テスラ・リンドクルツ(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

テスラ・リンドクルツとは、『BLEACH』の登場人物で、虚と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面たちの軍勢「十刃」に所属する存在。
右目に眼帯をつけた短髪の青年で、十刃のNo.5であるノイトラ・ジルガに従属官として仕えている。ノイトラからは冷遇といってもいい扱いを受けているが、その命令には忠実に従い、時には身を挺して彼を守り、汚れ仕事だろうと躊躇せず実行する。そのノイトラとは古い付き合いであるらしく、戦いの中で果てることだけを望んで生きる彼のことを当時から案じていた。

テスラ・リンドクルツのプロフィール・人物像

種族:破面
階級:No.50
誕生日:5月13日
身長:178cm
体重:65kg

CV:中村悠一

テスラ・リンドクルツとは、『BLEACH』の登場人物で、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面(アランカル)たちの軍勢「十刃(エスパーダ)」に所属する存在。
右目に眼帯をつけた短髪の青年で、言動は紳士的。十刃のNo.5であるノイトラ・ジルガに従属官(フラシオン)として仕えている。

細身のサーベルを得物としているが、この力を解放すると体が膨れ上がり、猪型の巨漢の獣人となる。この状態になっても、他の多くの破面が持つような特殊能力はなく、真正面からパワーで叩き潰す戦法を得意とする。
主のノイトラからは冷遇といってもいい扱いを受けているが、命令には忠実に従い、時には身を挺して彼を守り、汚れ仕事だろうと躊躇せず実行する。そのノイトラとは古い付き合いであるらしく、戦いの中で果てることだけを望んで生きる彼のことを当時から案じていた。ノイトラがその言葉通りの最期を迎えた時は、自身も致命傷を負って倒れながら彼のために涙を流していた。

テスラ・リンドクルツの能力

帰刃「牙鎧士」(レスレクシオン ベルーガ)

帰刃を解放することで、右側の姿となる。

破面たちは個々に専用の武器を装備しているが、これは「虚としての本来の力を刀の形に封じたもの」である。これを開放し、虚としての力を完全な形で行使する状態のことを、帰刃という。

その好青年のような言動と見た目に反し、奥の手である帰刃の力を解放したテスラは筋肉が膨れ上がり、猪型の巨漢の獣人へと変貌する。力を解き放つ際に唱える解号は「打ち伏せろ」。
帰刃を解放した多くの破面が有するような特殊な能力は一切持っておらず、ただその増大したパワーで真正面から叩き潰す戦法を得意とする。シンプルかつ強力な能力だが、それだけにより強大な力に対しては成す術がなく、作中屈指の実力者である更木剣八(ざらき けんぱち)に苦も無く敗れることとなった。

テスラ・リンドクルツの来歴・活躍

孤高の求道者を追いかけて

テスラに向かって自身の信念を語るノイトラ(2コマ目)

具体的にいつ頃のことかは定かではないが、物語に登場するかなり以前から、後に主となるノイトラ・ジルガと行動を共にしていた。当時はそれほど大きな力の差はなく、対等に近い友人のような立場で接していたようである。
しかしノイトラは高い潜在能力を秘めており、「自分こそが最強である」という激烈な自負を抱いていた。たとえ明らかに自分より強い者が目の前に現れようと決してそれを認めず、常に敵意と殺意を周囲に振り撒き、行住坐臥の全てをただ“強くなる”ことだけに注ぐ。それがノイトラという破面の生き様であり、存在理由であり、同時に彼の限界だった。

ノイトラがこれほど強烈な“最強であることへの自負”を抱いたのは、結局のところ「破面という存在は生まれた時点で行き詰っていて先がない」ことを漠然と理解していたことに原因がある。それを自らの強さによって否定したい一方で、少し探せばいくらでも現れる自分より強い者の存在が諦観を上塗りしていく。それでも諦め切れない思いが苛立ちとなり、苛烈な向上心と攻撃性を生み出し、運命への挑戦を繰り返してはそれを上回る絶望に叩きのめされていく。
誰よりも何よりも強くなり、なお遥かな高みにある者に敗れ、地面に倒れる前に絶命するような死に方をしたい。そんな壮絶極まるある種の自殺願望を胸に、ノイトラはテスラを大きく超える力を身に着けていった。

