シャルル・ベルナール(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

シャルル・ベルナールは、『週刊少年ジャンプ』の大人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。死滅回遊編で登場したキャラクターで、東京第二結界にて死滅回遊に参加している秤金次と戦闘する。両親はフランス時だが、日本生まれ日本育ち。漫画が好きで、プロの漫画家になるために自身の作品を出版社に持ち込むほどの熱意があった。しかし「死滅回遊」に直面し、あらゆる媒体から漫画が発信されなくなり、生きる目的を失う。そのため秤金次に「殺したい程君が憎い」と思わせてほしいと頼み、戦いに発展する。

シャルル・ベルナールのプロフィール・人物像

性別:男
年齢:不明
等級:不明
術式:G戦杖
好きなもの:漫画

最速!キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第1回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし
第2回キャラクター人気投票:未登場のため順位なし

CV:アニメ未登場

シャルル・ベルナールは、『週刊少年ジャンプ』の大人気漫画『呪術廻戦』の登場人物。現代最強の呪術師である五条悟(ごじょう さとる)の親友だった夏油傑(げとう すぐる)の体を操り、自身の野望を叶えるために暗躍する1,000年前の術師・羂索(けんじゃく)が引き起こした「死滅回遊」の泳者(プレイヤー)として登場したキャラクターだ。

両親がフランス人であるが、日本生まれの日本育ちである。そのため当然日本語が堪能。フランス語が話せるかどうかは不明だが、戦闘の節々で「Oui(ウィ/フランス語で肯定を意味する言葉)」などを呟くことからある程度フランス語もできるのではないかと推測される。個性的な髪型をしており、喋りた方はエセ詩人のように回りくどい。好きなものは漫画で、自身で描いた漫画作品を出版社に持ち込むほどの熱意を持っていた。だが作品は決して面白いとは言い難く、画力が低いため漫画をチェックしてくれた編集者の批判の言葉に激昂し指先を折るなど、暴力的な面を持つ。

「漫画家は皆 頭の中で宇宙に旅立つ。地球(リアル)では満足できなくてね」という持論を有する。しかし「死滅回遊」に巻き込まれたことで呪術が使えるようになってしまい、自身の現実(リアル)に呪術(フィクション)が降りてきてしまったことを嘆く。漫画の読み手としても描き手としてもモチベーションを失い、世界に絶望する。そのため東京都立呪術高専(以下、呪術高専)東京校の3年生の秤金次(はかり きんじ)に戦うための理由を与えてほしいと懇願。「殺したい程君が憎い」と思わせてほしいと秤に頼み、戦いに発展する。

シャルル・ベルナールの呪術・能力

術式:G戦杖(ジーせんじょう)

術式名称自体が「G戦杖(ジーせんじょう)」であるかは不明。発動すると漫画家の道具の一つであるGペンが具現化する。大きさは自身の身長と同程度であり、槍のような使い方をする。

詳しい発動条件は不明だが、条件を満たした場合、対象の少し先の動きを見ることができる(未来予知能力)。秤との戦いでは、Gペンのペン先で秤に傷を追わせ血を吸収し、そうすることで秤の1秒先の動きを読んでいた。シャルルはこれを「条件(インク)は満たされた」と表現しており、血をインクと見立てていることがわかる。吸収する血の量が増えると2秒後、3秒後とより先の未来が見えることがわかっている。
シャルルは秤との戦いに敗れるものの、シャルルの術式は乙骨対宿儺の戦いにおいて、乙骨の奥の手として使用された。乙骨は宿儺との決戦に備えてシャルルの術式の模倣も行っており、この術式の未来予知によって宿儺の先の行動を読んだうえで攻撃を展開したのだ。なお、乙骨が術式をコピーするために、反転術式で再生させることを前提にシャルルは肋骨を一個取られている。

シャルル・ベルナールの来歴・活躍

死滅回遊編

秤金次との戦闘

ゴンドラの中で会話するシャルル・ベルナール(右)と秤金次(左)。

漫画をこよなく愛するシャルル・ベルナールは、「死滅回遊」に巻き込まれたことにより呪術に目覚める。「漫画家は皆 頭の中で宇宙に旅立つ。地球(リアル)では満足できなくてね」という持論を有していたシャルルは、自身の現実(リアル)に呪術(フィクション)が降りてきてしまったことを嘆き、絶望していた。自身で漫画を描いて出版社に持ち込むほど漫画が好きだったシャルルは、そこで読み手としても描き手としてもモチベーションを失う。そして世界の終わりを一目見ようと、荒廃した東京が見える東京第二結界(コロニー)の敷地内のとある観覧車にやってきていた。そこでシャルルは秤と同じゴンドラに乗る。秤とは観覧車で出会ったのか、その前から出会っていたか不明。ゴンドラの中でシャルルは自分の思いを秤にぶち撒けるが呆気なく否定され、戦闘に突入する。

シャルルは術式を発動し、「G戦杖(ジーせんじょう)」という巨大なGペンを召喚する。そしてそれを槍のように操り、秤に攻撃をしかけた。そしてある一閃が秤の頬を掠め、傷を作る。その時Gペンのペン先にインクと見立てられた秤の血が溜まった。「条件(インク)は満たされた!!」とシャルルが叫ぶと、秤の胸元に漫画のコマのようなものが現れる。シャルルはそれを「現実より数コマ先の漫画のコマ」を称した。シャルルはそれにより秤の1秒先の動きが見えるようになる。しかし秤の動きが早すぎる上に、相手を見ないと未来が見えないという弱点も見抜かれてしまい苦戦する。それでもシャルルは戦いをやめなかった。

