不思議発見!世界にちらばるミステリー都市伝説

世界中に散らばる様々な都市伝説やミステリーなどを集めました。

この事件の発端は、1518年、フランスのストラスブールである女性が突然激しく踊り出したことだ。彼女は日が暮れても踊り続け、翌日になってもまだ踊っていた。

1週間もすると、そこへ30名以上の人々が加わり、何かに取り憑かれたかのように踊り続けた。1ヶ月後、踊る人々は400名を超えた。長時間の踊りで疲れ果て、死ぬ者も現れた。それでも残りの人間は踊ることを止めなかった。

医師はこれを食い止めるには徹底的に踊らせることだと考えた。そこでステージが作られ、楽隊まで用意された。

一説によると、精神活性作用のある化合物が関連していたのだという。驚いたことに、この地域では中世において同じような事件が他に7件も発生している。まるでB級映画のような話だが、実際はきわめて陰惨な出来事であった。踊る人の中には殴ったり、蹴ったりしてでも止めて欲しいと懇願する者もいたという。

サン・ジェルマン伯爵

出典: ja.wikipedia.org

サン・ジェルマン伯爵という、10カ国以上の言語を自由に話せたという人物がいるそうだ。
彼は18世紀のフランスに突然現れた。1760年代、パリの食事会にも彼は現れている。この時、彼と話した人物は「彼は特別な薬のおかげで何も食べる必要がないとか、3千年以上も前のエジプトのクレオパトラやルイ15世に逢ってきた、などと話していた。また、自分は300歳だとも言っていた。」と語っているのだが、彼はこの時40歳ぐらいに見えたという。

他にも色々な年代や場所に姿を現している。また、当時では知られていないはずのエジプト王朝の遺跡をいくつも話しており、その記録は現代の発掘された遺跡と一致している。

また、サン・ジェルマン伯爵については他にも不思議な逸話が残されている。

「彼は右手と左手が同じように使え、両方の手で別々に文字を書いて重ねると、ピッタリ合った。」

「いつも40~50歳に見えたがシワはまったくなく、肉体の衰えも感じさせなかった。その態度は気品があり、威厳もあったがそれは人を畏れさせるものではなく、思わずかしずいてしまうといったタイプのものであった。礼儀正しく、洗練された人物であった。」

「人から何かを尋ねられる前に、相手の質問を見ぬく力をもっていた。またテレパシーによって、遠い街や国で自分が必要とされているときは、それを感知することができた。」

1784年に死亡したとされているが、その後もヨーロッパ各地に出没しており、20世紀に入っても第二次世界大戦に至るまで目撃証言が残っている。

不死身の怪僧 ラスプーチン

出典: ja.wikipedia.org

1905年、帝政末期のロシア皇帝家に黒装束の男の姿があった。怪僧・ラスプーチンである。

自らを生神女マリヤの啓示を受けた修行僧と称し、人々に病気治療を施して信者を増やしていたラスプーチンは、血友病患者であったアレクセイ皇太子を治療した事で皇后の信頼を得て、宮廷に入りこんで権勢を振るうようになった。

ラスプーチンは彼の権勢に危機感を抱いた宮廷貴族により暗殺されたが、その死に様も壮絶であった。

1916年12月29日、猛毒の青酸カリを盛った食事を提供されたラスプーチンは、これを平らげた後も変化を示さず、周囲を驚愕させた。食後に祈りを捧げていた彼は背後から重い燭台で何度も激しく殴打された後、大型拳銃で2発の銃弾を撃ち込まれ、倒れた所を殴る蹴るの暴行を受けて窓から道路に放り出された。

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