咲-Saki-(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『咲-Saki-』とはスクエア・エニックスの『ヤングガンガン』で連載されている小林立による麻雀漫画である。麻雀に青春を捧げる少女たちの熱い思いや人間関係、丁寧に描かれる対局の様子が魅力であり、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破。多くのスピンオフ作品が描かれ、アニメ作品にもなっている。舞台となるのは麻雀が広く浸透した世界。主人公の宮永咲は原村和という美少女と出会って麻雀の楽しさを知る。そして麻雀を通してなら仲違いしている姉とも話せるかもしれないという思いから全国大会を目指すことになる。

CV:千葉千恵巳

団体戦の先鋒を務めた3年生。昨年の大会では神代小蒔に完封された。今年も九州赤山高校は永水女子高校に敗北しているが、藤原利仙が小蒔個人に勝てたかどうかは不明。

宮守女子高校

岩手代表の高校。全員が3年生。最初は白望と胡桃、塞の3人しかいなかったが、熊倉トシが豊音を連れて来て、そこに留学生のエイスリンも加わって団体戦に出場できる人数となった。

小瀬川白望(こせがわ しろみ)

CV:長妻樹里

先鋒を務める女の子。黒目の中に小さな光点がある瞳、上下に波打つ眉が特徴的。「ダルい」が口癖でいつも億劫そうな雰囲気を出している。長考した後は高い手になることが多く、恭子は「手を高くするために逡巡したというより迷ったら手が高くなったように見える」と分析していた。霞からはマヨヒガの子と称され、宮守の中では一番警戒されていた。インターハイ2回戦では先鋒戦の最多獲得点数を記録した。

エイスリン・ウィッシュアート(Aislinn Wishart)

CV:水野マリコ

次鋒を務めるニュージーランドからの留学生。片言の日本語しか話せず、持ち歩いているボードに絵を描いて意思を伝えることが多い。麻雀は宮守女子高校に来るまでやったことがなかったが、ある日白望に誘われて部室に赴き、そのまま麻雀部に加入した。自分の理想の牌譜を卓上に描く能力を持つが、インターハイ2回戦ではまこの不可解なあがりに対応できずに逆転を許した。

鹿倉胡桃(かくら くるみ)

CV:豊田萌絵

小柄な中堅。対局中のマナーに厳しく、インターハイ2回戦で対戦した洋榎にはかなり口うるさく注意した。毒舌家でもあり、久の調子が上がってダイナミックなツモを見せた時には、口には出していないが内心で「潰す」と不穏なことを考えていた。麻雀ではリーチをせず相手に聴牌気配を悟らせないスタイル。

臼沢塞(うすざわ さえ)

CV:佐藤利奈

副将を務める部長。ツッコミ気質で苦労人な面が見られ、作中でも白望や小蒔相手にツッコミを入れている。対局中にのみ、モノクルを装着する。このモノクルは元々熊倉トシの物で、能力を増幅する力がある模様。見つめた相手の能力を塞ぐという能力を持ち、インターハイの2回戦ではこの能力で初美の手を潰し続けた。この能力は体力や精神力を消耗するようで、後半戦では疲弊した姿を見せていた。

姉帯豊音(あねたい とよね)

CV:内田真礼

大将を務める。身長が197センチもあり、同じく高身長の井上純を驚かせていた。相手が強いほど楽しくなるタイプで、作中では咲がカンを利用してあがる場面で嬉しそうな表情を見せている。涙もろくミーハーな部分もあり、インターハイ2回戦で敗退した後は涙を流しつつ咲や霞、恭子からサインをもらっていた。また咲や霞を通して和や小蒔のサインももらっている。

故郷でのあだ名は背向(そがい)のトヨネ。歴注の六曜に関する能力を持っており、インターハイでは先制リーチをした相手を追いかける「先負」と、4副露して裸単騎であがる「友引」を披露した。回想の中ではチームメイト相手に「赤口」という能力を見せたと思われる場面もある。

熊倉トシ(くまくら とし)

CV:茂呂田かおる
演:長野里美

宮守女子高校の監督。メンバーが2年生の時に教師として赴任。豊音を宮守女子高校へ編入させるなど団体戦に向けて尽力した。麻雀の実力は高く、回想では白望、胡桃、塞を同時に飛ばしていた。何らかの大会の日本代表メンバーを選考するような立場にあるらしく、作中では藤田プロから甲信越のデータを受け取っている。またその際は「宮永姉妹と荒川憩がキーになりそう」と発言している。

宇夫方葵(うぶかた あおい)

画像右側が宇夫方葵。

白望の回想に登場する生徒。白望を食堂に誘う。「今日もだめかー」というセリフを見るに、断られても何度も誘っている模様。

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