不思議発見!世界にちらばるミステリー都市伝説

世界中に散らばる様々な都市伝説やミステリーなどを集めました。

ロック界の詩人、「ドアーズ」のボーカリスト「ジム・モリソン」

90年代にグランジブームを巻き起こした「ニルヴァーナ」のボーカリスト兼ギターの「カート・コバーン」

その他、ロック界やブルース界のアーティストだけでも40名以上、芸術その他のジャンルも含めるとさらに増えます。彼らの死因はそれぞれ異なっており、もちろん全員が自ら命を絶ったわけではありません。生まれた年も異なる彼らに共通しているのは唯一、死亡年齢が27歳ということだけ。

これだけ多くのミュージシャンが27歳で亡くなっているというのは偶然ではなく、全員、成功と引き換えに27番目の悪魔「ロノウェ」と契約したからではないかと言われています。

聴くと自殺する歌「暗い日曜日」

暗い日曜日は、1933年にハンガリーで発表された、ヤーヴォル・ラースロー作詞、シェレッシュ・レジェー作曲による歌。この歌には『聞くと自殺してしまう』という怖い噂がある。

1936年の2月、ハンガリーのブダペスト市警は靴屋主人ジョセフ・ケラーの死亡現場を調査していた。ケラーは自殺とみられ、部屋には遺書とみられるメモも見つかっていた。そのメモには、とある歌の一節が引用されていた。自らの命を絶つ者が、辞世の句の代わりとして愛する歌の一部を引用することは、別に珍しいことではないかもしれない。しかしこの歌に限っては別だった。

その歌の名前は「暗い日曜日(Gloomy Sunday)」。当時のブダペストでは、既にこの歌に関連した17人の自殺者が出ていた。

この事態を重く見たブダペスト市警は、自殺とこの歌との因果関係は明らかになってはいないものの、販売と演奏の禁止に踏み切った。しかし時既に遅く、すでに輸出されていた「暗い日曜日」は海外でも猛威を振るい、自殺者が相次いだそうだ。

いつしか「暗い日曜日」は自殺の聖歌とまで呼ばれるようになり、その騒動はかなり大きなものとなっていた。イギリスのBBCでは、放送禁止の曲に指定されている。

ちなみに作曲したシェレッシュ・レジェー、日本で『暗い日曜日』をカバーした阿部薫、そして阿部薫の妻・鈴木いづみはそれぞれ自殺によって命を落としている(阿部薫については自殺か事故死については定かではない)。

呪われた映画

映画の都ハリウッド。数々の名作が生みだされ、様々なスターを輩出するまさに映画の聖地。そのハリウッドには誰も出演したがらない呪われた映画があるという。

その映画のタイトルが「ATUK」(アトゥック)である。アトゥックというのイヌイット語で「おじさん」という意味だ。カナダの作家が書いた小説を元に作られた作品で、アラスカに住んでいるイヌイットの集団が、ニューヨークに行って生活するといった、内容的には全く怖くなく、むしろコメディ的な要素が盛り込まれた作品だ。

このアトゥックという作品は、1980年代初期には、すでに映画の脚本が完成していたという。そして当時コメディ界のトップスターであった「ジョン・ベルーシ」にオファーしたところ、快く引き受けてくれたのだ。

しかし、いざ撮影を開始しようとすると、なんとジョン・ベルーシが、薬物の多量摂取で死んでしまった。

そこで新たに代役を頼むことになる。そして代役に選ばれたのが、これまたコメディ界では有名な「サム・キニソン」であった。

彼も二つ返事でOKし、さっそく撮影に取り掛かった。しかし代役のサム・キニソンが、撮影スタジオに向かう途中に、交通事故に遭い死亡してしまった。

主役の2人が相次いで死亡したため、この映画の製作は一旦中止されることになる。しかし数年後、一旦はお蔵入りしかけたものの、もう1度撮影を再開することになった。

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