マニアックなちびまる子ちゃんの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『ちびまる子ちゃん』とは、少女漫画雑誌『りぼん』で連載されていたさくらももこによるギャグ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。小学3年生のまる子と、家族や友人たちの日常をシュールな笑いと共に描く国民的人気作だ。初期の原作は毒のあるエッセイ風の描写も多く、夢の中のような不思議な世界観も魅力である。本作には、タイトルの由来が小柄な「ちび」、丸顔の「まる」、女の子の「子」を合わせた当時の作者の愛称であるなど、意外なトリビアも多数存在する。

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花輪くんの家は極道説

出典: whotalking.com

『ちびまる子ちゃん』に登場する個性豊かなキャラクターたちは、作者・さくらももこの幼少期に実在した人物がモデルである。例えば、はまじ(浜崎憲孝)の家は実際に貧乏であったし、たまちゃん(穂波たまえ)もメガネをかけた親友がモデルである。また、サッカーが大好きな健太くんは、後にJリーガーや監督として活躍する長谷川健太がモチーフとなっている。

しかし、主要キャラクターの中でただひとり実際とは違う風に描かれたとされるのが花輪くんである。豪邸に住み「ベイビ〜」が口癖のセレブなお坊ちゃまとして描かれているが、そのモデルが「代々続く極道(ヤクザ)の家柄である」という説が存在する。この都市伝説によれば、作中で品のいい執事として描かれているヒデじいも、実はとんでもなくいかついボディガードだったらしい。

しかし、この極道説は事実と異なるデマである。実際の主なモデルは作者の親友である女性であり、病院を経営する非常に裕福な家庭で育った友人だったという。
また、別の説では地元のスーパーマーケット経営者の息子がモデルとも言われているが、いずれにせよ暴力団関係者であるという噂に根拠はない。

作中の花輪家については、祖父が弁護士兼大地主であることや、ヒデじいがその祖父の代から仕える誠実な使用人であることが描写されている。実在のモデルが極めて裕福な資産家であったことは事実だが、それを極道の世界と結びつけた話は、実在の人物を多く登場させる本作ゆえに派生した、事実に反する都市伝説のひとつである。

花輪くんのおじいさんは「弁護士兼大地主」

作中における花輪家の実態については、単行本13巻収録の「ヒデじいのお見舞いに行く」の巻などで描かれている。花輪くんの祖父は「弁護士兼大地主」であり、執事のヒデじい(西城秀治)は、その祖父の代から長年花輪家に仕えてきた人物である。ヒデじいの半生を描いたエピソードでは、亡き妻との出会いや戦争による家族との別離など、その誠実な人柄が語られている。

花輪くんのお父さんは海外に店舗を所有している

花輪家の家業については、作中で両親が海外で仕事をしている描写がある。そのため、貿易関係や海外展開するチェーン店など、国際的な事業を営んでいると推測されている。
花輪くんのお父さんは、フランス(パリ)、イギリス(ロンドン)、イタリア(ミラノ)、アメリカ(ニューヨーク)に店舗を所有しているという。

丸尾くんのモデルはIT会社に勤めている

まる子のクラスの学級委員としてお馴染みの丸尾くん。努力家で、成績優秀、マザーコンプレックスな一面もある彼にも、モデルとなった人物がいる。
モデルの人物は、IT関連の会社に勤めているらしい。

眼鏡をはずすとつぶらな目をしている丸尾くん

出典: meganenote.blog.jp

学級委員の丸尾くん。
「ズバリ、○○○でしょう」が口癖で、リアクションがオーバーな変な子というイメージがあるが、あの牛乳瓶の底のようなメガネを外すと、パッチリと二重の目なのだという。
そのいびつな様子から、まる子からは「ピカソの絵みたい」と言われるくらいなので、よほど顔のパーツが合っていないのだろう。

最終回は株で大儲け説

出典: blogs.yahoo.co.jp

『ちびまる子ちゃん』の最終回に関する都市伝説として、亡きおじいちゃんのタンスから株券を発見して大儲けし、さくら一家が富豪になるというエピソードが存在する。
ある日、祖父・友蔵が亡くなってしまうという悲劇がさくら家を襲う。しかし、遺品整理中に趣味の俳句作品や衣服などに混じって、家族の知らないところで友蔵が購入していた数枚の株券が発見される。その内容を調べたところ、好景気によって株価が爆発的な勢いで高騰していることが判明するというものである。

