【ONE PIECE】ルフィの母親は誰！？伏線考察まとめ【ワンピースネタバレ】

「ルフィの母親はもう出てる」、「ルフィの母親は作中に登場している大物キャラです」はデマ

未だ明かされていない主人公モンキー・D・ルフィの母親。インターネット上では「ルフィの母親が既に登場している」、「単行本1巻にて既に登場」など、ルフィの母親が作中で登場しているという噂がある。これらは作者の尾田栄一郎がコメントしたと合わせて噂されているが、インターネットでいくら調べても、尾田栄一郎がルフィの母親が既に登場している発言しているエビデンスは見つからない。そのためファンの間では、「ルフィの母親がもう出てる」という話はデマであるという認識が広がっている。

とは言え、その発言があったことがデマということだけであり、「出てない」と明言されたわけではない。そのためルフィの母親が既に登場している可能性がまだある。

北米版のSBSでの尾田栄一郎のコメント

2008年の北米版ジャンプに掲載されたという読者質問コーナー「SBS」でルフィの母親に関する読者の質問があった。ルフィの母親がどのような人物なのか、生きているかという質問に対し、生きていると思うとしながらも悩んでいるとも告げている。これは2008年のことなので、その後尾田の考え方などが変わった可能性はある。

「『冒険』の対義語は『母』」

2022年の劇場版『ONE PIECE FILM RED』が公開された際、インタビューでTVアニメでルフィの役を演じている田中真弓は、作者・尾田栄一郎から「真弓さん、冒険の対義語は何だと思いますか？」と尋ねられたことがあると明かした。田中真弓はその問に「日常？」と返したところ、尾田栄一郎から「違います。冒険の対義語は母親です。母から離れることで冒険ができるんです。僕は冒険を描きたいので、母親は描きません」と言われたとのこと。

この尾田栄一郎のコメントは読者によって様々に受け取られ、ルフィの母親が登場しているかしていないという根本的な議論を再燃させた。

モンキー・D・ルフィの母親の所属に関する考察

天竜人（世界貴族）

ルフィの母親が実は天竜人なのではないかという説。

天竜人は、世界政府を作った王族の末裔。そのため政府以上の存在だ。
天竜人の多くは権力を盾にして好き放題やっている。ゴア王国に視察にやってきたことがあるのでドラゴンと何度か出会っている可能性もある。
のちにドラゴンは、良い天竜人と親しくなり結ばれたと思う。
しかし一般人と天竜人は結婚できないので、その天竜人は、自ら下市民に降りた。
そしてその天竜人は「私はこの間違った世界を変えたい！」と言いドラゴンは世界を変えることを決意した。

天竜人も人間なので、良い奴は1、2人いてもいいだろう。
ドフラミンゴの両親は、良い天竜人だった。ドフラミンゴの壮絶な過去が明らかにされ、父親の行動が原因で残虐な人格になってしまったのである。
父親のホーミング聖は天竜人という神のような地位を捨て、下界に降りて人間になるという決断をしている。天竜人の立場を捨てることは並大抵の者ができるわけがなく、そういう点から見るとホーミング聖は物凄い人格者であり、人徳者だったようで人間らしい生き方を求めたようだ。

ONE PIECE（ワンピース）の天竜人・世界貴族まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

天竜人（てんりゅうびと）・世界貴族（せかいきぞく）とは、『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する、貴族の総称。『ONE PIECE』の世界において絶対的権力を持つ貴族である。800年前に世界政府を作り上げた20人の王達の末裔のことを指し、作中では”天竜人”と呼ばれることが多い。20人の王達は聖地マリージョアに移り住んだが、唯一アラバスタ王国を治めるネフェルタリ家だけはそれを拒否したという。”天竜人”は神であり、どんなに虐げられても決して民は逆らってはいけない。

ゴア王国の貴族

ルフィの母親が実はゴア王国の貴族なのではないかという説。

ドラゴンはゴア王国出身なので貴族と何度か会う機会があったのかもしれない。そしてドラゴンはある女貴族と仲良くなり、結ばれた。

そしてその貴族は、ドラゴンに自分の不満を伝えた。
その不満とは「私は貴族だけど、人を見下す考えは間違ってると思う」「ねえ！私と一緒に世界を変えない！」
その不満を聞いたドラゴンは、「お前の考えは、正しいと思う！よし俺と一緒に世の中を変えていこう！」と革命軍を作った。

尾田栄一郎によると、ルフィの母親は生きてるとのことなので、ドラゴンの妻は幹部になってると思われる。

女性の海兵

ルフィの母親が実は女海兵なのではないかという説。

ドラゴンは、ガープの息子なので革命軍を作る前は海軍に入隊していた可能性がある。

そもそも海軍は市民を守る組織だが、人身売買や天竜人の横暴を見逃したりと色々矛盾している。
戦っているうちに政府や海軍の間違いに気づいたドラゴンは、海軍を辞めた。
その時に同じ考えを持つ同僚の女海兵と共に海軍を辞めて革命軍を作ったと思われる。

ドラゴンが海軍に所属していた時期があるかどうかは不明だが、革命軍を作る前は自勇軍という組織にいたことが明らかになっている。
また革命軍の創始メンバーがエンポリオ・イワンコフとバーソロミュー・くまであることも判明したため、女海兵と共に革命軍を作ったという点において、この考察は否定された。

ONE PIECE（ワンピース）の海軍まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

海軍とは、尾田栄一郎の漫画作品『ONE PIECE』に登場する海上治安維持組織である。海軍本部は「偉大なる航路（グランドライン）」の三大勢力の一つとして世界の均衡を保っている。主な任務は海賊を始めとする違法行為の取り締まりや罪人の逮捕で、悪魔の実の能力者、覇気使いといった猛者が多く所属する。「正義」の名のもとに民間人を守る立場だが、海兵の中には自らの正義を暴走させる者、正義よりも己の利益や権威を重視する者もいる。不都合な事実の隠蔽や奴隷売買の黙認など、海軍には闇も多い。

女海賊

ルフィの母親が実は女海賊なのではないかという説。

ドラゴンはガープの元で修行を積んでおり、将来良い海兵になることを期待されていた。
海兵になり海軍に入って、とある女海賊と出会う。いつしか互いがライバルのような存在になるが、戦うもなかなか決着はつかない。
その女海賊が「世界を変えるために戦っている」という。それを聞いたドラゴンは、考えを改めて世界を変えることを決意した。

ドラゴンが実際に海軍に入隊していた時期があるかどうかは不明。革命軍を起こす前は自勇軍にいた。海軍に入っていなくても女海賊と出会う機会はあったのかもしれない。

モンキー・D・ルフィの母親候補