『BLEACH』総合解説!始解・卍解・虚化・帰刃・完現術・聖文字・改造魂魄まとめ【ブリーチ】

格好いいバトル描写がヒットした少年漫画『BLEACH』には「始解(しかい)」「卍解(ばんかい)」「虚化(ホロウか)」など、多くの用語が登場する。ここでは各用語の解説や、キャラクター固有の能力について総合的にまとめて解説する。

虚化

虚化時は顔の中心に縦線が入った真っ白な仮面が頭全体に装着され、上半身に鎧のような物が出現、更には虚の超速再生能力を有する。仮面を装着したままでも喋れるが、感情が昂ると口元が開く。

出典: twitter.com

帰刃:『狂枷蟋蟀(グリジャル・グリージョ)』

虚化した状態での刀剣解放。全身が黒い体毛で覆われ、四本の腕を持ち、背中には鎖が巻かれた二本の角と昆虫のような四枚の翅が生えた、虫のような姿に変わる。顔も口元を除き、土偶のような仮面で覆われる。この状態になった時は視力を得て狂喜していた。超速再生能力も強化されており、大抵の損傷はすぐに修復する強靭さを持つ。九相輪殺(ロス・ヌウェベ・アスペクトス)、ラ・ミラーダを使う。

檜佐木修兵 副隊長

出典: subcuroute.blog.jp

始解 風死(かぜしに)

【解号】刈れ「風死」
能力解放と共に、一対の鎖で繋がった特殊な形をした二枚の互い違いの刃の付いた鎌に変化する。鎖の部分を持ち武器本体を回転させ敵に投げることで、相手に動きが読まれにくい攻撃をすることが可能。また、相手に鎖を絡ませて引き寄せるといった用法もある。本人は風死の形が「命を刈り奪る形をしている」ため、風死を気に入っていない。

十番隊 隊花:水仙(すいせん) 特色(花言葉):神秘とエゴイズム

日番谷 冬獅郎 隊長

始解 氷輪丸(ひょうりんまる)

【解号】霜天に坐せ「氷輪丸」
刀自体は普通の刀よりも少し長い程度だが、彼の身長に対しては長いため背負っている(劇場版第二作では腰に挿している)。氷雪系最強の斬魄刀。
能力解放と共に柄尻に鎖で繋がれた龍の尾のような三日月形の刃物が付き、溢れだす霊圧が触れたもの全てを凍らせる水と氷の竜を創り出す。斬魄刀そのものにも、触れたものを凍らせる能力が付加する。また基本能力の一つとして「天相従臨(てんそうじゅうりん)」という天候を支配する能力があり、四方三里(半径約12km)に及ぶ広範囲の天候に影響を与える。

卍解 大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)

能力解放と共に、刀を持った腕から連なる巨大な翼を持つ西洋風の氷の龍を日番谷自身が纏い、背後に三つの巨大な花のような氷の結晶が浮かぶ。このとき刀身の鍔が微妙に変化し、元々の鍔に少しずらした鍔が重なっているような形状となっている。
能力は始解時の能力が増大したもので、氷と凍気を自在に発し操る。又、刀以外の部分は全て氷でできている為、たとえ砕かれても水(液体としてその場に無くとも空気中の水分など)さえあれば何度でも再生可能という特性を持つ。その他にも、敵から受けてできた傷口を氷で塞ぐことで、一時的に出血を止めることなどができる。
だが日番谷自身がまだ幼いために卍解は未完成であり、持続時間が短い。

虚化(侵影薬)

瀞霊廷に侵攻してきた『見えざる帝国』の蒼都(ツァン・トゥ)と対峙、早期決着を狙い卍解するも『大紅蓮氷輪丸』を奪われてしまった。その後の闘いで侵影薬により卍解が虚化したことで卍解を取り戻す。その時の影響で虚の仮面をつけていた。

松本 乱菊 副隊長

始解 灰猫(はいねこ)

【解号】唸れ「灰猫」
能力解放と共に刀身が灰状に変化して霧散し、柄を振ることで灰となった刀身を操り敵を斬る。様々な使用法があり、攻防に高い能力を発揮する。本体の性格は「ワガママで気分屋でぐうたらでバカ」で乱菊とは犬猿の仲らしいが、弓親曰く「乱菊にそっくり」。

