実はすぐ身近にも!?現代社会の闇に潜むミステリー・都市伝説まとめ

古くから日本に存在している幽霊や妖怪の目撃譚。時代は進んでも、いつの間にか新しい怪談話や都市伝説が次々と誕生している。そして現代の都市伝説やミステリーの多くは、日常生活のほんの少しの隙間から見える社会の闇が紡ぎ出しているのである。本記事では日常生活が舞台になったミステリーや都市伝説を、まとめて紹介する。

その扉は夜中の三時三十三分三十三秒に開くらしい

霊界に行ってみたいと思った谷口は

自宅で合わせ鏡をおこなった

そして翌日、鏡に命を吸われたのか

老衰で死んでいるのが家族によって発見された

クラスメイトの小林は谷口の死の真相を知りたくて

親しいクラスメイトらと夜中の学校で待ち合わせて鏡を試してみようという話になった

そして夜中の三時三十三分三十三秒になった

どこからともなく

「て のみたい……」

という声が聞こえてきた

声は鏡の方から聞こえてくる

「て のみたい……」

谷口が「手の血を飲みたいんですか?」とたずねると

悪魔はにっこり微笑んだので

その腕を差し出した

クラスメイトの一人が止めろと叫んだが

谷口はそのまま差し出した腕に悪魔がかぶりついて

谷口はクラスメイトの見ている前で血を吸われ死んでしまった

まるで老衰したような姿になった

血を吸い終わった悪魔は

呆然としているクラスメイトの方を振り向くと

「おまえたちの望みを叶えてやろう」と言う

血の代償に願いを叶える悪魔がこの鏡には潜んでいたのだ

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