エドガー(SPY×FAMILY)とは【徹底解説・考察まとめ】

エドガーとは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、物語中心人物の1人であるロイド・フォージャー(黄昏)と熾烈な諜報合戦を繰り広げた東人民共和国のスパイ。
東人民共和国の穏健派外務大臣の醜聞を巡ってロイドと相対し、幾度となく出し抜かれた末に証拠書類一式を奪われる。このスパイとしての決定的な敗北に激怒し、ロイドに雪辱する機会をうかがっていた。何人もの部下を動かす立場にあるなど、スパイとすればそれなりに高い地位の人物。カレンという娘がおり、自分の仕事については秘密にしている。

エドガーのプロフィール・人物像

職業:スパイ
所属:東人民共和国の諜報機関
CV:斧アツシ

エドガーとは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、物語中心人物の1人である西国(ウェスタリス)のスパイのロイド・フォージャーこと黄昏(たそがれ)と、熾烈な諜報合戦を繰り広げた東人民共和国(オスタリア)のスパイ。「エドガー」は英語圏ではごく一般的な名前で、名字としても少数ながら存在するが、フルネームは不明。
自身が直接諜報活動をすることはなく、何人もの部下を動かして情報を集めるなど、それなりの組織の幹部以上の立場であるように描かれているが詳細は不明。穏健派の政治家を庇った部下を「売国奴を擁護するヤツも売国奴だ」と言って銃殺するなど、非情かつ傲慢な人物。

東人民共和国の穏健派外務大臣のハゲ疑惑を巡ってロイドと相対し、幾度となく彼に出し抜かれ、ついに決定的な証拠書類一式を奪取される。このスパイとしての決定的な敗北に激怒し、ロイドに雪辱する機会をうかがっていた。
カレンという娘がおり、これを溺愛する一方、自分の仕事については秘密にしている。

エドガーの来歴・活躍

東人民共和国外務大臣を巡る暗闘

証拠書類一式を受け取るエドガー。実は黄昏の変装である。

東人民共和国の外務大臣は穏健派で知られており、国内の過激派からは「西国に迎合し、国の利益を損ねている」と敵視されていた。
ある時この外務大臣にヅラ疑惑が浮かび、エドガーはこれを暴露することでその人気を失墜させて、“売国奴”と蔑む彼を政界から排除しようと動き出す。なお、これがエドガー自身の意志によるものか、より上層部からの指令であるかは不明である。

しかし穏健派の外務大臣は西国からするとメリットの多い人物だったため、西国諜報機関WISE(ワイズ)の敏腕スパイである黄昏がエドガーの目論見を阻止せんと動き出す。市井の青年に扮し、エドガーの娘であるカレンの仮初の恋人となってまで彼のことを調べ上げた黄昏は、その部下が手に入れた外務大臣のヅラ疑惑の決定的な証拠を奪取。これによってエドガーの計画は失敗に終わる。
黄昏は直後にカレンとの関係を清算して姿をくらます。エドガーが黄昏に出し抜かれるのはこれが初めてのことではなかったらしく、さんざん煮え湯を飲まされた彼への怒りを募らせていった。

黄昏捕獲作戦

アーニャ(右下)を捕らえ、口答えした部下を射殺するエドガー。

その後黄昏は「東人民共和国の要人ドノバン・デズモンドへの継続的接触」という任務を与えられ、そのために同国屈指の名門イーデン校に子どもを送り込む必要があったことから、精神科医のロイド・フォージャーという仮初の立場を得た上で養護施設からアーニャという少女を引き取る。しかしアーニャはロイドの留守中に彼の秘密通信用の道具を触ってしまい、暗号や電波の発信源を隠す工夫をまったくしないまま四方八方に連絡を送ってしまう。エドガーの部下がこれに気付き、「ついに黄昏の居場所をつかんだ」と意気込んだ彼は人員を送り込む。
この時ロイドはたまたま外出していたが、部下たちは部屋の中にいたアーニャを発見してこれを拉致。彼女とロイドの関係が分からないながらも、エドガーは「それなりに利用価値があるだろう」と判断。アーニャを人質にしてロイドに外務大臣を貶める決定的な証拠を持ってこさせようと考える。この時自分に口答えした部下を射殺しており、非情な本性を垣間見せた。

