【宮沢賢治】絶対読むべき!日本の名作文学作品100選【銀河鉄道の夜】

宮沢賢治や太宰治など日本の文学史にその名を残す小説家たちの作品は、学校の国語の教科書などにも数多く登場しています。でも授業以外でじっくり読んだことがあるという方は、よほどの文学好きでもない限りなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。日本人としてはどれも一読すべきものばかりだから、死ぬまでにはぜひ挑戦してみましょう!作品の主人公になって様々な人生を生きてみるのも楽しいですよ。

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新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫) 宮沢 賢治 (著)
銀河鉄道の夜』は、宮沢賢治の童話作品。孤独な少年ジョバンニが、友人カムパネルラと銀河鉄道の旅をする物語で、宮沢賢治童話の代表作のひとつとされている。
作者逝去のため未定稿のまま遺されたこと、多くの造語が使われていることなどもあって、研究家の間でも様々な解釈が行われている。この作品から生まれた派生作品は数多く、これまで数度にわたり映画化やアニメーション化、演劇化された他、プラネタリウム番組が作られている。
銀河鉄道の夜
まず銀河鉄道の夜だろ
— 雨宮しずれ@ベーコンポテトパイ復活 (@Amamiya_Shizure) 2016.10.13 20:21
泣きそう。銀河鉄道の夜大好き。
— リキ (@s13riki) October 23, 2016
砂の女

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砂の女 (新潮文庫) 安部 公房 (著)
『砂の女』(すなのおんな)は、安部公房の書き下ろし長編小説。安部の代表的作品で、近代日本文学を代表する傑作の一つと見なされているだけでなく、海外でも評価が高い作品である。海辺の砂丘に昆虫採集にやって来た男が、女が一人住む砂穴の家に閉じ込められ、様々な手段で脱出を試みる物語。不思議な状況設定を写実的に表現しながら、砂の世界からの逃亡と失敗を繰り返していた男がやがて砂の生活に順応し、脱出の機会が訪れても逃げない姿に、市民社会の日常性や、そこに存在する人間の生命力の本質と真相が象徴的に描き出されている。
なんで本読まない人類がいるんだ。本読め本。安部公房見ろ。砂の女もいいけど、赤い繭もいいぞ。安部公房見ろ。
— 渚坂人医師 (@SAKAnoHIT) 2020.02.15 15:04
やっぱりね。ドナルド・キーンも『砂の女』を日本文学史上の最高傑作に挙げる等三島より安部って評価 RT @tekusuke 全集を買いそろえればよかったなと今でも少し後悔している。 "安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る http://t.co/tGCaZ4Wh"
— Spica (@Kelangdbn) March 23, 2012
安部公房の『砂の女』がめちゃくちゃ面白かった、絶対読んだほうがいいこれ
— しろー (@srkrhr) 2016.10.07 16:43
細雪

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細雪(新潮文庫)谷崎潤一郎
『細雪』(ささめゆき)は、谷崎潤一郎の長編小説。1936年(昭和11年)秋から1941年(昭和16年)春までの大阪の旧家を舞台に、4姉妹の日常生活の悲喜こもごもを綴った作品。阪神間モダニズム時代の阪神間の生活文化を描いた作品としても知られ、全編の会話が船場言葉で書かれている。上流の大阪人の生活を描き絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し挽歌的切なさをも醸しだしている。舞台は阪神間だが、本質的には大阪(船場)文化の崩壊過程を描いている。
谷崎潤一郎さんの文章の美しさは人の心をひきつけます。 話し言葉にすぐにつかえなくても 読んでいるだけで優雅な、そして背筋が伸びる思いがします。 「細雪」の4姉妹の会話の大阪弁は 本当に美しくて惚れ惚れ♪
— 驚いた!この話題 (@abbabi634) 2016.10.21 20:22
私は谷崎潤一郎の小説が大好きである。最高傑作は「細雪」だと思う。今、また読み返している。(5度目)蒔崗家の家族が京都へ花見に出かけるくだりは、本当に美しい。船場の豪商の一家が時代とともに、斜陽の色を濃くしていく所にも、「滅び」の美学が感じられる。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) May 24, 2016
春の雪―豊饒の海

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春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫) 三島 由紀夫
『豊饒の海』(ほうじょうのうみ)は、三島由紀夫の最後の長編小説。『浜松中納言物語』を典拠とした夢と転生の物語で、『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成る。最後に三島が目指した「世界解釈の小説」「究極の小説」である。最終巻の入稿日に三島は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺した。
構成は、20歳で死ぬ若者が、次の巻の主人公に輪廻転生してゆくという流れとなり、仏教の唯識思想、神道の一霊四魂説、能の「シテ」「ワキ」、春夏秋冬などの東洋の伝統を踏まえた作品世界となっている。
三島由紀夫著『春の雪』再読了。言わずと知れた三島文学の最高傑作。文章表現、展開ともに美しすぎるほど。しばらく、この美しい言葉の海に身を委ねていたい。
— いのうえ (@northfield2908) March 17, 2013
ついこないだ、春の雪みて、「俺たちはまた会うぜ、きっと会う。滝の下で」でちょうど涙ちょちょ切れしたとこ。
— ゆりか🍡💙 (@fleune898_rio) June 6, 2013
枯木灘

