矢胴丸リサ(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

矢胴丸リサ(やどうまる りさ) とは漫画『BLEACH』の登場人物で虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊の力が発現した死神の集団である仮面の軍勢(ヴァイザード)の1人。元護廷十三隊八番隊副隊長。名古屋弁と関西弁を話す。黒髪のおさげにメガネ、セーラー服を着用しており一見真面目そうに見えるが性格はスケベ。エロ本収集が趣味である。強気な性格で口調もきついが、仲間思いな一面を持っている。仮面の軍勢として、黒崎一護(くろさき いちご)の内なる虚制圧に協力。

矢胴丸リサのプロフィール・人物像

身長:162㎝
体重:52㎏
誕生日:2月3日
CV:服部加奈子、石塚さより

矢胴丸リサとは久保帯人による漫画『BLEACH』の登場人物で仮面の軍勢の一員。破面(アランカル)篇より登場。『BLEACH』の主人公である高校生兼死神、黒崎一護(くろさき いちご)の内なる虚の制圧に協力。かつては死神として護廷十三隊八番隊副隊長を務めていた。当時の八番隊隊長は京楽春水(きょうらく しゅんすい)。作中における死神とは、人間の住む世界(現世)と異なる世界である尸魂界(ソウルソサエティ)という霊界を拠点としている。死覇装(しはくしょう)と呼ばれる黒い着物に身を包み、斬魄刀(ざんぱくとう)と呼ばれる刀を所持している。尸魂界内にある護廷十三隊という部隊に属している。護廷十三隊とは、尸魂界の護衛や現世の魂魄の保護を行う部隊であり、席次が高いほど戦闘能力が高いとされる。隊長、副隊長には特に戦闘能力が高いものが選ばれる。つまり、副隊長を務めていた矢胴丸リサはかなりの戦闘能力をもっていたことになる。しかし、当時の護廷十三隊五番隊副隊長である藍染惣右介(あいぜん そうすけ)による、死神の限界を超えた力を手にすることを目的とした虚化実験の犠牲となり、死神でありながら虚の力が発現。尸魂界の最高司法機関である中央四十六室の命令により悪霊である虚として処分するよう命令が下されるも、藍染惣右介の目的に気づいていた当時の十二番隊隊長浦原喜助(うらはら きすけ)の助けにより現世へ逃亡。自身と同じように虚化実験の犠牲となった仲間と仮面の軍勢として活動するようになる。
尸魂界の王である霊王を倒し、自らが世界の支配者となることを目論んでいた藍染惣右介だったが、その下に向かうためには「王鍵」が必要だった。王鍵を創生するには「半径一霊里の重霊地と十万の魂魄」が必要であることを知った藍染惣右介は、黒崎一護の暮らす空座町がその条件を満たすことを突き止め、ここに出撃。藍染惣右介を止めなければ、空座町は完全に消失してしまう。これを阻止するために護廷十三隊は現世、空座町で藍染惣右介を迎え撃つ。藍染惣右介により死神の力を与えられた虚である破面(アランカル)、破面の中でも特に殺戮能力の高い十刃(エスパーダ)との戦いに苦戦する護廷十三隊。そこに仮面の軍勢が現れる。100年以上護廷十三隊と関わりを持っていなかったが「一護の味方。」と称し、護廷十三隊と共闘。矢胴丸リサは仮面の軍勢の仲間である猿柿ひよ里とともに第3十刃(十刃の中で3番目に高い殺戮能力を持つ)であるティア・ハリベルと対戦。空座町の命運を賭けた戦いは、新たな力である「最後の月牙天衝」を修得した黒崎一護によって藍染惣右介を制圧することに成功する。
この戦い後矢胴丸リサは、尸魂界の女花火師である志波空鶴(しば くうかく)の家を拠点に死神相手に現世の本屋雑誌を販売する事業を立ち上げる。主にエロ本を販売。男性死神から好評で売り上げは好調であったが、後に隊長就任の声がかかり、護廷十三隊八番隊隊長となる。

矢胴丸リサの能力・装備

死覇装

死覇装とはすべての死神が身にまとっている黒い着物のことである。矢胴丸リサの八番隊副隊長時代の死覇装はミニスカであるのが特徴的。

虚化

矢胴丸リサは藍染惣右介による虚化実験の犠牲者であるため、虚化することが可能。虚化すると虚の仮面が顔面に出現。矢胴丸リサは十字の亀裂が入った虚の仮面が出現する。虚化により霊力が飛躍的に向上するが、虚化の持続時間には限界があり、矢胴丸リサは数分が限界とされている。

斬魄刀

斬魄刀とは作中における死神が使用する刀のことである。すべての死神には1番初めに浅打(あさうち)と呼ばれる斬魄刀が授与される。この浅打と共に生活し、鍛錬を重ねることで己の霊力を浅打へ写し取り、己の斬魄刀を創り上げる。斬魄刀には2段階の能力開放がある。1つ目の能力開放が始解(しかい)である。始解を習得するには斬魄刀と対話できることが条件である。始解は解合(かいごう)と斬魄刀の仮の名前を叫ぶことで解放される。形状が変化したり、斬魄刀ごとの特殊能力が使えたりするようになる。2つ目の能力開放が卍解(ばんかい)である。卍解を習得するには斬魄刀本体を死神の世界に呼び出し(具象化)、本体と戦い勝利する(屈服)ことが条件である。卍解という言葉と斬魄刀の真の名前を叫ぶことで解放される。卍解の戦闘能力は始解の5-10倍と言われており、非常に強力な力のため護廷十三隊隊長に就任には卍解を習得していることが必須条件なっている。

鉄漿蜻蛉(はぐろとんぼ)

斬魄刀の名前は鉄漿蜻蛉、解合は「潰せ」。解放時には、刀と鞘を繋げて振り回し、矛と盾を合わせたような武器に変化する。虚化の際には十字架の模様が入った仮面が出現する。作中での戦闘シーンが少ないため、詳しい能力は不明。隊長に就任しているため卍解は習得している可能性が高い。

矢胴丸リサの必殺技

パンチラトルネード

黒崎一護の内なる虚の制圧訓練時に繰り出した技。片手で逆立ちしながら回し蹴りを繰り出し、もう片方の手で斬魄刀を振う。

二十一条蜻蛉下り

星十字騎士団の1人であるジェラルド・ヴァルキリーに繰り出した技。技の威力、能力については不明。

矢胴丸リサの来歴・活躍

護廷十三隊八番隊副隊長

護廷十三隊八番隊副隊長時代の矢胴丸リサ。

かつて京楽春水の部下として護廷十三隊八番隊副隊長を務める。隊長である自由気ままな京楽を叱咤激励し、副隊長としてサポートしてきた。伊勢七緒とは月に一度、二人で読書会を開いており、面識がある。伊勢七緒は矢胴丸リサに憧れを抱いていた。

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