不思議発見!世界にちらばるミステリー都市伝説

世界中に散らばる様々な都市伝説やミステリーなどを集めました。

フランク王国国王シャルルマーニュは、槍を手に入れて以来47回の戦いで勝利を収め続けたが、槍を落とした直後に死亡したと言われ、皇帝フリードリヒ・バルバロッサもまた、槍を落とした直後に死亡したという逸話がある。

ワーグナーを愛した一人の名もなき若き画家が、1912年9月、ハプスブルク家に渡っていたロンギヌスの槍をウィーンの博物館で目にしたという。その男は急に恍惚状態に陥り、意識を失っているかのようであった。後に「奥底で眠っていたもの、直視することを避け続けていた何かを強烈に呼び覚ましている感覚に襲われ、自分が生まれる以前にも手にして世界を手中に収めようとしていたと感じた」と語ったという。

その男こそ、後のナチスドイツの総統、アドルフ・ヒトラーである。

しかし米軍が槍を奪還したわずか80分後、その男アドルフ・ヒトラーはベルリンの地下壕で拳銃自殺した。

歴史家の認識では、現在あるロンギヌスの槍は捏造物とも言われている。また、ナチスのハインリヒ・ヒムラーの手によって南極へ運ばれたという説もある。

ファティマの預言

1917年、ポルトガルにあるファティマという村に住む3人の少女(ルシア・フランシスコ・ヤシンタ)の前に聖母マリアが6回にわたり出現し、最後の日には10万人の大観衆の前で奇跡を現出させ、さらに「人類の未来に関わる3つの預言」が託された。これが「ファティマの預言」である。

まず一つ目の預言は、地獄は実在するというもの。聖母マリアは実際にそのビジョンを3人に見せ、それを見た彼女たちはあまりの光景に戦慄したと言われている。

そして2つ目の預言は、当時巻き起こっていた第一次世界大戦の終焉と第二次世界大戦の勃発である。

ヨハネ23世

そして3つ目の預言はすぐには発表されなかった。聖母マリアは「1960年になってから公開するように、それまでは秘密にしなさい」と、ルシアに厳命した。それは「ファティマ第3の預言」とされ、ルシアを通じてバチカンに伝えられたが、1960年になっても公開されず、その預言を見た当時の法王「ヨハネ23世」が預言を閲覧したが、あまりの内容に絶句し、再び封印してしまった。さらに、次期法王パウロ6世がその封印を解くも、あまりの内容に、数日間意識を失ったという。

しかし、2000年5月に1960年以来40年間発表を先送りにしてきたファティマ第3の預言を正式に発表した。その内容は1981年に起きた法王暗殺未遂事件の事を示すものだった。

でも、これは明らかなウソとされている。今までの預言に比べ規模が小さすぎる事や、40年もの長期間隠匿され60年代の教皇が絶句したり発表を見送った内容とはとても思えない点、さらに「第3の預言」の内容を知っているルシアは、「それはほんの一部で、バチカンは嘘をついている」と司法省へ提訴するも調停によって両者は和解し「バチカンは嘘をついている」旨の主張が否定されないまま、2005年に97歳で死去している。

バチカンの発表は虚偽、あるいは全文ではなく一部分に過ぎないのではないかとする主張においては、第三の預言は未だ本格的には未公開とされる。

バチカンの全ての情報を握る男が失踪

キリスト教カトリックの総本山バチカン市国。このバチカンは世界最高峰のセキュリティを誇るコンピューターシステムを持ち、その中にありとあらゆるバチカンに関するデータが保存されていると言われている。

バチカン市国

バチカンのコンピューターセキュリティはアメリカの国防総省より強固といわれ、そのセキュリティを破るのは世界中の「ハッカー」の目標となっていたが…ある一人の男が最強のセキュリティを誇るバチカンのシステムへのハッキングに成功した。

その男というのは30代の若きハッカーだった。その他、名前も国籍も分からないがここでは「彼」と呼ぶ。つまり彼は「バチカンの極秘情報データにアクセスした」という事になり、この情報にふれたのはバチカン上層部の一部の人間以外では、歴史上で初めての事だった。

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