新井将敬(朝鮮)
16歳の時朝鮮籍から日本に帰化。
1986年の第38回衆議院議員総選挙で初当選し以後連続4回当選。
ツルネン・マルテイ(フィンランド)
キリスト教の宣教師として来日。日本人と結婚し、英会話塾の講師に転身。1979年 日本に帰化。2002年、ヨーロッパ出身の日本国籍取得者として初めて参議院議員に就任し、2013年まで通算2期務めた。
蓮舫(台湾)
台湾・台南県白河鎮出身で、主に日本の企業との間で貿易業を営んでいた父・謝哲信と、「ミス・シセイドウ」だった日本人の母・斉藤桂子の長女として生まれた。2016年に日本国籍選択を宣言。
安藤百福(中華民国)
日本統治時代の台湾嘉義県出身。世界で初めて商業的に成功したインスタントラーメン「チキンラーメン」と、世界初のカップ麺「カップヌードル」を開発した。日清食品株式会社の創業者。妻安藤氏の名前に改名し、日本に帰化。
兼元謙任(韓国)
ウェブサービス「OKWave」の創業者。在日韓国人3世として名古屋市に生まれる(現在は日本に帰化)。
邱永漢(台湾)
婚外子として日本統治時代の台湾台南市に生まれる。株の名人で「金儲けの神様」と呼ばれた。また小説『香港』で第34回直木賞を受賞。外国人として最初の直木賞受賞者である。1980年、家族と共に日本国籍を取得。
ビル・トッテン(米国)
アメリカ合衆国出身。日米問題についての著書を精力的に執筆。その姿勢がアメリカ政府の嫌悪感を招き、ブラックリストに載せられたことから、2006年に日本国籍を取得。
孫正義(韓国)
ソフトバンクグループの創業者。在日韓国人実業家、安本(孫)三憲・(李)玉子の次男として佐賀県鳥栖市に出生。1990年をもって日本に帰化。
韓昌祐(韓国)
大手パチンコ店グループ・マルハンの創業者。韓国慶尚南道泗川郡三千浦で小作農をする家庭に生まれる。密航船に乗り込み、日本へ密入国。義兄からパチンコ事業を受け継ぎ、マルハンを最大手のパチンコ店へと成長させるまでに至った。2002年に日本へ帰化。
衛藤バタラ(インドネシア)
1979年にインドネシア北スマトラ州メダンに生まれる。インターンとしてイー・マーキュリー(現ミクシィ)に入り、日本最大のSNSへと成長させた。2007年に日本国籍を取得。衛藤は祖父の姓。
伊集院静(韓国)
日本の作家、作詞家。代表作に『機関車先生』山口県防府市を舞台とした自伝性の強い『海峡』三部作などがある。山口県防府市出身の在日韓国人2世。のち日本に帰化。
呉善花(韓国)
日本評論家、教員、言論家。済州島出身。1983年に留学生として来日。学校教育によって一時は反日主義に傾倒したが、来日した後にさまざまな葛藤を経て知日派になった。現在は日本に帰化。
荻野アンナ(アメリカ)
フランス文学者、小説家。アンナ・ガイヤールとして神奈川県横浜市中区に生まれ育つ。父はイタリア、スペイン、クロアチアなどの血を引くアメリカ人。母江見絹子は兵庫県明石市出身の画家で、岡本太郎らと交流した。小学生時代に日本へ帰化し、荻野姓となる。
金美齢(台湾)
日本統治時代の台湾の台北の裕福な家庭に生まれる。反政府活動家として政府のブラックリスト(黒名単)に掲載され、日本で事実上の亡命生活を余儀なくされた。2009年9月、日本へ帰化。
C・W・ニコル(イギリス)
ウェールズ生まれの日本の作家、ナチュラリスト。。1995年に念願の日本への帰化を果たし、同時に英国籍とカナダ籍から除籍されたという。
小泉八雲(イギリス)
著名な日本・日本文化紹介者の一人であり、日本人にとっても祖国の文化を顧る際の重要なよすがとなっている。出生名はパトリック・ラフカディオ・ハーン。1896年に日本国籍を取得して「小泉八雲」と名乗る。(出雲国にかかる枕詞の「八雲立つ」に因むとされる。)
石平(中国)
中華人民共和国四川省生まれの漢族系中国人。2007年に日本に帰化。主に日中の政治・経済・外交問題について論じている。
立原正秋(韓国)
朝鮮慶尚北道(現在の韓国慶尚北道)安東郡生れ。1947年より米本文代と結婚したことを受け、日本へ帰化。相手方の姓をとって、米本正秋となる。「白い罌粟」で第55回直木賞を受賞。大人の愛を描いた小説に人気がある。
古歩道ベンジャミン(カナダ)
外交官の家庭に生まれ、若くして来日。日本の国内メディアでは殆どタブーとされているようなテーマに度々言及し、それを正面から問題提起するスタンスで多数の書籍を発表している。2009年に日本国籍を取得し帰化した。
陳舜臣(中国)
推理小説、歴史小説作家。日本における「中国歴史小説」ジャンルを確立して、多くの読者を持っている。本籍は台湾台北だったが、1973年に中華人民共和国の国籍を取得し、その後、天安門事件への批判を機に、日本国籍を取得。