志波 一心 二十年前の隊長→現世の住人(一護の親父)

始解 剡月(えんげつ)

【解号】燃えろ「剡月」
柄に緒が付き、やや刃の広い斬魄刀。刀は腰に差さず、下げ緒を帯に結びつける形でぶら下げている。能力開放と共に柄の紐と刀身に炎を纏う焱熱系の斬魄刀で、口に含んだ自分の血を吹きかけることで刀身の炎を巨大化させる。

十一番隊 隊花:鋸草(のこぎりそう) 特色(花言葉):戦い

更木剣八 隊長

出典: www.geocities.jp

名もなき斬魂刀

柄と鞘にサラシを巻いており、剣八自身の霊圧で刃が常時削れている為、刃部分がボロボロに欠けた長刀。あまりの強さと剣八が「霊圧が強すぎて、全力でやっても封印できない」と述べている事から常時始解状態の「常時解放型」の斬魄刀とみなされ、解放前の姿が始解と思われていたが実際は始解され使えない隊長であった。後に始解を修得する。

始解 野晒(のざらし)

【解号】呑め「野晒」
解放前は柄と鞘にサラシが巻いてあるボロボロに欠けた長刀。解放後は剣八の身長以上に巨大な斧のような形状の剣に変形。グレミィが夢想家の能力で生み出した巨大な隕石ですら、一刀の元に粉砕するほどの破壊力を誇る。

草鹿 やちる 副隊長

出典: cocoa-antenna.com

始解 三歩剣獣(さんぽけんじゅう)

【解号】出ておいで「三歩剣獣」
長い毛で覆われた小柄な「前獣」と、黒い布を纏った骨だけの巨大な「後獣」が刀の前後におり、所有者の太刀筋を真似して前獣は鉈のような刀・後獣は骨で構成された刀で攻撃する。このため、避けようとして間合いを見切れば見切るほど間合いがズレて当たってしまう。この二体は基本は不可視の状態で、「でておいで『三歩剣獣』」の解号で実体化する。
腰には差さず、下げ緒を手に持って引きずっている(一角に無理を言って車輪をつけてもらった)。

斑目 一角 三席

出典: ameblo.jp

始解 鬼灯丸(ほおずきまる)」

【解号】延びろ「鬼灯丸」/裂けろ「鬼灯丸」
直接攻撃系の斬魄刀。能力解放と共に柄と鞘が繋がり菊池槍(穂先が片刃の短刀状の槍)へ変化、さらに柄を分割し三節棍へ変形する。強度には難点があるものの、攻撃形態は変幻自在。柄に血止め薬が入っている。

卍解 龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)

能力解放と共に、左右で形状の異なる二本の巨大な刃物、及びそれぞれの柄尻と鎖で繋がれた巨大な斧刃を持つ特殊な形態の武器に変化する。敵の破壊のみに特化し凄まじい破壊力を誇る反面、耐久力は卍解としては極めて低い部類に入る。解放直後は霊圧は抑えられた状態にあるが、相手を攻撃、もしくは攻撃を防御するなどして斬魄刀に衝撃を与えることで、斧に彫られた龍の紋様が徐々に赤く染まってゆき、斬魄刀の霊圧が上昇していく。龍の紋様が紅く染まりきったとき、霊圧・破壊力共に最大になる。だが5分の一ほども赤く染まっていないのに、帰刃状態の破面の一人の右腹と右肩を吹き飛ばすなど、攻撃力はある程度高い模様。

綾瀬川 弓親 五席

始解 藤孔雀(ふじくじゃく)

【解号】裂けろ/咲け/裂き狂え「藤孔雀」
能力解放と共に4枚の刀身を持つショーテル状の武器に変化するが、これは始解の途中の状態である。
乱菊の「灰猫」同様、「具象化」「屈服」させられておらず、卍解の一歩手前の様子。性格は弓親によると「高飛車で偉そうで自分のことを世界一の美形だと思っている」らしい。それ故に弓親のカンに触り、対話した直後思わず刀を折ろうとしたほどだが、それを聞いた乱菊は「あんたにそっくり」と評した。
なお藤孔雀は弓親がつけた瑠璃色孔雀(るりいろくじゃく)の嫌うあだ名である。

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雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。

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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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