テスラは友情と憐憫を胸に、自分には彼を止めることも救うこともできないことを理解しながら、そんなノイトラを当初は友として、後に部下として見守り続けた。

十刃結成

ある時、破面を含む虚とは本来敵対する存在である死神の藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が、死神たちの実働部隊である護廷十三隊への反乱を画策。そのための戦力を求めて虚たちの世界である虚圏(ウェコムンド)を来訪し、ノイトラを含む10体の破面を自身の配下とする。
この10体の破面を十刃と名付けて戦力の中核にしつつ、それぞれに「従属官」という補佐役をつける形で、藍染は破面の軍勢を構成させていく。
テスラはノイトラの従属官となり、それまでと変わらず彼を支えていく。明確に上下関係ができたことで、ノイトラからの扱いはより辛辣となり、冷遇といってもいいような処遇を受ける。しかし破滅に向かって突き進む自分をテスラが案じてくれていることはノイトラも心のどこかで感じていたらしく、従属官としての立場を直接奪うようなことまではしようとしなかった。

友との別離

帰刃を解放し、一護(左)と戦うテスラ。

やがて藍染は護廷十三隊に対する反乱を本格的に実行に移し、十刃とも合流。これを討つべく虚たちの世界である虚圏(ウェコムンド)へと攻め込んできた死神たちと、激しい戦闘を繰り広げる。
テスラは死神の力を得た人間の少年・黒崎一護(くろさき いちご)と交戦し、戦いを優勢に進めるが、ここに割って入った護廷十三隊の十一番隊隊長更木剣八(ざらき けんぱち)の攻撃を受けて致命傷を負う。

その後ノイトラが剣八と戦い、一進一退の攻防を繰り広げるも、相手の強さを認めた剣八が本気を出し始めてからは圧倒されあっさりと倒される。その死に様は、かつて自身が望んだ通り、地に伏す前に絶命する壮絶なものだった。
テスラは自身も致命傷を負って倒れたままノイトラの死を見届け、安堵か憐憫かあるいはその双方からか涙を浮かべて彼を見送った。その後どうなったかは描かれていないが、恐らくそのまま息を引き取ったと思われる。

テスラ・リンドクルツの関連人物・キャラクター

ノイトラ・ジルガ

十刃のNO.5。ひたすらに強さを求めそれを誇示する、向上心と攻撃性の塊のような人物。テスラの主であり、彼からすると友のような存在でもあった。
自席としては五番手ながら、「自身こそが十刃最強である」と周囲に喧伝し、幾度それを諫められようと直接叩き潰されようと決してその意見を変えなかった。そうまでして最強であることを求めたのは、破面となってしまった以上はそれ以上の先が無い破面の運命への絶望と苛立ち、それに抗しうる力への渇望があったようである。

テスラとは十刃になる以前からの付き合いで、自身を案じて付きまとう彼のことを表向きには疎んじていた。一方、彼が本心から自分を心配してれくていることを内心では理解しそれなりに感謝していたらしく、テスラが窮地の時は珍しく焦った様子で引き下がるよう命じている。

renote.net

更木剣八(ざらき けんぱち)

護廷十三隊に所属する死神。言動は粗野だが十一番隊の隊長で、規格外の戦闘能力を持つ。強い者との殺し合いを何より好み、より白熱した戦いを楽しむために普段は自分の力を抑えている。
虚圏で他の者と戦っていたテスラの前に現れ、その圧倒的な力を見せつけて彼に致命傷を負わせる。戦えなくなった者には興味を持たず、そのままテスラを放置してノイトラと交戦。一進一退の攻防の末、彼を強敵と認めて隠していた本気の力を解放し、まだ息のあったテスラの前でノイトラを撃破した。

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日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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