【ちびまる子ちゃん】永沢くんに夢中？美しきクラスメート・城ヶ崎さんの秘密

永沢くんにはよく絡んでくるワケあり少女がいた

難癖つけては毒を吐き、空気を濁らす変なやつ――。

個性豊かな『ちびまる子ちゃん』の中でもとりわけ
天邪鬼な難物キャラとして異彩を放つタマネギ頭の永沢君。

そんな彼といつも甲論乙駁の言い争いを繰り広げる1人のワケあり少女がいた。
完全無欠な美少女の「表」と「裏」を、私見込みでざっくりとご紹介。

永沢という男

この一見平凡な名前には素っ頓狂なワケがあり、

「この子は男だから永沢クン！（敬称）
『永沢君は男』、君と男でキミオだ！」

という、父親の奇妙な思いつきからそのまま名付けられてしまったらしい。

家が火事によって全焼してしまったエピソードはあまりにも有名（今じゃ絶対流せない）。

痛ましい過去を背負った仏頂面の陰湿なキャラクターとして以後根強く定着することとなった。

なお原因は自宅ではなく、隣家からのもらい火である。

とにかくネガティブ思考

馴染み深いギャグコメディとはいえ、まる子の世界は結構ハード。
彼が失ったものが戻ってくることはない。
しかも日常もの特有の無限ループによって、その記憶は烙印のごとく鮮明に保たれたまま、以来何十年も暗い影を引きずるという、ある種サイレントヒル的な運命をたどる羽目になってしまった。

花輪クンの東京見物に同行したいがため、全員に平等にチャンスが与えられている場で、わざわざトラウマである火事の話を持ち出し、自分ひとりだけ抽選を免除してもらおうと不幸な立場をシリアスにアピールする。

しかし、野口さんのさりげない一言によって目論見はものの見事に失敗、アミダくじも外れてしまうのだった。

一見すると気の毒だが、基本的に卑怯で卑屈で最低なキャラクターである。
こんな卑劣漢が全国的な知名度を誇りかつ堂々とお茶の間に姿を現すというのだから恐ろしい。

しかし、そんな不幸の星の下に生まれた男にも、選ばれしヒロインが用意されているのだ。

城ヶ崎姫子（じょうがさき ひめこ）

男子に対して気が強く、曲がったことが大嫌い。
情も厚く、思いやりのある心優しいお嬢さまで、まさにクラスのマドンナ的存在。

陰険な永沢とはまったく対極の位置に属する明るいキャラクター。

城ヶ崎海岸 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

「城ヶ崎」といえば、サスペンスドラマのロケ地としても知られる静岡の海岸。ここから取ったのだろうか？