ティキ・ミック（D.Gray-man）の徹底解説・考察まとめ
ティキ・ミックとは、『D.Gray-man』の登場人物であり、本作の主人公アレン・ウォーカーおよびアレンの所属する黒の教団にとって、敵側の人間である。13名存在するノアの一族の一人で、「快楽」のメモリーを継承している。常に飄々とした性格で、作者も認めるほどの美形。ティキは「ノア」として生きることと、「普通の人間」として生きることの両方を楽しんでいる。彼が「普通の人間」の時に初めてアレンと出会い、以降はノアであるにも関わらずアレンに友好的な態度を見せている。
咎落ちしたエクソシスト、スーマン・ダークの抜け殻になった体にアレンが話しかけている時、ティキと再会を果たした。ティキは以前自分が「普通の人間」としてポーカーした時の「少年」がアレンであると気づくも、スーマンを救えず感情的になったアレンに怒鳴られる。アレンに「スーマンを殺したのか」と問い詰められ、「そりゃ敵なんだし 殺すでしょ？」と答えていた。
「女は無理しないで綺麗に死ねよ」
日本・江戸にてリナリー（右）を拘束するティキ（左）
千年伯爵が支配していた日本・江戸に訪れたエクソシスト一行と戦いを始めたティキ。そこで、江戸へ向かう航海中に負傷して戦えなくなったリナリーを捕まえ、彼女に向かって「女は無理しないで綺麗に死ねよ」と発言していた。普段は優しいティキがノアになった瞬間残酷さを見せるシーンである。
ティキ・ミックの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
ネアの外見と瓜二つ
ティキとネアの容姿は瓜二つである。なぜティキがネアと似た容姿なのかは不明である。髪型のみ少し違い、ネアはツンツンとした髪の毛だがティキは波打つようなパーマである。
アレンとの共通点
アレンとティキの共通点は、血液型、誕生日、星座である。2人ともO型で12月25日生まれのやぎ座。それだけでなく、アレンは本作のタイトル『D.Gray-man』という名前の通り、ノアも人間も救いたいという気持ちをもっている。アレンはエクソシストであると同時にネアのメモリーを持っているためノアでもあり、ノア側を象徴する「黒」と、人間やエクソシスト側を象徴する「白」、どちらでもある存在という意味でグレーな人間である。
逆にティキはノアと人間の二重生活を楽しんでいるという意味でグレーな人物である。ティキとネアの容姿が瓜二つであることと、ネアのメモリーを持つアレンとの共通点は、なんらかの関係性があると思われる。
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