー・ジャガージャック

グリムジョー・ジャガージャック

破面・No.6(アランカル・セスタ)
第6十刃(セスタ・エスパーダ)
司る死の形:破壊
【帰刃】
豹王
【綴り】
Pantera
【解号】
軋れ「豹王」
【技名】
豹鉤
豹王の爪

右顎を象った仮面の名残を着けた、端正な顔立ちに水浅葱色のリーゼント風の髪をした不良風の男。目元に髪と同じ色の仮面紋がある。腹部に孔があり、右腰背面に『6』の刻印がある。ショートジャケット風の破面死覇装を着ている。卍解状態の一護と渡り合うスピードと、黒い月牙天衝の直撃にも耐える鋼皮を持つ。なお初めて一護と対戦して以来、胸に一護が【卍解】時の月牙天衝でつけられた傷跡があるが、あえて残している模様。

ルピ・アンテノール

ルピ・アンテノール

前代 破面・No.6(アランカル・セスタ)
第6十刃(セスタ・エスパーダ)
司る死の形:不明
【帰刃】
蔦嬢
【綴り】
Trepadora
【解号】
縊れ「蔦嬢」
【技名】
触槍
触檻
旋腕陣
鉄の処女

左側頭部に仮面の名残が付いている中性的な容姿の小柄な男。独断行動の罰としてNo.6の座を追われたグリムジョーに代わってNo.6となった。右腰前部に『6』の刻印がある。人を馬鹿にした態度を取り、わざとらしく「ア・ごめーん」と言うのが口癖。乱菊曰く非常におしゃべりで、自分と相手の実力差を嬉しそうに解説したりする。更にキレると口調がかなり変わる。

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銀城空吾(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

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銀城空吾とは、『BLEACH』に登場する完現術者(フルブリンガー)の集まりである「XCUTION」のリーダーで、死神の力を失った一護の前に現れて完現術(フルブリング)を身に着けさせる。一護の前に代行証を得ていた初代・死神代行で、一度は死神と協力関係を結んだが代行証を捨てて姿をくらまし、仲間を集めて復讐の機会をうかがっていた。一護が身に着けた完現術を奪い、護廷十三隊に挑もうとするが、死神の力を取り戻した一護に敗れて死亡し、魂は尸魂界へ送られた。千年血戦篇では月島と共に一護に手を貸している。

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雀部長次郎忠息(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

雀部長次郎忠息(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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