この説によれば、父・ひろしが株券を売却することを決断した資金で、平屋の自宅を豪邸へと改築。一気に大金持ちとなったさくら家のまる子とお姉ちゃんは大学へ進学し、実家が裕福になったことでまる子はすぐに就職する必要もなく執筆活動に集中することができた。
そして晴れて「さくらももこ」というペンネームで漫画家デビューを果たし、物語が完結するという。他のアニメの都市伝説はバッドエンドが多い中、本作がハッピーエンドなのは、漫画家として成功を収めたさくらももこの人生を描いた作品として整合性を保つためではないかと推察されている。

まとめサイト等でよく見かけるこの説は、第一期の最終話だったという噂もあるが、実際の第一期最終話(1992年9月27日放映)は「さくら家のお月見」という前後編の話である。このような都市伝説が放映された事実はなく、巨大掲示板などでの個人の創作が勝手に出回ったものと思われる。

また、さくらももこ本人の経歴については、エッセイ『もものかんづめ』収録の「宴会用の女」等でも紹介されており、実際には地元の短期大学を卒業後、就職を機に上京している。漫画家生活との両立が難しく、居眠りが原因で会社を辞めることになったという実話の方が「まる子らしい」と言え、噂のような話を作者が用意しているとは到底考えづらい。この説はハッピーエンドの形を取ってはいるが、公式の設定ではない広く流布した都市伝説の一つである。

優しいおじいちゃんは存在しない

本作は作者・さくらももこの自伝的なエピソードが多い作品であり、親友のたまちゃんも実在の友人がモデルとなっている。しかし、登場人物の中には実在の人物を理想化したり、非常にデフォルメしたりという形で登場させている例がしばしば見られる。

例えば、周囲がまる子の悪戯や失敗を責める時も「まる子は悪くないんじゃ…」とかばってくれる優しいおじいちゃんである友蔵の造形は、現実とは大きく異なる。作者のエッセイ集『もものかんづめ』収録の「メルヘン翁」によれば、実際のおじいちゃんは「糞じじい(クソじじい)」、あるいは「とんでもないくそ爺」と称される人物だった。姉の風呂を覗いたり、嫌味を言ったりと非常に嫌な存在であり、亡くなった時の様子を見て大爆笑したと述べられ大きな波紋を呼んだ。アニメに登場する姿は、あくまで作者が理想とする祖父像を投影したものである。ちなみに、作中で良い味を出している友蔵だが、放映開始から現在までに3人の声優が交代しているという、本作においても珍しいキャラクターとなっている。

同様に、理想的な先生として描かれている戸川先生についても、さくらももこの同級生によるエッセイ集『僕、はまじ』の中で実態が語られている。実際の戸川先生は大変な暴力教師であり、はまじを始めとする男子学生にひどい体罰を与えていた。さらに運動会では気合を入れるためと称してブランデーを飲ませていたというエピソードも記されている。このように、作品中の登場人物には、読者が抱くイメージとは異なる裏側がエッセイ等を通じて垣間見えるケースが存在する。

さくらももこはおじいちゃんが大嫌いだった

作者のさくらももこはおじいちゃんが意地悪で大嫌いだったらしい。
そういう訳で漫画の「友蔵じいさん」は「さくらももこ」の理想のおじいちゃんにしたらしい。

おじいちゃんが小6で亡くなった説はデマ

祖父・友蔵の実像については、アニメや原作での温和な姿とは対照的に、実際にはいじわるな性格でまる子を嫌っており、二人の仲は良くなかったという話がある。原作者・さくらももこはエッセイ『もものかんづめ』の中で、実在の祖父が亡くなった際のエピソードに触れている。それによれば、葬儀の席でまる子が「やったぁ!お寿司だぁ~!!」と大喜びしたという話が噂されているが、同エッセイ内の「メルヘン翁」では、祖父の死顔がマヌケであったことや、それを見て姉と共に笑い転げた様子が綴られている。ただし、一部で囁かれる死亡時期などの詳細は、エッセイの記述に照らし合わせると事実とは異なることがわかる。友蔵が死亡したのはももこが小6のときではなく、高2のときである。

また、祖母(こたけ)が父・ひろしの家出や借金を苦に自殺したという凄惨な噂も存在するが、これも事実無根である。雑誌『富士山』などの記述から、ひろしに家出や借金の事実は認められない。さらに、エッセイ「結婚することになった」において、さくらももこが最初の結婚の報告で実家を訪れた際、祖母が存命で出迎えた様子が描かれている。
当時、作者は売れっ子作家として活躍しており、経済的に困窮していたとは考えにくく、祖母が不幸な亡くなり方をしたという説は否定される。

父・ひろしについても、さくらももこの公式ブログ(LINEブログ等)で近況が綴られることがあり、都市伝説で語られるような失踪や家庭崩壊といった事実はなく、家族との交流が続いていたことが確認できる。

『ちびまる子ちゃん』の登場人物のその後

出典: blog.goo.ne.jp

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