実はすぐ身近にも!?現代社会の闇に潜むミステリー・都市伝説まとめ

古くから日本に存在している幽霊や妖怪の目撃譚。時代は進んでも、いつの間にか新しい怪談話や都市伝説が次々と誕生している。そして現代の都市伝説やミステリーの多くは、日常生活のほんの少しの隙間から見える社会の闇が紡ぎ出しているのである。本記事では日常生活が舞台になったミステリーや都市伝説を、まとめて紹介する。

なにがあるのかなと日ごろから興味津々でした

お父さんは出かけていて夜まで帰ってきません

ちょっとだけ部屋をのぞいてみようと思いました

S君が部屋に行くと鍵はかかっていません

部屋の中に入ると机や本棚が置いてあった

棚には木彫りの人形やほし首のようなもの

動物の骨や人間のしゃれこうべが置かれていた

お父さんが外国に旅行に行ってきたときに買ってきたものだった

壁には仮面やライオンの首の剥製が掛けてあった

仮面は木彫りで、それぞれ違った表情をしている

S君は部屋の奥にある机の上に飾られていた人形を手にとってみた

木でできた人形で手足のところはヒモでくっついている

「なんだか気味が悪いなあ」

ふと壁にかかっている仮面を見ると、仮面の目が光った気がした

S君は少し怖くなってきた

その横に掛かっているライオンの首の剥製を見て悲鳴を上げた

ライオンの首が動き出したのである

置物のしゃれこうべが笑いだし

動物の骨が怪しく光り出した

仮面の目からは血が流れ出ていた

S君は叫び声をあげて急いで部屋を飛び出した

そして1階の部屋で寝ていた妹のところまで走っていった

はあ はあ はあ

妹はすやすやと寝息をたてている

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