さらい屋 五葉（漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ
『さらい屋 五葉』とは『月刊IKKI』（小学館刊）で連載されていた時代劇漫画、およびそれを原作としたテレビアニメである。時は江戸時代、藩主から暇を出され江戸にやってきた侍・秋津政之助は、誘拐組織「五葉」の頭である弥一の用心棒をすることになった。渋々、弥一の仕事を手伝う政之助だったが、この出会いをきっかけに人として成長していくのである。『ふたがしら』や『ACCA13区監察課』など人気作品を生み出してきたオノ・ナツメが描く、かどわかしを生業にした個性豊かな登場人物たちの時代劇エンターテインメントだ。
誠之進（せいのしん）
CV：根本圭子
旗本の三枝家に養子として引き取られた少年。弥一と同一人物。
肩に楓の形の火傷の痕がある。三枝家の使用人、”彌一”に唯一心を許していたが、誘拐させたのが”彌一”だと知り涙を流す場面も。誘拐されたのち、盗賊一味「白楽」にいたが、「弥一」の名前を借り自らも「五葉」を作った。
仁（じん）
CV：西凜太朗
弥一が白楽にいた頃の兄貴分。右頬に刀傷があり、養子だった弥一（誠之進）を誘拐した犯人だったが殺すことはせず仲間に引き入れた。盗賊として役人に捕まり島流しにされたが、その後江戸に戻ってきた際、裏切り者の弥一を追っていた。
紋次
CV：倉富亮
弥一が白楽にいた頃の兄貴分であり、仁の弟分。仁と同じく島流しにされており、江戸に戻ってきた時は、弥一に裏切りの是非を問いただしていた。
竜
仁の弟分。「壱師」の並び頭だとは知らずに仏の宗次を襲撃。仁が弁蔵と宗次を説得し、指一本という話だったが、誠之進によって首を切り落とされてしまった。
その他
お絹
CV：高梁碧
梅造の娘で、居酒屋の看板娘。「五葉」の仕事内容は知っており、梅造に溺愛されている。旗本の家に奉公に出ていたことがあったが、次男に悪戯されそうになり袖にした（冷たくした）ことで暇を出された。そのことに梅造が怒り心頭、弥一や松吉の力を借り、次男を誘拐し身代金をいただいたことで復讐した。
八木平左衛門
CV：木下浩之
江戸北町奉行所の筆頭与力（代表）。身分を隠して町を歩いていることが多く、政之助と出くわすことも多々。かつて、隣屋敷の三枝家の下働きをしていた「弥一」という男と親友だったが、井戸に落ちて亡くしている。弥一が三枝誠之進だということに気づいており、かつての親友の名前を名乗っていることも知っている。
姐さん
CV：高乃麗
弥一が用心棒として居候している桂屋の女将で「姐さん」と呼ばれている。白楽にいた弥一を助けたことで桂屋に身を置かせている。
銀太
「五葉」に仲間入りを志願した青年。アニメでは未登場。
立花伊蔵
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目次 - Contents
- 『さらい屋 五葉』の概要
- 『さらい屋 五葉』のあらすじ・ストーリー
- 政之助と弥一の出会い
- 弥一の幼少期
- 過去の確執
- 弥一の過去
- 弥一の過去・決着
- 『さらい屋 五葉』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 秋津政之助（あきつ せいのすけ）
- 弥一（やいち）
- 『五葉』一味
- おたけ
- 梅造（うめぞう）
- 松吉（まつきち）
- 壱師の元メンバー
- ご隠居／仏の宗次（ほとけのそうじ）
- 弁蔵（べんぞう）
- 仙吉（せんきち）
- 伝七（でんしち）
- 白楽の元メンバー
- 九平
- 誠之進（せいのしん）
- 仁（じん）
- 紋次
- 竜
- その他
- お絹
- 八木平左衛門
- 姐さん
- 銀太
- 立花伊蔵
- 秋津文之助
- 秋津幸
- 彌一（やいち）
- 徳次郎
- 菊屋の主人
- 『さらい屋 五葉』の用語
- 五葉（ごよう）
- 白楽（ばくろ）
- 壱師（いちし）
- 『さらい屋 五葉』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 弥一「腹が減ってりゃなんだってうまいぜ」
- 弥一「笑おうとすりゃいくらでも笑えるもんだぜ？」
- 政之助「腹が減っていればなんだってうまいでござる」
- 『さらい屋 五葉』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- アニメと原作漫画では結末が違う
- 飯テロシーンが多い
- 『ふたがしら』との関係
- 『さらい屋 五葉』の主題歌・挿入歌
- OP（オープニング）：immi「Sign of Love」
- ED（エンディング）：Rake「all I need is...」