そこに、部屋の中で待ち伏せに残っていた部下が戻ってくる。しかしこれはロイドの変装で、アーニャを彼に奪還されてしまう。アーニャを逃がした後、ロイドは再びエドガーたちが潜んでいた場所に戻り、トラップを駆使してこれを撃退。エドガーに銃を突きつけ「2度と俺に関わるな」と恫喝して立ち去り、アーニャと共に新たな拠点へと移動する。
この時ロイドはカレンについても言及しており、彼女の生活を脅かすようなことも口にしている。娘想いのエドガーはこれに逆らえず、以降はロイドや彼の周囲の人間に手を出していない。

エドガーの関連人物・キャラクター

カレン

血の繋がった娘。父であるエドガーが諜報機関で働いていることはまったく知らず、またエドガーの方も彼女の交友関係や普段の様子についてはほとんど感知していない。エドガーは彼女を溺愛しているが、カレンからは「仕事の愚痴がうるさい」とやや邪険気味に扱われている。
ロイド曰く“エドガーと比べればかわいいもの”ではあるものの、結構な数の犯罪に手を染めている。本格的な犯罪組織の人間であればさすがにエドガーの耳に入らないということは考えにくいため、横領や万引きなど個人のレベルで行える犯罪だと思われる。

“ロバート”という偽名で近づいてきた黄昏と交際し、エドガーが家庭内で漏らす愚痴(=スパイとしての活動に関する情報)をそうと知らずに伝え続ける。外務大臣のヅラ疑惑に関する活動が終わった後は、彼にあっさり別れを告げられていた。

renote.net

ロイド・フォージャー/黄昏(たそがれ)

西国諜報機関WISE屈指の敏腕スパイ。「黄昏」がスパイとしてのコードネームで、任務ごとに様々な名前と立場を使いこなす。現在はオペレーション<梟>(オペレーションストリクス)という任務を遂行中で、「ロイド・フォージャー」と名乗っている。

東人民共和国の外務大臣のヅラ疑惑を巡ってエドガーや彼の部下たちとの奮闘を重ね、そのことごとくに勝利する。エドガーを出し抜いたのはこれが唯一というわけではないらしく、これまでにも様々な諜報合戦で相対してきた模様。
自分への復讐に猛るエドガーを、カレンが犯罪に手を染めていることを持ち出して「2度と俺に関わるな」と恫喝。これにはエドガーも逆らえず、彼の言葉に従うこととなった。

renote.net

アーニャ・フォージャー

オペレーション<梟>のために、ロイドが東人民共和国の養護施設から引き取った少女。6歳を自称しているが、実質的な年齢は4~5歳程度だと思われる。
周囲には秘密にしているが、「他人の思考を読み取る」超能力を持つ。ロイドに引き取ってもらったのも、超能力で彼の正体を知り、「アニメで見たスパイの本物」に興味を惹かれて自ら売り込んだ部分が大きい。しかしスパイへの憧れが高じてロイドの秘密通信用の道具を勝手に触ってしまい、これを探知して押しかけてきたエドガーの部下に拉致される。

そのエドガーがサイレンサーつきのピストルで口答えした部下を射殺するのを見て、彼のことを「ほんもののわるいひと」と評して恐怖していた。

renote.net

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フィオナ・フロスト(コードネーム:夜帳)は、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、西国諜報機関WISEに所属する女スパイ。 怜悧冷徹にして職務に忠実な人物で、スパイとして高い実力を持つ。しかし実は物語の中心人物の1人でスパイとしての先輩に当たるロイド・フォージャーに熱烈な恋心を抱いており、彼の関心を買うことを第1の目標としている。ロイドが任務のために疑似家族を作った際、自分以外の女性が彼の妻役を演じることに納得できず、その座を射止めたヨル・フォージャーに猛烈な敵愾心を抱く。

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ユーリ・ブライア(SPY×FAMILY)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーリ・ブライア(SPY×FAMILY)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユーリ・ブライアとは、『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)の登場人物で、作中の中心人物の1人であるヨル・フォージャーの実弟。 幼い頃から親代わりに育ててくれた姉のヨルを慕い、熱烈なシスコンへと成長する。それだけにそのヨルの夫であるロイドには非常に辛辣で、2人の結婚を祝福するどころかまったく認めていない。一方、普段は東人民共和国の国家保安局の一員として働いており、思想犯や西国への協力者を厳しく取り締まるという、フォージャー家の人々の前では見せない非情な一面を持つ。

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