福山雅治の入浴スタイルが独特！石鹸もボディソープも使わない理由と入浴方法を紹介【美を保つ秘訣】

入浴時にせっけんを使わない福山雅治

福山雅治は入浴時にボディシャンプーや石鹸を使用しないのだそう。
彼自身が乾燥肌に悩んでおり、「何かを使ってゴシゴシこするのは肌を傷つけるだけで、人間には自分で身体を綺麗にする機能が備わっているんですよ」と発言。
「デリケートゾーンもお湯だけですか？」という質問に対しては、「デリケートゾーンもです。もし福山のデリケートゾーンが臭いという方はメールください」と冗談を交えて返答した。

お肌をきれいにする美肌菌

人間の肌表面には、保湿成分を作り出して弱酸性に保ち、バイキンなどを寄せ付けないように肌を守ってくれる常在菌がいる。
石鹸を使うと肌を守っている必要な皮脂も落とされてしまう事があるので、肌を守るために皮脂が過剰に出てくるように。石鹸などを使いすぎると、逆にベタベタの肌になってしまうというわけだ。
この常在菌は別名「美肌菌」と呼ばれていて、健康で潤った肌ほど多く存在する。常在菌は皮脂をエサにしているので、毎日、過剰に洗いすぎるとエサが少なくなって繁殖する事ができず、乾燥肌になったり、バイキンが繁殖しやすい肌になってしまうのだそう。

洗いすぎはかえって肌にダメージを与える

多くの男性が行っている、ごしごし洗う、洗顔で何回も洗うというのは、かえってニキビや肌トラブルの原因となる。

福山雅治のお風呂の入り方とは

以前、『笑っていいとも！』のテレホンショッキングに出演した福山は、トークの中でタモリ式入浴法を実践している事を公表した。「福山さんと言えばものすごい美肌ですがその秘訣はなんですか？」と聞かれると、「石鹸等をなるべく使わずお湯だけでハンドウォッシュするんですね」と答えていた。

福山が実践するタモリ式入浴法

タモリ式入浴法は人気テレビ番組『笑っていいとも増刊号』でタモリさんが話していたもの。石鹸やシャンプーなどを使用せずに入浴する方法で、その理由を以下のように説明している。

・湯船に10分も浸かれば汚れの80％は落ちる
・石鹸でゴシゴシ洗うと皮脂を落としすぎてしまい、かえってベタベタした汗が出る
・肌はこすらずに撫でるようにお湯で洗うだけで十分

タモリ式入浴法は湯船にゆっくりと浸かっていれば自然に汚れが落ちるので、石鹸を使う必要はないというもの。

また、頭髪についても同様である。

・脂を洗い落とすと、アンドロゲンという男性ホルモンを分泌する
・アンドロゲンは額の毛根の転換酵素によって薄毛ホルモンになる

毛根に詰まった脂はバイ菌や毛ジラミから守ってくれるため、シャンプーなどは使用しないのだそう。

実は医者もすすめている方法だった

東京医科歯科大学・藤田紘一郎名誉教授

東京医科歯科大学・藤田紘一郎名誉教授は「私は20年も前から、そう主張している。全くもって、その通り」「皮膚の表面には、10種類程度の常在菌がいて、酸性の膜を作っている。いわば、それは皮膚を守るバリアーなのだが、石けんで洗うことで常在菌の9割が取れてしまう。若い人でも、常在菌が元に戻るまで12時間かかる。ゴシゴシ洗うことは皮膚にとってはとても危険だ」とコメントした。

愛知県安城市・いそべクリニックの磯邉善成院長

愛知県安城市・いそべクリニックの磯邉善成院長も、「もともと、日本人には全身をゴシゴシと洗う習慣はなかった。それが、高度経済成長を経て、過剰に洗うようになった。アトピー性皮膚炎が急増した時期と一致する」「皮膚の常在菌は、長い時間をかけて育てられた、皮膚を守るための共生システム。それを壊していいはずがない」とコメントしている。

クリニック宇津木流・宇津木龍一院長