そんなシャルルを見た秤は、「オマエみたいなオタクは 軽くシメてもまた理屈をこねて自分のために他人を攻撃する」とし、徹底的にシャルルの心を折ることを決意。秤は領域展開「坐殺博徒(ざさつばくと)」を発動させ、その必中効果によりシャルルの頭の中に秤の領域と術式のルールが開示される。それは「パチンコを模した空間を生成し、数百分の1の当たりを引けば秤に強大な力を与える」というものだった。
そのパチンコが「私鉄純愛列車」という有名コミックを題材としたものだったため、「名作を賭け事のコンテンツにするな」と激怒。運ではなく実力で勝負を決めようとするが、「実力で運を掴む」という己のモットーを語り、見事に当たりを引き当てた秤の反撃を食らってしまうのだった。

その後しばらく安否不明だったため、死亡したかに思われたが、のちに再登場して乙骨に術式を模倣させたことが判明した。

シャルル・ベルナールの関連人物・キャラクター

秤金次(はかり きんじ)

呪術高専東京校3年生。呪術師等級は不明であるが、現代最強の呪術師・五条悟や呪術高専2年生で特級呪術師でもある乙骨憂太(おっこつ ゆうた)から実力を認められるほどの強者。ギャンブ好きであり、素行もあまり良くない。2017年12月24日に東京新宿と京都に無数の呪霊が放たれた未曾有の呪術テロ「百鬼夜行」では京都に出向。京都にて上層部とモメた上に暴力を振るったため長期定額処分を受けており、呪術高専で登場したことはない。

2018年10月31日に渋谷で発生した呪術テロ「渋谷事変」で封印された五条救出のために、『呪術廻戦』主人公であり呪術高専東京校1年生の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)と同じく1年生の伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)に助力を請われ、「死滅回遊」平定、五条奪還のために泳者として参加する。東京第二コロニーにて「死滅回遊」に参加し、シャルルと戦闘に至る。そこで領域展開「坐殺博徒(ざさつばくと)」を披露した。これは“パチンコを模した空間を作り出し、数百分の1の当たりを引いたら秤に強大な力を与える”というものだったが、「私鉄純愛列車」という有名マンガを題材としたパチンコだったために「名作を賭け事のコンテンツにするな」とシャルルを激怒させることとなった。

renote.net

シャルル・ベルナールの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「漫画家は皆 頭の中で宇宙に旅立つ。地球(リアル)では満足できなくてね」

シャルル・ベルナールの漫画家としての持論でもある言葉。

シャルルは大の漫画好きであり、あらゆるメディアから発信される漫画を楽しみにしていた。また自身でも漫画を執筆して出版者に持ち込むほどの熱意を持っていた。読み手としても描き手としてもシャルルは高いモチベーションを持って漫画に接してきたのだ。だが呪術というフィクションが自分の日常・現実(リアル)に降りてきてしまったことで、そのモチベーションを失ってしまう。シャルルはそれを「絶望」と表現しており、「漫画家は皆 頭の中で宇宙に旅立つ。地球(リアル)では満足できなくてね」という持論をとても大切にしていたことがうかがえる。

シャルル・ベルナールの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

シャルル・ベルナールは漫画家・星野桂ファン説

シャルル・ベルナールは、作中で星野桂の「宇宙飛行になるのが夢でした。でもどうやらそれは自分の道ではないみたいなので、頭の中で宇宙に行こうと思います。」という著者コメントを「詩(うた)」と表現している。

星野桂と言えば、『ジャンルS.Q.』の『D.Gray-man』の著者だ。『D.Gray-man』は、2020年8月時点で累計発行部数は2500万部を突破している人気作品で、二度に渡ってTVアニメ化もされている。シャルルの言った「星野桂」が実在する漫画家の星野桂であるかは少し曖昧だが、著者コメントを暗記するなど熱心なファンであることがわかる。

シャルル・ベルナールのセリフの元ネタは有名漫画

yuzu_yugu0819
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「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「乙骨憂太 vs. 夏油傑」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「乙骨憂太 vs. 夏油傑」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。同作最後の戦いであり、『呪術廻戦』本編にも大きな影響を与えている。 強大な怨霊と化した幼馴染の祈本里香に呪われた乙骨は、東京都立呪術高等専門学校に入学して里香を御する術を学び始める。呪術師の楽園を作ることを目論む夏油は、里香を自身の使い魔とするため乙骨の抹殺を画策。幼馴染への愛と呪術師の未来を懸けて、両者は激突する。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・七海建人 vs. 真人」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。主人公である虎杖、ベテラン術師である七海の両名と凶悪な呪霊である真人との間に最初の因縁が生まれた戦いである。 映画館で呪霊による死者が発生し、虎杖は七海と共にこの調査に赴く。その犯人は真人という強大な呪霊で、なぜか吉野順平という学生と行動を共にしていた。真人を追う七海から順平のことを調べるよう命じられた虎杖は、彼に接触して次第に友人になっていく。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. 漏瑚」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. 漏瑚」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。漏瑚の高い実力と、それを遥かに上回る五条の恐るべき強さが明らかになった戦いである。 人類殲滅を掲げる自然呪霊の1員たる漏瑚は、協力者である羂索の誘いに乗って“最強の術師”の異名を持つ五条悟を自ら討ち取ろうとする。五条はこれを迎え撃ち、そのすさまじい力を見た上で「弱い」と断言。わざわざ教え子の虎杖悠仁を連れ出して見学させつつ、漏瑚に圧倒的な実力の差を見せつける。

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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