伊勢七緒（BLEACH）の徹底解説・考察まとめ
伊勢七緒（いせ ななお）とは、『BLEACH』の登場人物で、死神たちの実働部隊である護廷十三隊の八番隊に所属する人物。
八番隊の隊長にして実の叔父でもある京楽春水の秘書的な立場で隊に貢献している、同隊の副隊長である。その享楽の放蕩癖や怠けっぷりには手を焼いており、何かにつけては小言を口にしている。一方でバレンタインに贈り物を用意するなど、享楽に対しては深い敬愛を抱いている。直接的な戦闘能力は高くないが、伊勢家に伝わる神剣・八鏡剣を受け継いでおり、神の力を振るう者にとっては天敵となる。
護廷十三隊の八番隊隊長。洒落た雰囲気の伊達男といった風貌の人物で、言動にも戦法にも遊び心を欠かさない。一方で洞察力に優れ、必要なら周囲が絶句するような手段でも用いるしたたかな切れ者である。
七緒からすると叔父にあたる人物で、彼女のことを「七緒ちゃん」と呼んでかわいがっている。七緒の側は享楽の放蕩癖や怠けっぷりに頭を抱えているが、一方でその実力と人柄を深く敬愛しており、彼の支えとして力を発揮している。
享楽は義理の姉でもあった七緒の母に異性としての好意を抱いていた節があり、七緒への態度も姪に接する叔父というよりは密かに娘を守らんとする父親といった感が強い。その七緒が伊勢家の呪いをその身を受ける覚悟で八鏡剣を受け継がせてほしいと言った時は、その決意を察して了承すると同時に彼女を守り続ける覚悟を改めて内心で固めている。
京楽春水（BLEACH）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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京楽春水（きょうらくしゅんすい）とは、久保帯人により連載されたバトルアクション漫画『BLEACH』に登場するキャラクター。死後の魂が住む世界「尸魂界（ソウルソサエティ）」に拠点を構える死神の組織「護廷十三隊（ごていじゅうさんたい）」の元・八番隊隊長。最終章「千年血戦篇」では総隊長に就任する。
貴族の出身ながら酒と女が好きで仕事を面倒臭がるという一見だらしない人物だが、その実誰よりも聡明で思慮深く、常に冷静な判断ができる。必要とあらば自他の犠牲も厭わない、シビアな現実主義者でもある。
矢胴丸リサ（やどうまる リサ）
七緒の前に八番隊の副隊長だった人物。七緒からすると幼馴染で、よく見知った人物でもある。
藍染の謀略により物語開始の100年ほど前に護廷十三隊を追われ、彼の反乱の終結と共に復帰。総隊長を継いだ享楽が1番隊の隊長となるのに合わせて、彼の後釜として8番隊の新隊長となる。
この際、その有能さに加えてだらしない享楽を健気に支え続ける様を不憫に感じたこともあって、七緒を自分の隊の副隊長にスカウトする。最終的に七緒は一番隊と八番隊の副隊長を兼任することとなり、かえって彼女の仕事を増やすことになってしまった。
矢胴丸リサ（BLEACH）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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矢胴丸リサ（やどうまる りさ） とは漫画『BLEACH』の登場人物で虚（ホロウ）と呼ばれる悪霊の力が発現した死神の集団である仮面の軍勢（ヴァイザード）の1人。元護廷十三隊八番隊副隊長。名古屋弁と関西弁を話す。黒髪のおさげにメガネ、セーラー服を着用しており一見真面目そうに見えるが性格はスケベ。エロ本収集が趣味である。強気な性格で口調もきついが、仲間思いな一面を持っている。仮面の軍勢として、黒崎一護（くろさき いちご）の内なる虚制圧に協力。
リジェ・バロ
作中最後の戦いで敵対した滅却師の1人。「もっとも神に近い男」を自称し、あらゆるものを撃ち抜く「万物貫通」の力と、不死身に近いほどの耐久力を持つ。
反転攻勢をかける護廷十三隊の前に立ち塞がり、享楽すらも追い詰めるも、八鏡剣を受け継いだ七緒によって切り捨てられて戦線離脱。なお破片がそれぞれに再生して戦い続けるも、それほどまでの力はなく、死神たちに各個撃破されていった。
リジェ・バロ（BLEACH）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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リジェ・バロとは、少年漫画『BLEACH』に登場する滅却師（クインシー）の軍団「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」の皇帝ユーハバッハの親衛隊のひとりで、ライフル型の霊子兵装を使う滅却師。本人いわく「ユーハバッハに最初に力を与えられた部下」で、「ユーハバッハの最高傑作」だという。自身に溢れた傲岸不遜な性格。護廷十三隊総隊長の京楽春水（きょうらく しゅんすい）に勝利するが、副隊長の伊勢七緒（いせ ななお）の斬魄刀「八鏡剣（はっきょうけん）」で倒された。
伊勢七緒の名言・名セリフ／名シーン・名場面
八鏡剣の継承と抜刀
リジェ・バロによって次々と仲間が倒れ、享楽までもが追い詰められる中、七緒は伊勢家の呪いを自身が受け継ぐことを覚悟で八鏡剣の継承を決意する。「母が自分のためにそれを捨てたのなら、私は私の大切な人のためにそれを受け継ぐ」と言い切る七緒の決意を覆せないと察した享楽は、自身の斬魄刀の中に隠し続けた八鏡剣を彼女に返還。これにより、七緒は神の力を意のままに振るうリジェ・バロに対して天敵にも等しい力を手に入れる。
しかし直接戦うことに不慣れな彼女はリジェ・バロの巧みな戦法に翻弄され、一転して窮地に陥る。そこに享楽が重傷の身を押して駆け付け、「ようやく仲直りできた兄を失い、心から憧れた義姉に死罪となる道を歩ませ、その2人から託された七緒まで死なせてなるものか」と奮起。せめて自分に守らせてほしいと胸中で彼女に語り掛け、共に八鏡剣を握ってリジェ・バロに相対する。
普段ちゃらんぽらんだからこそ享楽の見せる本気の姿が、その彼のためにも負けまいと必死に戦う七緒の姿が、否応なく読者の胸を打つ。2人の絆が強敵を撃ち砕く、七緒の作中最大の見せ場であると同時に享楽の名シーンである。
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