名作から迷作まで!スーパーファミコンのRPGまとめ【ウィザードリィ ストーリーオブリルガミン他】

ここではスーパーファミコンの有名なRPGをまとめた。知名度の高い名作、メジャーとは言えない佳作、ある意味で有名な迷作まで幅広く掲載している。人気RPGシリーズ『ファイアーエムブレム』や、『ファイナルファンタジー』などの初期作品もある。

■クロノ・トリガー

鳥山明、堀井雄二、坂口博信によって生み出され、SFC最高のRPGと評価される事も多いRPG。
グラフィック、音楽、シナリオどれを取っても当時の最高レベルとなっている。
クリア後にクリアデータを引き継いで2周目が出来るという要素も当時はまだ珍しく、話題となった。

難易度が低いので、難しいゲームをやりたいという人には物足りないかもしれないが、プレイして損はしないはず。

■ファイナルファンタジー4

出典: dengekionline.com

ドラマチックな展開、綺麗なグラフィックなどが話題となったファイナルファンタジー4作目。
ここから暫くの間シリーズ定番となったリアルタイムで進む戦闘システムはここから始まる。

メインストーリーとは関係の無いサブイベントなども多く、やり応えがある名作。

■ファイナルファンタジー5

ファイナルファンタジー3にあったジョブシステムを更にブラッシュアップした自由度の高くなったジョブシステムが特に評価される作品。
クリアとは直接関係の無いサブイベントは相変わらず豊富で、隠し要素探しも楽しい。
シリーズの人気キャラの一人、ギルガメッシュの初出ゲームとしても有名。

■ファイナルファンタジー6

出典: dengekionline.com

極限まで描き込まれたドット絵、各キャラクターの掘り下げなどが評価されるシリーズ6作目。
魔石と呼ばれるアイテムを装備し、キャラクターの育成をある程度自由にカスタマイズできるシステムも面白い。

機械やビルなど現実に近い文明が多く、ファンタジー色が若干薄れてしまっている点で賛否両論分かれる。

■ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト

出典: www.geocities.jp

ファイナルファンタジーと名がついているが、アイテムや魔法などの名称に名残があるだけで、システムはかなり異なるシリーズの番外編的なゲーム。

シナリオやキャラクターのノリは全体的に軽目となっているので、重厚でシリアスなストーリーばかりに疲れてしまった時には良いかもしれない。

■ロマンシング・サガ

出典: blog.livedoor.jp

最終到達点は一緒でも、そこにたどり着くまでの道のりは自由となるフリーシナリオシステムで有名なRPG。
ゲームボーイのサガシリーズとはほとんど関連性が無いので、この作品からプレイしても問題ない。
武器の回数制限、レベル制でないキャラクターの成長、終盤の極端な難易度上昇などの理由で敷居は高い。

■ロマンシング・サガ2

前作とは違って主人公は選択できないが、次々と主人公が交代していく。
ファンの多いフリーシナリオシステムは今作でも健在で、自由に歴史を作っていくのが面白い。

サガシリーズでは珍しく、戦い続ける事で必ずパワーアップできるというシステムを採用している。
しかし、技の習得に関しては運要素があり、狙った技が手に入るかどうかは運次第。

終盤の難易度上昇は前作から更に激化。
最強装備でも一撃で死亡という場面も多い。

名作には間違いないが、その点よく理解した上でプレイして欲しい。

■ロマンシング・サガ3

出典: blog.goo.ne.jp

SFC後期の作品だけあって、まず目に付くのは美しいドット絵。
背景も敵キャラも本当に凄い量の描き込まれている。
主人公は1の様に選択式になった。
フリーシナリオシステムは相変わらずだが、選択の幅が若干狭まった。
その為自由度は多少犠牲になったが、難易度は前作から若干マイルドになっている。
連携技や連携術が豊富で今作はシナリオ面よりも戦闘面で楽しめる作品となっている。

■聖剣伝説2

出典: www.nintendo.co.jp

ゲームボーイのARPG「聖剣伝説」の続編。
世界観は似ているが、前作との繋がりはほとんど無い。

ARPGと言っても敵の攻撃は避け難く、アクション性が薄いので賛否が分かれる。
音楽やグラフィック、シナリオなどは素晴らしい出来。

バグが多いことでも有名。
有利なバグから進行不能になるバグまで非常に多い。

■聖剣伝説3

出典: www.momiten.com

主人公+残り二人のメンバーを自由に選択でき、主人公によって一部のシナリオやラストボスが変化するというのが珍しい。

極限まで描き込まれたグラフィックや音楽の評価は非常に高いが、相変わらず避けられない攻撃が多いのが難点。

■ライブ・ア・ライブ

出典: blog.goo.ne.jp

それぞれ時代やシステムの異なる複数のシナリオをクリアし、最終的に一つのシナリオに繋がるという珍しい形式のRPG。

それぞれのシナリオのキャラクターを有名漫画家かデザインした事も当時話題となった。

■バハムートラグーン

竜を育て、上手に操りながら戦うのが面白いSRPG。
SFC後期のスクウェアの例に漏れず、芸術レベルまで描き込まれたグラフィックも見所。

しかしシナリオに関しての批判が多く、ネット上などで未だにネタにされ続けている。

magic3154
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@magic3154

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