アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏（AW VS SAO）のネタバレ解説・考察まとめ

『アクセル・ワールド VS ソードアート・オンライン 千年の黄昏（AW VS SAO）』の登場人物・キャラクター

プレイヤーキャラクター（『アクセル・ワールド』より）

シルバー・クロウ／有田春雪（ありた はるゆき）

CV：梶裕貴

『AW』の主人公である気弱ないじめられっ子。「ブレイン・バースト（BB）」と呼ばれるアプリ内での仮想世界での対戦格闘ゲームに参加するプレイヤー「バーストリンカー」のひとり。黒雪姫が率いる「ネガ・ネビュラス」に参加している。
現実世界で通っている学校である梅郷中で毎日のようにいじめを受けており、人間不信に陥っていた中で黒雪姫と出会い、彼女に誘われるままにBBに参加。BBでの数多くの戦いと出会いを経て、精神的な成長を遂げていく。戦闘時で使用するデュエルアバターは貴金属寄りのシルバーカラーの格闘型で、BBの中でも数少ない飛行アビリティを持っている。また、通常時で使うアバターはいじめグループに強制されて作ったピンク色の子豚で、いじめられなくなった後も惰性で使用している。

ブラック・ロータス／黒雪姫（くろゆきひめ）

CV：三澤紗千香

『AW』のヒロインで、数あるバーストリンカーの中でもトップクラスの能力を持つとされる7人「純色の七王」のひとり。現実では梅郷中の生徒会長を務める中学3年生で、その美貌から「黒雪姫」と呼ばれているが、本名は不明。
純色たる黒と剣の体で構成されたデュエルアバターを持つことから「黒の王」とも呼ばれていて、「レギオン」と呼ばれるバーストリンカーの集団のひとつ「ネガ・ネビュラス」をマスターとして率いている。

自らの因縁の相手であるホワイト・コスモスと、彼女に与する「加速研究会」との決戦を控えたある日、BBの世界の上空に出現した巨大な影に春雪らネガ・ネビュラスのメンバーたちと共に呑み込まれ、過去の時代である西暦2026年、すなわちキリトたちが生きる世界に飛ばされてしまう。その後、『AW』の登場人物の中でキリトたちと最初に出会い、仲間となった。
また、ペルソナ・ヴァベルが自らの守護者としてALOに召喚した彼女の複製体は、ペルソナ・ヴァベルによって自我を奪われた操り人形と化していた。これを見た春雪は複製体であっても、ペルソナ・ヴァベルへの協力を拒否したためだと推測している。

シアン・パイル／黛拓武（まゆずみ たくむ）

CV：浅沼晋太郎

春雪の幼馴染である知的な青年のバーストリンカーで、ネガ・ネビュラスのメンバーのひとり。現実世界では剣道部に所属しており、その腕前はキリトやアスナ、リーファにも一目置かれるほど。
デュエルアバターはブルーのカラーリングが特徴的な機械仕掛けの戦士のようなもので、近接戦闘を得意としている。中長距離が可能な強化外装（BBにおける武器などの装備品）「パイルドライバー」を右腕に所持している。

ライム・ベル／倉嶋千百合（くらしま ちゆり）

CV：豊崎愛生

春雪と拓武の幼馴染である快活な少女のバーストリンカーで、ネガ・ネビュラスのメンバーのひとり。現実世界では陸上部に所属するバリバリの体育会系で、当初はBBも含めたゲームには無縁だったが、後述の戦闘能力から「ネガ・ネビュラス」になくてはならない戦力のひとりとなっている。
デュエルアバターはグリーンのカラーリングと、妖精と魔女を合わせたデザインが特徴的な魔法使いの少女のようなもので、時間遡行の能力も持っており、「時計の魔女」の二つ名を持つ。

スカーレット・レイン／上月由仁子（こうづき ゆにこ）

CV：日高里菜

純色の七王のひとりで、現実世界とデュエルアバターの姿はどちらも幼女だが、これでもトップクラスの実力を持つバーストリンカーにして2代目の「赤の王」。レギオン「プロミネンス」のマスター。
普段は快活で前向きな性格だが、本性はかなりの暴れん坊であり、怒りなどで感情が昂ったり、少しでも気に入らないことがあると攻撃的な口調と振る舞いをするようになる。デュエルアバターは赤のカラーリングが特徴的な幼女型のロボットだが、移動要塞を彷彿とさせる強化外装「インビンシブル」を展開することができ、多種多様な重火器による超火力で敵を圧倒する。

また、ペルソナ・ヴァベルが自らの守護者として他の七王と共に召喚した由仁子の複製体も同じくインビンシブルを展開する能力を持っている。黒雪姫や春雪たちと共にALOに飛ばされた際、由仁子は複製体と遭遇すると共にインビンシブルを展開しあって盛大な砲撃戦を繰り広げていた。
当初、キリトやアスナたちはどちらか本物の区別がつかなかったが、黒雪姫と春雪たちの加勢に対する態度がきっかけとなって真贋を判別することができた。

アッシュ・ローラー／日下部倫（くさかべ りん）

CV：鈴村健一（アッシュ・ローラー）／南里侑香（日下部倫）

純色の七王のひとりで「緑の王」グリーン・グランデが率いるレギオン「グレート・ウォール」に所属する、ハイテンションな性格の骸骨頭のデュエルアバターと大型バイクがトレードマークのバーストリンカー。しかし現実と通常時で使うアバターの姿はデュエルアバターとは正反対の、小柄で気弱な性格な中学2年生の少女である。
実は倫には病院で入院している兄・輪太がいて、さらにBBの専用端末であるニューロリンカーが兄のお下がりである影響で、デュエルアバター時には輪太を自認する別人格へ交代する二重人格者となっている。そのため、ALOに飛ばされた際に出会い、意気投合したクラインへの気遣い（事実を知った時のクラインは卒倒してしまった）もあってデュエルアバターのままで通している。

スカイ・レイカー／倉崎楓子（くらさき ふうこ）

CV：遠藤綾

ネガ・ネビュラスの副長にして黒雪姫の親友。ネガ・ネビュラスの古参メンバーにして精鋭である「四元素」のひとりで、「風」の称号を持っている。
普段は物腰が柔らかい清楚なお嬢様だが、笑顔を崩すことなく容赦のない接し方を接してくるという怖い一面も併せ持っている。また、アッシュ・ローラーの師匠でもあるらしく、彼と行動をしているためか普段はハイテンションでやかましい彼に釘を刺すシーンが目立つ。
デュエルアバターは神々しさとスマートさを併せ持ったフォルムが特徴的な、機械仕掛けの戦乙女を思わせるもので、ブースター型の強化外装「ゲイルスラスター」で跳躍が可能となり、スピードとジャンプ力を活かした機動戦闘を得意としている。

アクア・カレント／氷見あきら（ひみ あきら）