リジェ・バロ（BLEACH）の徹底解説・考察まとめ
リジェ・バロとは、少年漫画『BLEACH』に登場する滅却師（クインシー）の軍団「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」の皇帝ユーハバッハの親衛隊のひとりで、ライフル型の霊子兵装を使う滅却師。本人いわく「ユーハバッハに最初に力を与えられた部下」で、「ユーハバッハの最高傑作」だという。自身に溢れた傲岸不遜な性格。護廷十三隊総隊長の京楽春水（きょうらく しゅんすい）に勝利するが、副隊長の伊勢七緒（いせ ななお）の斬魄刀「八鏡剣（はっきょうけん）」で倒された。
リジェ・バロのプロフィール・人物像
リジェ・バロとは、少年漫画『BLEACH』に登場する滅却師（クインシー）の軍団「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」の皇帝ユーハバッハの親衛隊のひとりで、ライフル型の霊子兵装を使う滅却師。本人いわく「ユーハバッハに最初に力を与えられた部下」で、「ユーハバッハの最高傑作」だという。自身に溢れた傲岸不遜な性格。
卍解を発動した護廷十三隊総隊長、京楽春水（きょうらく しゅんすい）に勝利する。しかし京楽が保管していた副隊長の伊勢七緒（いせ ななお）の斬魄刀、「八鏡剣（はっきょうけん）」の力で打ち倒された。
リジェ・バロの能力：万物貫通（ジ・イクサクシス）
「聖文字（シュリフト）"X"」の能力。霊子兵装のライフル「ディアグラム」の射線上にある全てのものを貫通することができる。弾丸を発射しているのではなく、銃口の直線状の物体を貫通している。
自分自身の体にも能力を適用することができ、発動中はリジェの体が全てのものをすりぬける状態になり、あらゆる攻撃を無効化できる。両目を開いている間だけ発動が可能で、危機的状況に陥った際にしか使わない。
リジェ・バロの必殺技
滅却師・完聖体（クインシー・フォルシュテンディッヒ）「神の裁き（ジリエル）」
死神で言うところの卍解にあたる、滅却師として究極形態。発動すると霊子で出来た翼が背中に現れ、「天使」を思わせる姿になる。翼の形は人によって異なる。
大きく分けて第一段階と第二段階があり、第二段階になると人間離れした異形の姿になるものが多い。第二段階は主にユーハバッハの親衛隊が使う。
「神の裁き（ジリエル）」を発動するとあらゆる攻撃を受け付けなくなり、翼から放つ光線が「万物貫通（ジ・イクサクシス）」の力で万物を貫く。
滅却師・完聖体（クインシー・フォルシュテンディッヒ）第二段階
完聖体第二段階。リジェの原型はなく、異形の怪物と化す。
裁きの光明
完聖体第二段階となったリジェの腕から放たれる断罪の光。巨大な真世界城の一角を崩落させるほどの破壊力を誇る。
神の喇叭（トロンペーテ）
完聖体第二段階となったリジェの奥義。頭上に巨大なラッパのような兵器が現れ、破壊光線を放つ。
リジェ・バロの来歴・活躍
千年血戦篇
完聖体の第二段階を発動し、異形の姿となったリジェ。
滅却師（クインシー）の軍団、「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」の皇帝ユーハバッハが尸魂界（ソウルソサエティ）の霊王を殺害し、霊王宮を「真世界城（ヴァールヴェルト）」に作り替えてしまった。護廷十三隊の隊長たちはユーハバッハを仕留めるため、真世界城に乗り込む。
ユーハバッハの親衛隊の一人、リジェ・バロは護廷十三隊総隊長となった京楽春水（きょうらく しゅんすい）と交戦する。リジェは滅却師としての奥義、完聖体（フォルシュテンディッヒ）「神の裁き（ジリエル）」で京楽を追い詰めていくが、京楽は卍解「花天狂骨枯松心中（かてんきょうこつからまつしんじゅう）」を発動した。男と女の心中の物語になぞらえた現象の数々にリジェは翻弄され、首を切り落とされてしまう。
次の瞬間、リジェの体が異形の怪物に変容した。ユーハバッハの親衛隊だけが使う、完聖体の第二段階だ。神に最も近い存在を自負するリジェは、全てを貫く光線で京楽を追い詰める。打つ手のなくなった京楽だったが、そこに副官の伊勢七緒（いせ ななお）が駆けつけ、「私の斬魄刀を出してください！」と京楽に訴えた。
伊勢家は女ばかりが生まれ、迎えた婿が早死にするという呪いがある家だった。呪いの真偽は定かではなかったが、京楽の兄と結婚した女性、七緒の母は早くに夫を亡くしてしまう。彼女は京楽に頼んで、呪いの根源である斬魄刀を隠させた。伊勢家は神官の家系で、代々ひとつの斬魄刀を受け継いできた。神の力を受け止め、周囲に振りまく力を持つ刃のない斬魄刀は「八鏡剣（はっきょうけん）」といった。京楽が自身の斬魄刀の中に隠していた八鏡剣を受け取り、七緒はリジェに挑んだ。
神に近いリジェにとって、神の力を鏡のように反射してしまう八鏡剣は天敵だった。特大の破壊光線を放つリジェの必殺技「神の喇叭（トロンペーテ）」は八鏡剣によって跳ね返され、リジェは消滅した。
リジェ・バロの関連人物・キャラクター
京楽春水（きょうらく しゅんすい）
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