魔界戦記ディスガイア5(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『魔界戦記ディスガイア5』とは、日本一ソフトウェアの開発によるシミュレーションRPG『ディスガイアシリーズ』の第5作目。PlayStation 4専用のゲームとして発売された。舞台は魔界。テーマは「魔王集結、復讐と反逆」。全魔界消滅を目論む魔帝ヴォイドダーク率いるロスト軍を阻止すべく主人公「キリア」と5人がそれぞれの復讐のために力を合わせ魔界を救う。今作の魅力はプレイの快適さ。過去作をプレイしたことがある人や初めてプレイする人にも遊びやすい作品となっている。

ディスガイアでは物語に関わる「固有キャラクター」、物語には関わらない「汎用キャラクター」が存在する。また、その中でも人型を「人間型キャラクター」、魔物型を「魔物型キャラクター」に分かれる。

戦闘システム

戦闘エリアでの移動

戦闘エリアでの移動は全てマス目状での移動となっている。

行動登録

ディスガイアシリーズ共通の仕様として、キャラクターの行動指令で「攻撃」を指示してもすぐには攻撃を行わない。キャラクターへの攻撃指示は「行動登録」として記録され、総合メニューで「攻撃」を指示することで、行動登録を行った順に攻撃を行う。これは最大4人までの隣接した味方ユニットによる「連携」と、敵勢力に対する攻撃回数によって攻撃力が上がる「コンボ」を処理するためである。

連携

隣接する敵を攻撃する場合、自分に隣接している味方が参加してくることがある。 これを「連携」と呼び、最大で3人の味方が参加し、連携する確率は攻撃時に画面上部に表示される。

コンボ

同じ敵を連続で攻撃することで与えるダメージをアップさせるシステムで、ダメージがアップするのは直接攻撃のみ(特殊はアップしない)。同じ敵を連続で行動対象にするとコンボが発生。

持ち上げる

キャラクター、敵味方、オブジェクト問わず持ち上げることが可能。持ち上げることにより味方の移動範囲を大きくしたり、敵を味方から遠ざけることができ、戦術の幅が広がる。

魔物型ユニットの投げ

今作から魔物型ユニットには「持ち上げる」のコマンドが無く、代わりに「魔物投げ」という、持ち上げ直後に投げる位置を指定して投げる動作になっており、魔物型はユニットを持ち上げ続けることができない。投げの目的地を魔物型に指定するとそのユニットは指定されたユニットが向いている方向へ投げられた距離と同じ距離だけ投げられたユニットをレシーブする。レシーブを行った(ユニットを投げ渡された)ユニットは行動を終了しない。これを使えばユニットの移動距離を格段に伸ばすことができる。ちなみに、プリニーは魔物投げを行うと爆発する。

リベンジモード

各ユニットのにカーソルを合わせた際に出るパラメータの左端にはリベンジゲージというパラメータが存在する。これは自分や味方が攻撃を受けた時や味方が撃破された時、及び、リベンジモードの敵を撃破した時に溜まり、これが最大まで溜まるとリベンジモードとなり、ユニットに電流が流れるようなエフェクトがなされる。この状態のユニットはクリティカル率が100%・特殊技の使用SPが1に固定・被ダメージ25%軽減というメリットを受ける。リベンジモードの敵を倒すと「力のかけら」という、使用したキャラクターのパラメータを成長させるアイテムを入手できる。

魔奥義

セラフィーヌや、各面のボスなど魔王クラスのキャラクターだけがリベンジーモード中にだけ使える特殊能力。その性能はキャラクターごとに異なる。

魔界効果

地形効果のことでジオエフェクトとは別に存在する。地形ダメージやオブジェクト・アイテム生成、特定のコマンドがプレイヤーの思うように使えなくなるなどステージによって様々である。
ジオエフェクトとは色付の床(ジオパネル)と三角のオブジェ(ジオシンボル)の組み合わせによって得られる地形効果の総称で、 ジオパネルは最大「赤緑青黄紫水」の6色、ジオシンボルは最大「赤緑青黄紫」の5色と「消滅」の計6種存在。

魔チェンジ

魔物型ユニットは魔チェンジによって武器に変化することができ、それを重ね掛けして武器を巨大化することができる「ダブル魔チェンジ」が行える。

捕獲

敵ユニットを捕虜として捕獲することができる。捕獲は戦闘終了時に敵ユニットが投降することがある他に、捕獲部隊が使える「捕獲」コマンドでHPが減った敵を捕獲できることがある。

kidd05051
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@kidd05051

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