「神撃のバハムート」の元ネタとなった神話・伝承まとめ

オーディンのしもべ「フギン・フニン」

オーディンに付き添う一対のワタリガラス。
フギンは「思考」を、ムニンは「記憶」を意味する。
オーディンへ様々な情報を伝える為、世界中を飛び回っている。

オーディンのしもべ「ゲリ・フレキ」

オーディンに付き添う一対の狼。
ヴァルハラにいる時、オーディンは自分の食物をこの狼たちに与え、自分は葡萄酒のみを飲んでいる。

オーディンの軍馬「スレイプニル」

オーディンが騎乗する8本脚の軍馬。
ロキの息子で、オーディンに献上された。
非常に速く走ることができ、空を飛ぶこともできる。

オーディンに騙された娘「グンロズ」

「飲めば詩人や学者になり、あらゆる情報を物語ることができる」という超レアなお酒の見張りをしていたところ、それを飲みたいオーディンが美青年に化けて訪れ、彼女を口説き、3夜を共にした。

オーディンに乗せられたグンロズはお酒を三口だけ飲むことを許すが、オーディンはお酒を飲みほしたあと、逃げてしまった。

グンロズちゃんカードは怖いと評判。

トリックスター「ロキ」

悪戯好きの神で、オーディンの義兄弟。神々の敵である巨人の血をひいている。子供にフェンリル、ヨルムンガンド、ヘル、スレイプニルなどがいる。

アース神族の王国「アースガルズ」にいつもやっかい事を持ち込み、ひっかきまわす。

ロキの息子「フェンリル」

ロキと女巨人アングルボザの息子で、ヨルムンガンドとヘルの兄にあたる、狼の姿をした巨大な怪物。

神々に災いをもたらすと予言され、ラグナロクでは最高神オーディンと対峙して彼を飲み込んだ。

フェンリルの子「スコル」

魔狼フェンリルと鉄の森の女巨人との間の子で、常に太陽（ソール）を追いかけている。この狼が太陽を捕らえると日蝕が起こる。

フェンリルの子「ハティ」

月（マーニ）を絶えず追いかけていて、この狼が月を捕らえると、月蝕が起こる。

ロキの息子「ヨルムンガンド」

ロキと巨人アングルボザの2番目の子供。兄にフェンリル、妹にヘルがいる。

毒蛇の怪物で、オーディンによって海に捨てられたが、そのまま水の底で巨大な姿に成長した。

最後はトールと戦い、相打ちとなった。

ロキの娘「ヘル」

ロキと巨人アングルボザの娘で、フェンリル、ヨルムンガンドの妹にあたる。

オーディンによって「ニヴルヘイム」へ追放され、死者の国「ヘルヘイム」を支配する役目を与えられた。死者を生者に戻すことができる。