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枯木灘 (河出文庫) 中上 健次 (著)
紀州・熊野の貧しい路地に、兄や姉とは父が異なる私生児として生まれた土方の秋幸。悪行の噂絶えぬ父・龍造への憎悪とも憧憬ともつかぬ激情が、閉ざされた土地の血の呪縛の中で煮えたぎる。愛と痛みが暴力的に交錯し、圧倒的感動をもたらす戦慄のサーガ。戦後文学史における最重要長編。
大江健三郎の「万延元年のフットボール」と中上健次の「枯木灘」を読めば、戦後日本文学における2つの巨大なおっぱいの、左のおっぱいと右のおっぱいを鷲づかみしたことになる。そして、三島由紀夫と村上春樹はシリコンだったことがわかるのである。
— 小林昌平「その悩み、哲学者が答えを出しています」7刷とか8刷… (@shoheizg) June 18, 2011
最近ようやく現代日本文学最高峰と評される中上健次の「枯木灘」を読み終え、小説家の生み出すフィクションの力強さを前に深く落ち込み、歓喜し、その流れで同じく土着的、血縁的などろどろしさがありそうな積み本、古川日出男の「聖家族」に一気に向かおうとしていたけれど、根性なしなのでやめた。。
— frankyheaven (@frankyheaven) May 20, 2011
沈黙

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沈黙 (新潮文庫) 遠藤 周作 (著)
『沈黙』は、遠藤周作が17世紀の日本の史実・歴史文書に基づいて創作した歴史小説。1966年に書き下ろされ、新潮社から出版された。江戸時代初期のキリシタン弾圧の渦中に置かれたポルトガル人の司祭を通じて、神と信仰の意義を命題に描いた。第2回谷崎潤一郎賞受賞作。この小説で遠藤が到達した「弱者の神」「同伴者イエス」という考えは、その後の『死海のほとり』『侍』『深い河』といった小説で繰り返し描かれる主題となった。世界中で13か国語に翻訳され、グレアム・グリーンをして「遠藤は20世紀のキリスト教文学で最も重要な作家である」と言わしめたのを始め、戦後日本文学の代表作として高く評価される。
遠藤周作の「沈黙」
— Vector (@j1jEr) October 22, 2016
これはまじで読んだ方がいい
すごい面白いしこれを読むと作者がほんとに日本人なのか疑うレベルでキリスト教や外国人の感覚を捉えてる
目次 - Contents
- 銀河鉄道の夜
- 砂の女
- 細雪
- 春の雪―豊饒の海
- 枯木灘
- 沈黙
- 人間失格
- 高熱隧道
- 三四郎
- 抱擁家族
- 恩讐の彼方に
- 海辺のカフカ
- 万延元年のフットボール
- 田舎教師
- 堕落論
- あ・うん
- 浮雲
- 氷点
- 落日燃ゆ
- 濹東綺譚
- 野火
- 大地の子
- 檸檬
- 泥の河
- 凍
- キッチン
- 田園の憂鬱
- 舞姫
- 山月記
- 黒い雨
- 八甲田山死の彷徨
- たけくらべ
- 破戒
- 雪国
- 敦煌
- みだれ髪
- 茶の本
- 赤ひげ診療譚
- 日本の一番長い日
- 友情
- 男の作法
- 風立ちぬ
- 暗夜行路
- 或る女
- 杜子春
- 夏の闇
- 病牀六尺
- 蟹工船
- 麻雀放浪記
- 遠き落日
- 高野聖
- きらきらひかる
- 日本沈没
- 銀の匙
- あらくれ
- 忍ぶ川 (新潮文庫) 三浦 哲郎 (著)
- 父と暮せば
- 三国志
- ガダラの豚
- 人間の建設
- 夜と霧の隅で
- 砂の器
- 孤独の歌声
- 兎の眼
- 二十四の瞳
- 蒼穹の昴
- 金色夜叉
- 坂の上の雲
- ドグラ・マグラ
- マチネの終わりに
- もの食う人びと
- 総員玉砕せよ!
- 一夢庵風流記
- 旅のラゴス
- 神々の山嶺
- 火車
- ひとり暮らし
- スローカーブを、もう一球
- 君たちはどう生きるか
- もものかんづめ
- 精霊流し
- ボッコちゃん
- 遠野物語